デデ・デデデンZ
でででだいおうのとっておき
※この記事は『カービィバトルデラックス!』のストーリー終盤及びクリア後のネタバレが多く含まれます。
「み と め ん ぞーっ!」
「オレさまが くろうして 用意した デデデグランプリで!
じきじきに バトルしても たたきのめせず!
カービィの かつやくする すがたを 何度も 見せられ!
あっさりと ゆうしょうを わたして たまるかーっ!」
「こうなったら オレさまの “とっておき”を 見せてやる…
来い カービィ!
最後に ぎゃふんと言うのは どっちか… 決着をつけるぞ!!」
本作のストーリーモードラスボス。デデデ大王が搭乗するロボット。海外名は「Dededestroyer Z」。
デデデ大王主催のバトル大会『デデデグランプリ』で最後のリーグであるプラチナリーグまで上り詰めたカービィとバンダナワドルディ。
だが、元々カービィを皆の前で打ち負かす為に全財産をはたいて大会を開いていたデデデはそれを意地でも認めず、直々に優勝決勝戦の相手として4連戦をしかけるも敗北し、主催者権限を乱用してルールをねじ曲げるという無茶苦茶を行う。
さらに負け惜しみに「カービィ一人でオレさまの最強チーム(1対3)にバトルロイヤル一本勝負で勝ってみろ」という大人げなさすぎるバトルをやってなお敗北。
怒りとともに上記の台詞(本心)を暴露し、最後の手段("とっておき")として彼を優勝させないために搭乗した。
デデデ大王を模したようなデザインであり、頭部にあたる部分はUFOのようなコックピットになっており、右腕は巨大なハンマー、左腕はクランクに、胴体には対戦相手である偽カービィを生み出したマシン「カービィプリンター」が腹巻きのように組み込まれており、戦いでも偽カービィを作り出して攻撃してくる。
胴体に組み込まれたカービィプリンターを用いて偽カービィを量産してけしかけてくるほか、自らも巨大なハンマー型の右腕で足場ごと叩き潰してくる。
偽カービィは撃退できるものの、デデ・デデデンZは扇状のステージの中央に浮いているためこちらの攻撃が届かない。打つ手がないと思われたが……
「カービィ! これを つかって!!」
バンダナワドルディが助太刀に現れ反撃の為の大砲を用意してくれる。
強い攻撃を当てるか撃破して倒れた偽カービィを、大砲の弾にして発射することでダメージを与えていくことになる。
数発繰り返すと本体が倒れ、デデデのいるコックピットがこちら側に落ちてくるのでここが反撃のチャンスである。
ある程度ダメージを与えると偽カービィを二体も生成するほか、足場全体をなぎ払う極太ビーム(デデデマーク型)をぶっぱなしてきたり、さらにダメージを与えるとエリアのほとんどを覆い尽くすほどの大量のミサイルを発射してくる。
倒すとデデデンZは崩壊し爆散。乗っていたデデデ大王は城の屋根を突き破り空の彼方に吹っ飛んでしまう。
更にカービィプリンターも城前まで吹っ飛び、その衝撃で大破し爆散。偽カービィも全て消えてしまった。
その後デデデ大王はボロボロで渋々ながらもカービィ達の優勝を祝っている。
正式曲名:「デデデグランプリ 13」
「マスクドデデデのテーマ」と「デデデ大王のテーマ」をベースに、ロボボンカース戦・「開幕バトルデラックス!」・「カービィ凱旋のテーマ」を織り交ぜた豪華なメドレーになっている。
メカデデデ:デデデ大王が搭乗するロボットのラスボス。
デデデ大王のデデデでデンZ:おそらく名前の由来。
リョウリガーZ:名前が似ているデデデ陛下が搭乗するロボット。
ワリオデラックス(メイドインワリオゴージャス):プレイヤーを意地でも優勝させないためのとっておきであることと、乱入者がプレイヤーのサポートをしてくれる点が共通する。