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概要

2013年8月12日に角川つばさ文庫より発売された、ゲーム『星のカービィ』初のノベライズ作品。執筆は高瀬美恵、絵は苅野タウ・ぽとが担当している。


あらすじ

カービィたちが住むプププランドに、お金持ちのパフェスキー夫人が引っ越してきた。大きなお屋敷(やしき)に住む彼女は、たくさんのごちそうを用意して、自分のお誕生日会を開くという。それを聞いたカービィ、デデデ大王は、ごちそうを食べるため、なんとかそのパーティに出席しようと考えて……!? だけどそれは、プププランドの住民たちも巻き込む大事件のはじまりだった! ここでしか読めないオリジナルストーリー!!(角川つばさ文庫より転載)


登場人物

以下の内容は物語の核心的な部分には触れていませんが少しでもネタバレが嫌な人はブラウザバックしてください。




































オリジナル

最近プププランドに引っ越してきたという大金持ち。パーティーを開くため、コックを集め、有名人や友人に招待状を送っていた。デデデ大王が言うにはデデデ湖という場所に大きな屋敷を建てそこでパーティー会場を開くとのこと。パーティーの最中に黒い覆面を被った賊に連れさられてしまう。


カービィとデデデ大王が二人一役で女装した姿。名前は咄嗟にメタナイトが付けた。

元がカービィとデデデ大王なので、100人の客が3日かかっても食べきれないほどの料理を僅か3時間で全て食い尽くした。ダンスができるように練習はしたものの上達することはなかったのでダンスは踊らなかった。

変装してはいるものの、パフェスキー夫人が何者かに連れされたことを知ると変装を解いて元に戻った。

厨房を探す時はカービィとデデデ大王はすっかり息があっていたが、最後カービィがサプライズの料理を全て食べるとデデデ大王は怒り狂いカービィを追いかけ回した。


レギュラー陣

食いしん坊の主人公。吸いこんだ相手の能力をコピーして使うことができる。

本作の主人公。寝ていたところをワドルディに起こされ不機嫌になるも、ワドルディからパフェスキー夫人のパーティーのことを聞くと、お抱えシェフになって参加しようと料理を作るが、甘いものをとりあえず混ぜればいいという発想で「超豪華☆スイートスペシャルてんこもりカービィケーキ」を作り上げたが、見た目は料理とは思えない何かで、味に関しても試食したカービィ自身がひっくり返ってしまうほど。

メタナイトが招待状を持っており、パートナーを探していることを知るとデデデ大王と取り合いになり、ジャンケンで勝負するも吸い込みの体制に入ろうとしてた。ワドルディの案で二人一役をすることになり、最初は化粧を嫌がっていたが、化粧をした自分の姿を見て見惚れていた。

パーティー会場に行けなかったワドルディに対してもパーティーの料理を容器に詰めて持ち帰ることを言ったりと友達思い。


デデデ大王の部下で苦労人。カービィとは友達。

カービィにパーティーのことを伝えて、参加させるために料理を作ろうとしたが、上記の通りカービィが変な料理を作ってしまったがために諦めた。デデデ大王にカービィと仲良くしてるんじゃないかと疑われるもなんとか誤魔化せた。カービィとデデデ大王の二人一役をするのに、化粧をしたり、ドレスを仕立て直したりと器用。パーティ会場には行かずにデデデ城で留守番することになったが、事件が解決した後はカービィに連れられてパーティ会場に向かった。


自分勝手でわがままな、自称プププランドの王様。カービィをライバル視している。

パーティーの招待状が来なかったことに憤慨しており、カービィがパーティーに参加するために料理を作ろうとしていたのをバーニンレオに邪魔させた。カービィのことを常にライバル視しており、部下のワドルディがカービィと仲良くしていると知ると怒り狂って城を破壊するんじゃないかというくらいワドルディから恐れられている。メタナイトがパートナーを探していることを知るとカービィと争いになり、ジャンケンで決める時は後ろにハンマーを隠し持ってカービィを殴ろうとした。その後は二人一役をすることになり、デデデダンスというのを踊ったが、メタナイトからワルツを踊るように練習をしたものの成果は出なかった。


常に仮面をつけていて、すべてが謎につつまれた剣士。

パフェスキー夫人とは別のパーティーでたまたま知り合って、招待状が届けられた。パートナーがいないことに困っており、パーティーに行きたがってたカービィとデデデ大王をデデビィとして連れて行き、料理を運んで食べさせたが、周りの客からは「デデビィさんはメタナイトの恋人かもしれない」などと言われ、屈辱を味合わされた。

周りの小声でも聞き逃すことはなく、パフェスキー夫人が色々なシェフを集めたもののそれぞれの得意分野の料理が出ていないことから疑問を持ち…

戦艦ハルバードではなく飛行船で来てたが、戦艦ハルバードが登場するのはそれから3作後の作品である。


ゲスト陣

コックカワサキがパフェスキー夫人に雇われて店を閉めていることをワドルディに伝えた。コックカワサキの料理のファン。


パフェスキー夫人に雇われてパーティーで料理を振る舞っている…かと思いきや得意料理のステーキが出てないことにデデデ大王が気づく。事件が解決した後は、メタナイト、カービィ、デデデ大王に感謝の言葉を言ったが、デデデ大王は自分が最後に言われていたことに不満を感じ、言い直された。


デデデ大王がカービィの料理を作るのを邪魔させるために仕向けた。強いが、かなりの乱暴者。カービィのかまどを破壊し、ワドルディが持つ消化器をカービィにかけさせることで持ってるマッチも使えなくさせることで任務を完了させようとしたが、カービィに消化器がかかったことで油断し、カービィに吸い込まれてファイアをコピーされてしまった。


パフェスキー夫人を誘拐した一味の一人。夫人を何処に連れてったのかを聞かれても黙っていたが、デデデ大王に怒鳴られたことで場所を言ったが、メタナイトの飛行船に細工をしてエンジンを壊した。その後はカービィに吸い込まれ、ホイールとして利用された。


パフェスキー夫人を誘拐した一味の一人。吊り橋を切断して道を塞いだが、こちらもカービィに吸い込まれてカッターとして利用されてしまう。


パフェスキー夫人を誘拐した一味の一人。大声で叫んでいたが、誘拐したのには事情があると話しており…




















真相についてはパフェスキー夫人の記事を参照。


関連タグ

星のカービィ 小説版星のカービィ 角川つばさ文庫

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