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小説版星のカービィ

しょうせつばんほしのかーびぃ

角川つばさ文庫から発売されている「星のカービィ」を原作とした子供向け小説。
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概要

あくびが出るほど平和なプププランドで起こる事件を、
カービィワドルディデデデ大王メタナイトたちが解決するよ。
つばさ文庫でしか読めないオリジナルストーリーや、
大人気ゲームの小説版、
メタナイトが主人公の外伝などなど、
楽しいお話がもりだくさん!
いろんなコピー能力で、ワクワクする大冒険に出発しよう!!
(角川つばさ文庫「星のカービィ」公式ホームページより)

登場キャラクターは上記の4人がレギュラーとなっている。
次点で登場が多いのはコックカワサキメタナイツバル艦長など。
主人公のカービィは流暢に喋り、各キャラクターは小説版ならではの性格が描かれている。
また、角川つばさ文庫のホームページ内では各巻の試し読みができる。



角川つばさ文庫「星のカービィ」公式ホームページ

作風

カービィをはじめとする原作キャラはもちろん、本作のみのオリジナルキャラも登場する。
近年の作品を除けばオリジナルストーリー色が強かったものの、最近では原作のストーリーにかなり沿った進行が見られる。
また原作では描かれていなかった場面や独自の解釈・設定、キャラたちの意外な一面など原作をプレイしたファンも楽しめる内容になっている。

建前では対象年齢が低く設定されている本シリーズだが、主人公のカービィはほとんどの場面においてその食欲で周囲をこれでもかと振り回す。
脇役の描写も意外なほどえげつなく、ゲーム版とアニメ版を足して2で割ったような性格と扱いのデデデ大王のほか、原作以上に報われないタランザ、救いようのない所まで一線を越えたマホロア、意図的に無慈悲な暴力を浴びていることが明確に判る三魔官、一度たかが外れると狂戦士と化すメタナイトといった強烈な面々が登場。しかし、それ以上に物語のキーマンとなるオリジナルキャラの大半が、マホロア以上に自己中極まりない外道であることが多く、その悪行等はあまりにも卑劣かつ残忍であり精神的に来る部分もある。

したがって楽しい展開目白押しなプププランドを一歩出れば、ほのぼのダークな展開も数多く、犯罪・裏社会・戦争などといった重いテーマがよく読み解いていくことによって理解できる絶妙な描写で読者へとぶつけられる。それでもなお、全体を通して「楽しい作品」であることもまた間違いないだろう。すなわち黒い任天堂の方向性が丁寧に表現されたシリーズである。
子供向け小説だからと嘗めてかかった読者を色々な意味で沼に落としており、ついたあだ名が闇のつばさ文庫

作品一覧とあらすじ

タイトルは全て「星のカービィ ○○」で統一されているため、ここでは星のカービィの部分は省略することとする

  • あぶないグルメ屋敷!?の巻
    • 記念すべき第1作。プププランドに引っ越してきた貴婦人、パフェスキー夫人の誕生日パーティでは大量の食事が出るという。それを聞いたカービィとデデデ大王はなんとしても出席しようと考え始める。
    • 第1作目だからというのもあるのか、メインキャラの小説版独特のキャラ付けが特に強く、バトルシーンもあまり多くない。また、第1作目からまさかの女装ネタが披露され、ファンを驚かせた。

  • くらやみ森で大さわぎ!の巻
    • 2作目。ある日、デデデ大王がコックカワサキのレストランで大食いしていると、カエルの3人組、ケロッタ一味に「カービィ」と呼ばれ、宇宙一美味しいフルーツの収穫を手伝うように頼まれる。間違えられたことを不満に思いながらも、宇宙一美味しいフルーツという言葉とコックカワサキの言葉によりすっかり乗り気になってしまう。しかし、ケロッタ一味が目指していた「くらやみ森」は非常に危険な場所だった…
    • この作品から、原作側の最新作の要素が取り入れられるようになった。

  • 大盗賊ドロッチェ団あらわる!の巻
    • 3作目。ワドルディと遊んでいて神殿に迷い込んだカービィはその奥で巨大な鳥、アクティブレイドと出会う。彼女は、彼女の卵を狙う泥棒ドロッチェ団との戦いの中で怪我をしてしまっていた。カービィとワドルディはその治療のために故郷へ帰るアクティブレイドの代わりに卵を守ることになった。
    • 小説オリジナルストーリーではあるが、多くの原作を彷彿とさせる要素が取り入れられた作品。

