「いよいよ、おまえとの宿命の
対決に決着をつける時…
「この新兵器、
ニューデデデハンマーの力、
「ぞんぶんに味わうが よい!
概要
今まで辛酸を舐めさせられ続けてきたデデデ大王が、にっくきカービィに勝利すべく本気を出した姿。名前の通り鬼のような鉄仮面を被り、ハンマーも機械仕掛けのニューデデデハンマーに持ち替えている。通常時に比べパワフルで、動きの隙もなくなっている。
また、一部作品ではあるが斧などのハンマー以外の武器を使用した攻撃もある。
各作品での活躍
星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
デデデ大王と しゅくめいのたたかい!
ニューデデデハンマーをひっさげた
大王あいてに どうするカービィ!?
新規追加モード「大王の逆襲」のラスボスとして初登場。従来の木製ハンマーをカービィに渡し、電撃の走る特設リングで一対一のハンマー勝負を挑んでくる。
近年では弱体化の傾向が著しかったデデデだが、HPが2倍に増加・多数の技が追加・本人の隙が少なくなっている・リングの周囲には電流金網が張り巡らされておりホバリング回避も制限されているので、結構手ごたえのある強敵となっている。その強さは「はるかぜとともに」時とは比較にならない。
倒すと仮面が割れ、「はるかぜとともに」よりも低い叫び声を上げながら吹っ飛ばされる。レア演出でボイスがマイクの「スタンドマイク」になる。
新規追加モード「真 格闘王への道」では四天王の1番手を努める。ハンマーはくれず、撃破時の演出も仮面が割れた後に倒れるのみ。
使用技
- 3連デデデジャンプ
「デデデジャンプ」の強化版。3回連続で大ジャンプする。
- デデデファイア
ニューデデデハンマーから火炎放射。
攻撃を受けても怯まず、後半戦では攻撃時間が延長される。背後が隙。
- デデデミサイル
ニューデデデハンマーからミサイルを撃つ。
攻撃を受けても怯まず、ガード削り性能を持つ。これもデデデの背後が隙になっている他、吸い込むとボムをコピーできる。
- ハンマーボルト
大ジャンプした後、ニューデデデハンマーから電気属性の衝撃波を放つ。これもガード削り。
- デデデトルネイド
後半戦から使用。回転しながらハンマーを振り回す攻撃。
ガードで凌ごうとすると削りダメージ+多段ヒットで普通に食らうよりも大きなダメージを受けてしまう。その上発動中は無敵。
ホバリングを使って逃げればいいのだが、リングの天井にも電流が流れているので、上手い具合にデデデとリングの間をキープする必要がある。
使用後は目を回して少しの間隙ができる。
星のカービィ トリプルデラックス
タランザの あやつりの まほうに
かかり、なぞのマスクをそうちゃくした
パワーみなぎる 大王さまと
ひさしぶりの マジバトル…
目をさますんだ、デデデ大王!
まさかの再登場を果たした。
立場はラスボスの前のボスという事だけあって今作でもその強さを遺憾なく発揮している(ただし今回はとある人物に操られている。)。
なお、今作以降表記が「マスクド デデデ」から「マスクド・デデデ」に改められた。
基本的な動きはウルトラスーパーデラックスと変わらないが、一回倒しただけでは終わらず、マスクが半分壊れ、破壊されたハンマーの代わりに背景にある斧を取った第2形態「マスクド・デデデリベンジ」にパワーアップして、もう一度戦う事になる。
やