概要
角川つばさ文庫の小説版『星のカービィ』第1巻「あぶないグルメ屋敷!?の巻」に登場するキャラクター。
メタナイトと共にパフェスキー夫人の誕生日パーティに現れた謎の長身の女性(?)で性格は寡黙。それでいて百人がかりで三日かかっても食べ切れないと言われるパーティメニューを、僅か三時間で食べきるほどの謎の胃袋の持ち主。
正体
上記の通りの豪華な食事が並ぶパーティに招待されなかった二人と、招待されたもののパートナーがいないことで出席できずに困っていたメタナイトの利害が一致し、さらにワドルディの思いつきで「二人を合体させて一人の人間に仕立てあげればいい」と提案したことでこの変装が生まれることとなった。
頭はカービィが、体はデデデ大王が担当している。
なお、女装することになったのは男女ペアのダンス(ワルツ)を踊る予定があったため。当然顔が割れているメタナイトが女装するわけにはいかないのでカービィ達がすることになった。
「デデビィ」の名前はパフェスキー夫人に名前を聞かれた際に咄嗟にメタナイトの口をついて出たもので元々決められてはいなかった。
なお、結局パーティではどうだったのかというと、上記の通り二人してメタナイトにご馳走をせがむだけせがんで、ダンスは練習こそしたものの上達しなかった上に本人達のやる気もないため踊れず、(二人に食事をさせるためにつきっきりになってしまったことで)「デデビィがメタナイトの恋人なのでは」というあらぬ噂でメタナイトのプライドを傷つけただけに終わってしまった。
なお、当人らはというとノリノリで女装を楽しんでいた。
ノベライズ一作目でありながらこの濃すぎるキャラの登場により、ファンを驚かせたとか。