  • メタナイトとあやつり姫
    • 4作目。メタナイトはかつて世話になったという、お菓子作りで有名なシフォン星の王、メレンゲール十三世の誕生日プレゼントをカワサキに注文するためにプププランドを訪れた。しかし、メタナイトはメレンゲールの娘、マローナ姫が行方不明になり、彼はそのショックで体調不良になったという事件を知ることになる。部下のナイトやカービィデデデワドルディと共にシフォン星へ向かったメタナイト。そこでメタナイトは因縁深い名前を聞くことになるのだった。
    • メタナイトを主人公に据えた外伝的作品。

  • プププランドで大レース!の巻
    • 5作目。全宇宙にネットワークを持つテレビ局「コメットテレビ」のプロデューサーを名乗るキザリオが、プププランドを舞台にしたレース番組を企画した。何でも優勝者にはなんでも好きなものが与えられるという。しかし、そのテレビ番組の企画は行き当たりばったりで、レース中のキザリオの態度もおかしく、何か裏があるようで…
    • カービィでテレビ局というワードで「チャンネルDDD」を思い出した人も多いだろう。レースではかのエアライドマシンが用いられる。

  • 大迷宮のトモダチを救え!の巻
    • 6作目。かつてカービィ達を散々な目に合わせたマホロアが、鏡の大迷宮に閉じ込められたトモダチを助けて欲しいとカービィ達に頼みに来る。マホロアはカービィとデデデの性格を利用して仲間につけ、怪しんだメタナイトとワドルディも合流。かくして鏡の大迷宮での大冒険が幕を開けた。
    • 初のオリジナルキャラクターが登場しない作品で、その分原作の要素が濃くなっている。舞台こそ鏡の大迷宮だが、『鏡の大迷宮』原作よりは『Wii』『TDX』『タチカビSR』をクリアしておくことを推奨する。

  • ロボボプラネットの大冒険!
    • 7作目。ポップスターは、数多くの強引な開発計画で悪名高いハルトマンワークスカンパニーに目をつけられ、自然も住民もキカイ化されてしまう。奇跡的に無事だったカービィとワドルディはポップスターを戻すために冒険に出発した。
    • 原作のストーリーをなぞる形をとった初の作品。タイトルの通り「星のカービィ ロボボプラネット」を基にしている。原作に登場しないポップスターの住人やオリジナルのカンパニー社員も登場する。

  • メタナイトと銀河最強の戦士
    • 8作目。戦艦ハルバードの見習い部下として雇われていたモーアが、海賊の襲撃の中で行方不明になってしまう。その後、メタナイトまで姿を消してしまい、バル艦長をはじめとした部下は慌てる。カービィやデデデ大王と話すうちにメタナイトの目的が見えてきたが、それはかの星一つ朝飯前に壊すという戦士、ギャラクティックナイトを復活させて戦うということだった。
    • メタナイトを主軸に置いた外伝2作目。ギャラクティックナイトはもちろんだが、メタナイトの部下達も大活躍するので彼らのファンは必見。

  • 結成!カービィハンターズZの巻
    • 9作目。プププランド中央図書館で本を読んでいたカービィは気がつくと、本の中の世界プププ王国に迷い込んでしまった。そこで出会ったのは色違いのカービィ達。不慣れなカービィを助けてくれた彼らと共に突如暴れ出した王国各地の暴れん坊を倒していく「カービィハンターズ」として戦いながら、元の世界に戻る方法を探すことになる。
    • 「みんなで!カービィハンターズZ」を基にした作品。原作では要所で入る短い文章で察せたストーリーを膨らませた形になっている。今回はいつも登場しているキャラも王国のよく似た別人という設定になっており、性格も少し異なる。また、ニンドリのインタビューで公開された裏設定も反映されている。

  • 決戦!バトルデラックス!!
    • 10作目。デデデ大王を「陛下」と呼び尊敬する天才発明家トロンの提案でデデデの名を知らしめるための武道大会「デデデグランプリ」の開催が決定。カービィは優勝賞品の「デラックス山もりケーキ」を求めてワドルディとタッグを組んで参戦。しかし、その対戦相手はトロンの発明品「カービィプリンター」でコピーされたカービィだった。
    • 「カービィ バトルデラックス!」を基にした作品。すでにアップデートが全て終わった後だったため、原作のストーリーでは登場しないミラーとスリープも登場。本作以降、カービィプリンターのテストで生み出されたワドルディの大量のコピーがデデデ大王の部下となる。

