概要
作品ごとにデザインが変わっている(アイスバーグのものなど各地に複数持っている可能性もある)。
漫画版やアニメ版など下記の作品から破壊されやすいイメージがあるが、原作デザインのデデデ城で明確に城の完全崩壊があるケースは現時点では『ロボボプラネット』のみ。
ただし、天井破壊などの比較的軽微な損壊は割と多くの作品で存在する。また、後述のアニメ版デザインが逆輸入された際にサラッと完全崩壊させられている場合もある。
主にカービィとの決戦の場として扱われ、『初代』及び『スーパーデラックス』では内部にプロレスのリングのようなもの(通称:デデデリング)が置かれ、そこでデデデ大王とカービィの直接対決が行われた。なお、初代のみこれまでの各ステージを再現したエリアが存在する(SDX・USDXではデデデ戦のみ)。
内部の広さに関しては『ウルトラスーパーデラックス』の「大王の逆襲」ではそこそこの広さがあったものの、初代や「はるかぜとともに」、『トリプルデラックス』では広間くらいのスペースしかないなど結構曖昧(もっとも「大王の逆襲」ではデデデ大王が前もって城を改造していた可能性がある)。
各作品での違い
- 星のカービィ / スーパーデラックス(はるかぜとともに) / ウルトラスーパーデラックス(はるかぜとともに・大王の逆襲)
デデデ山(Mt.DEDEDE)の山頂に立っており、なんとなく人の顔に見えるようなシンプルな外観が特徴(メイン画像)。外装はレンガ造りで、天井部分はガラスのようなものであることが多く、何らかの破損をすると目の部分が涙目のようになるためより生物らしい反応をする。
5-5以降に登場。アイスバーグにもう1つ城を持っており、普段着ているガウンに似たデザインにダークマターの目がついたようなものになっている。
1-3に登場。平地に建てられた広い屋上を備えた円周ドーム型の城になっている。
1-4~ボス戦に登場。後述するアニメ版のデザインが逆輸入されているほか、ボス部屋の背景にもデリバリーシステムがある。
そこかしこに美化されたデデデの肖像画が多く飾られている。ボス戦ではデデデを倒した後に全壊するところまで再現されている。
7-4に登場。『参ドロ』同様アニメ版の見た目。
様々な仕掛けが満載のステージ。
3-10に登場。アニメ版に似たデザインになっている。
お菓子で出来た城で、ドロッチェ曰くデデデが作ったらしい。
本作以降『初代』のデザインで登場する。
オープニングムービーではカービィの家共々ワールドツリーの蔦に絡め取られ、フロラルドまで運ばれてしまう。その後デデデを攫ったタランザによって天井が破壊された。
エンディングムービーでは天空の民が地上まで運んでくれたが、その辺の小さな丘の上に雑に置かれてしまった。
オープニングムービーでデデデとワドルディがチェスをしていた最中、ハルトマンワークスカンパニーに襲撃される。大砲で迎撃しようとするも、奮戦虚しくアクシスアークスから放たれたレーザービームが直撃して破壊された。
その後、エンディングムービーまでデデデ達は瓦礫に生き埋めになっていた。
オープニングムービーではデデデがワドルディにお菓子と紅茶を運ばせていたところ、ジャマハートが墜落しデデデも洗脳されてしまう。
ステージとしては1-5に登場。「大王の逆襲」を意識した構成にしつつ、プププランド編最終ステージとしてクライマックスの雰囲気が出るようにこれまでの作品に比べて内装がゴージャスに仕上がっている。その後のボス戦ではマッチョ化したデデデに床を叩き壊される(何気に彼が自分の意思で城を破壊したのは本作が初)。
メディアミックス
漫画版
本作オリジナルのデザインで、「デ」と書かれた旗が立っている。内部がかなり広く、ゲームに比べるとかなり豪奢な外観をしている。
よくカービィらが遊び場として侵入することがあった他、漫画のオチとして最後は破壊されることも少なくない。しかし次回には完全復活しており、時々そのことがプププランドの不思議の1つとして挙げられることがある。
カービィのボケやメタナイトのドジでやたらと破壊される。城の修繕費によって万年財政難とのこと(税金も取っていないらしく、デデデに成り代わろうとしたキングD・マインドはこの話を聞いて呆れていた)。このため本作のデデデは秘書スージーやプレジデント・ハルトマンの主催するイベントの賞金でお金を稼ごうとするシーンが非常に多い。
デザインは当初『初代』のものだったが、6巻でハイネスと三魔官シスターズにジャマハルダにされて以降はアニメ版のデザインにリノベーションしている。
デデププに似た見た目で、オチでカービィに頻繁に破壊されるのも同様。
Wiiデラックス編が掲載された11巻では3コマ目でローアが衝突した。修理を押し付けられたカービィに「いつも壊れてるから別にいい」と言われるなど、デデデ城破壊はお約束となっている。
破壊されない回でも戦艦ハルバード代わりの宇宙船(メタナイトへのプレゼント)として改造されるなど、基本的に碌な目に遭っていない。
『初代』の見た目で登場。
デデデは初登場回にて、城をお化け屋敷に改造してカービィを怖がらせようと企んでいた。しかし手伝いとして雇ったはずのバンダナワドルディは事情を理解しておらず、そのまま城内に連れ込んでしまう。
カービィの方もでんきゅうほおばりで暗い城内を照らす、スパイダーで蜘蛛の巣を増やされる、デデデが作ったオバケ型ロボットを怖がらないなど逆に楽しんでいた。
最終的にデデデ本人がオバケに扮して驚かそうとしたがバックドロップで投げられ、計画は完全に破綻。逆ギレしてバンダナワドルディにバイト中止を宣言したが、激怒した彼に追いかけ回されてしまった。
アニメ版
中央がドーム状の建物になっている古風な外観の城で、小高い断崖の丘に建てられている。
デデデ大王だけでなく、エスカルゴン、パームとその一家、メタナイト卿、そして彼らに仕えるワドルディらデデデの関係者全員がこの城で暮らしている。
デデデの気まぐれ趣味のため城内には様々な施設が存在する他、玉座の間にはホーリーナイトメア社の転送装置があり、そこから魔獣をはじめとする危険な商品を取り寄せるなど、だいたい物語における騒動の中心地となっている。
デデププほどではないにしろ、カービィと魔獣の戦いの余波で破壊されることがある。
大乱闘スマッシュブラザーズX
「亜空の使者」では"この世界"にも城を構えていたようで、ワリオから強奪したファイター達を匿っていた。
しかし、クッパ軍団の強襲により破壊され、後に亜空間爆弾で亜空間へと引きずり込まれてしまう。
小説版
デデデ山の上に城を持っている(城のデザインはアニメに近い)。
城内はほとんどデデデの肖像画だらけ。
戦艦ハルバードと通信できる通信室もある。