概要
クワガタの姿をしたキャラクターで、カービィに向かって体当たりしようとする。そして、体当たりした後、大顎でカービィを捕まえてプロレス技を仕掛けてくる。
他にはテントウムシを呼び出して飛ばしてくる攻撃やジャンプして落下してくる攻撃もある。羽があるため、ある程度の飛行も可能。
『夢の泉デラックス』の頃までは目を見開いているデザインで表情変化がほとんどなかったが、『ウルトラスーパーデラックス(USDX)』以降はこちらを睨みつけるようなデザインになり、攻撃を透かして壁にぶつかったり撃破された際には目を×印にするなど表情が豊かになっている。
もともと素早い攻撃が得意であり、動きも読みにくい。強化版に至っては、能力との相性次第では中ボスながら下手なボス敵よりも厄介になりうる。弱点は曲線的な動きが苦手なことだが、すっぴんの場合はそれ以前にテントウムシを迎撃に使う必要がある都合上、敵の間合いに飛び込むことを余儀なくされやすい。
2体1組で登場するツインバグジーは、中ボスでありながらその強さがモードによっては全体の中でも上位に位置することまである。下手なボスよりよほどダメージを受けやすく、予備動作が短いうえに攻撃動作が鋭く速い。特にボス連戦系のモードに出てこられた時は中ボスと嘗めてかからないことを勧める。
『夢の泉の物語』『夢の泉デラックス』では「バックドロップ」をコピーすることができ、『SDX』『USDX』『スターアライズ』では「スープレックス」がコピーできる。
ヘルパーとして
『SDX』『USDX』『スターアライズ』ではヘルパー、フレンズヘルパーとしても登場する。
「スープレックス」をコピーしたカービィ同様、投げ技がメインとなっている。
元が中ボスなので、他のヘルパーに比べて体が大きいのが特徴。喰らい判定が大きいが、体力は多めなのでそんなに気にならない。また、体は大きいが、羽があるためかジャンプは軽い。
『SDX』では細い通路が通れなかったが、『USDX』では通れるようになった。
『スターアライズ』では空中での移動がホバリングではなく羽を使って飛ぶ(「ビートル」のホバーウィングに近く、攻撃判定もある)ようになった。また、「スープレックス」と共にデザインも少し変更され、チャンピオンベルトのようなものを身につけるようになった。
「星のバグジー」のポーズ画面の説明文によるとかつての「こん虫キング」だったが、最近は若いヤツにその座を奪われていたため、その座をもう一度取り戻すため旅に出たとのこと。
『(U)SDX』「てっぽう水ラリアット」や水中攻撃を使用した際は、大顎がカブトムシのような角になる。
『スターアライズ』ではクワガタの大顎で攻撃をする。謎解きギミックに役立つブンナゲフレンズを使用可能な能力の一つなので、倒した際はとりあえず仲間にしておくといいだろう。
他媒体におけるバグジー
漫画版
1巻収録「時代劇大好きデデデ大王、黄門さまになる!?」の回では悪代官として登場。過去のデザインであるため、角の奥に鼻や口がある今にして見ると結構奇妙なデザインになっている。
8巻収録「カービィの一日おまわりさん!?」の回では警察官として登場。警察をやってみたいとカービィに頼まれて彼に警察を任せたものの、その日に限って事件が立て続けに起こったせいで、カービィがドジを踏んで事態を悪化させた事でメチャメチャになったプププランドを見て唖然とした。
アニメ版
CV:長嶝高士
ゲーム版とは異なり、剣技を得意としているが、左手には剣ではなく金属製の棍棒を持っている。
第3話で、メタナイト卿との戦いで満足に剣も使えなかったカービィを倒すためにデデデ大王が呼び出した。
カービィは、バグジーの剣を吸い込んで「ソード」をコピーし、カービィが放ったソードビームによって倒されてしまった。
ちなみに、『ソード』のコピーはこの回が初登場である。
このような配役になったのはメタ的な事情としては、当時ギガントエッジが居なかった説、アニカビ製作時に『星のカービィ2』のブレイドの存在をすっかり忘れていた説、ブレイドナイト(アニメ化前の名前はブレードナイト)との混同を避ける為に『2』のブレイドを登場させなかった説が有力視されている。
小説版
「カービィカフェは大騒ぎ!?の巻」に登場。ビートリーやヘルメホーンを引き連れていた。
余談
2021年現在、ゲーム作品において昆虫系中ボスのヘルメホーンや、ソード系中ボスのギガントエッジとの共演は未だに実現していない。(ヘルメホーンは先述の通り小説版にて先に共演している。)
関連イラスト
関連タグ
星のカービィ 中ボス バックドロップカービィ スープレックスカービィ
ビートリー ヘルメホーン