  • スターアライズ フレンズ大冒険!編
    • 11作目。ある日ポップスターに降り注いだ紫のハートは住民をおかしくしてしまう。その一方で同じく降り注いだピンクのハートの力を昼寝中に得たカービィはおかしくなった住民を戻しつつ、その住民と友情を芽生えさせる力を得た。おかしくなったデデデ大王が食べ物を集め出したのをきっかけにカービィの冒険は幕を開けるのだった。
    • 「星のカービィ スターアライズ」のジャマハルダ崩壊までのストーリーを描く。ロボプラの小説版の時に詰め込みすぎという意見があったのを踏まえてか、初の前後編構成。フレンズの一部設定は星の○○○○に基づいている。

  • スターアライズ 宇宙の大ピンチ!?編
    • 12作目。前回の戦いでカービィやプププランドの住民と友達になったジャハルビートがフラン・キッスに連れ去られてしまう。カービィはあてもなく宇宙空間に飛び出し、ジャハルビートの捜索を開始。一方その頃メタナイトは三魔官のさらなる企みを予感し、カービィへの連絡を試みていたのだが…
    • 「スタアラ」の「遥か、きらめきの勇者たち」から最終決戦までを描く。なお、前編にも言えることだが、当時はアップデート第3弾が未実装だったため、そこで判明した事実とは少々矛盾する部分もある。

  • 毛糸の世界で大事件!
    • 13作目。コックカワサキの店が閉まっていたためにお腹をすかせていたカービィは毛糸のトマトを吸い込んでしまう。するとその持ち主アミーボ・アモーレの怒りを買い、毛糸の世界に送り込まれてしまった。そこでフラッフと出会ったカービィは毛糸の世界がアミーボ・アモーレにバラバラにされたと聞いて、放って置けず、元に戻すためにフラッフと冒険に出発する。その頃、プププランドではアミーボ・アモーレの計画が徐々に進行していた…
    • 「毛糸のカービィ」及び「同プラス」の小説版。基本的にはプラスがベースだが、一部無印独自の設定も取り入れられている。原作同様コピー能力は登場しないが、メタモル能力とさいほう能力が登場する。

  • 虹の島々を救え!の巻
    • 14作目。雨降るプププランドに現れたのは虹の島々に住む友達、リック&カイン&クー。三人によると虹の島々に雨が降らなくなってしまい、生き物が苦しんでいるという。カービィはメタナイト達やデデデ大王、ワドルディ達と共に虹の島々に向かい、その原因を探ることになる。探索する中でピリカという女の子と出会ったカービィ達は彼女の話を聞いて雲の上に向かう。しかし、そこにいたカービィの友達グーイがなぜか襲いかかってきた!
    • 新作ゲームがコンスタントに出ていたのが落ち着いたため、久々のオリジナルストーリーとなった作品。陸海空トリオやグーイの登場で発売前から話題を呼び、試し読みが解禁されると、プロローグで登場したあるキャラがさらなる話題を呼ぶ。

  • スーパーカービィハンターズ大激闘!の巻
    • 15作目。ふしぎな鐘の音に呼びよせられて、プププ王国にもどってきたカービィ。再会したドクターから王国に再び魔物が襲撃し、じょうかまちが壊滅したことを知り、新たな脅威に立ち向かうべく魔物退治などの依頼をこなしながらハンマーとビームとも再会し、カービィハンターズZを再結成する。そして事件を解決していくうちにカービィたちの前に現れた魔物達を操っていた事件の黒幕であるアナザーナイトメアを一度は退けたものの…
    • 「スーパーカービィハンターズ」を基にした作品にして9作目の続編。そのため登場人物とは前作から引き続き面識がある形になっている。内容も原作を基にしているが、後半には小説版オリジナルの展開も存在する。

