概要
初登場は『スーパーデラックス』。
ただ歩いているだけであり、音符を飛ばす以外に攻撃らしい攻撃はしてこない。
基本的には、カービィにマイクをコピーさせるためにいるような敵。
『夢の泉の物語』では中ボスのMr.チクタクからしか入手できない能力だったマイクのハードルが大幅に下がった。プレイヤーにとってはちょっとボーナスだが、マイクを有効に使えるところにいてくれるとは限らない。
『スターアライズ』ではフレンズヘルパーのシステムが登場したものの、マイク能力は一発系なのでフレンズにすることができず、フレンズハートを投げつけるとマイク能力が手に入る帽子へと変化する。
アニメ版
CV:水谷優子
第31話「ビバ!デデベガスへようこそ」で、魔獣として登場する。二つ名はマイクらしく「拡声魔獣」である。
デデデがカスタマの案で、ステージに模したデリバリーシステムの上でカラオケ大会を催し、カービィが台に乗った瞬間にナイトメア社に転送し、そこで待ち伏せさせていた魔獣で彼を袋叩きにしようという回りくどい作戦を実行するためにダウンロードした。
しかし、カービィを転送できたまでは良かったが、彼はウォーキーを吸い込んで、マイクカービィに変身していた。もちろんゲーム版と同じく、マイクカービィの歌は破滅レベルの騒音であり、ナイトメア社のデリバリーシステムの周りに待ち伏せていた魔獣はことごとく爆発し、全滅してしまう。
その後、カービィの歌に耐えきれなくなったカスタマーサービスは、カービィをデデデ城に送り返したため、住民全員もカービィの歌で阿鼻叫喚の疎き目に遭い、それによりデデデ城も全壊してしまった。
全てが終わった後、ウォーキーは吐き出されて瓦礫の中から這い出るが、その大惨事を引き起こしたカービィを見て怖がり、一目散に逃げていった。
余談だがカービィのほかに、実験のために事前にエスカルゴンも熱唱してナイトメア社に転送されており、そのときに彼はカスタマの全身を拝んでいるはずだが、そのことについては一切触れていない。
また、デデデ城を破壊したのはあくまでもマイクカービィであり、ウォーキー自体は魔獣特有の凶暴さや危険性が見られないため、扱いとしては歩く以外普通のマイクである。
その他、デリバリーシステム自体はカスタマの手動であるため、マイクの種類にこだわる必要は一切なく、わざわざウォーキーを使用する意味はほとんどない(強いていえば、カービィの世界でカラオケ大会をするためにマイクの彼が採用されたようなものである)。
原型
『夢の泉の物語』でペイントローラーが描く絵にも歩くマイクが登場しており、これが原型になっている可能性がある。やはり、飲み込むとマイクをコピーできる。
関連タグ
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