  • 夢幻の歯車を探せ!
    • 16作目。鉱山の街ダイヤモンド・タウンの飛行機乗りのカービィが、楽しくゆかいにくらしていたある日、鉱山で古代機械が見つかって、街は大さわぎになる。「ひかりのまち」の大富豪フーゴーは機械を動かすためには、街のどこかに封印された「歯車」を見つけなければならないらしく、見つけたら賞金を与えるという。カービィと友人のワドルディ、ライバルのデデデ社長、貴族のメタナイト、カフェ店長兼盗賊のドロッチェ、薬売りのマホロアは歯車探しの冒険に出る。しかしこの「歯車探し」には、とてつもない悪だくみがかくされていて…
    • エクストラ・アートワーク「夢幻の歯車」を基にした番外編。カービィハンターズの話と異なり、登場人物も含めていつものとは完全に別の世界での物語になっており、デデデは工場の社長だったりメタナイトが貴族だったりとキャラクターの設定も異なっている。

  • メタナイトと黄泉の騎士
    • 17作目。メタナイトの宝剣ギャラクシアがいつの間にか偽物にすり替えられ、時を同じくしてその犯人である変装の名人ベリルがギャラクシアを手にメタナイトに化けてプププランドを含む宇宙各地で悪の限りを尽くしていた。メタナイトはカービィとデデデ大王達と協力してベリルを追い詰めようとするも、逆に彼の卑劣な罠にはめられ意識不明の重体となってしまう。気がつくとメタナイトは死後の世界である「黄泉の国」で目覚め、そこで出会った喋る蝶々パピとともに元の世界に戻るためのヒントである「赤い蝶」を探す旅に出る。しかし、現世ではベリルがカービィたちをさらに陥れるために銀河最強の戦士が再び降臨しようとしていた…
    • メタナイトが主役の外伝3作目。黄泉の騎士ことバルフレイナイトについての考察のほか、主要人物のメタナイトが死後の世界に引きずり込まれるという緊張感漂う内容となっている。

  • カービィカフェは大さわぎ!?の巻
    • 18作目。ある日病み上がり後のデデデ大王はささいな理由でウィスピーウッズと喧嘩し、彼の果実が嫌いだとひねくれてしまう。そんななか、カービィがコックカワサキのお手伝いでウィスピーウッズの果実を用いた料理を出すカービィカフェを開いた。それを知ったデデデは負けじとデデデカフェを開き、どちらがすごいカフェか対決することになる。しかし、果実の提供者であるウィスピーウッズがある日病気になり実がなくなってしまい、カービィたちはその薬を探しにいくが突然ビートリーたちが襲いかかってきてきた!?
    • カービィカフェ」をモチーフにした作品であり、カービィカフェに登場した料理も出てくる。今作は珍しく大きな事件もオリジナルキャラもおらず、平和な内容となっている。

  • カービィファイターズ 宿命のライバルたち!!
    • 19作目。ある日流れ星が落ちてきた森を調べにいったデデデ大王とワドルディたちは、紫色の流れ星とその影響で大きくなったモモ、そして流れ星の落下した場所の地中から二つの美しくも不気味な仮面を発見する。流れ星の強い力の影響か皆が荒々しい気持ちになる中、デデデは別荘建設を変更して戦場の搭・バディファイターズタワーを作り、メタナイトとともにカービィに相棒と二人で挑んでこいと挑戦状を送りつける。カービィはパーティの招待状と勘違いしてバンダナワドルディとともに訪れるなか、デデデとメタナイトは搭の敵やしかけを生み出しながら勝ち進んでいくが、対戦相手のカービィもどきとは違う「黒いカービィ」も現れ…?
    • 「カービィファイターズ2」を基にした作品。タワーや仮面の経緯が小説オリジナルで描かれているほか、デデデとメタナイトが戦いを続けて絆を深めていく様子も見ることができる。

  • デデデ大王の脱走大作戦!
    • 20作目。山盛りのごちそうがふるまわれるお祭りに参加するため、砂の惑星ミノーレにやって来たデデデ大王とカービィたち。星の掟で7日間空腹に耐え続けていたある朝、祭りに出す食糧が全て盗まれるという事件が起こり、宿屋の店主にその犯人がデデデ大王だと濡れ衣を着せられワドルディともども捕まって牢屋に入れられてしまう。カービィは二人を助けるべくメタナイトに助けを求め調査を始めるなか、デデデ大王たちも同じく牢屋に入れられていた現地の少年アリーとともに脱走大作戦を決行、祭りのごちそうを取り戻し自身の無実を証明するために真犯人を見つけ出そうとする。
    • オリジナルストーリーにしてデデデ大王が初めて主役になった作品。事件の真相を探るとともに自称大王であるデデデを通じて「理想の王様」とは何かを考えさせる内容となっている。

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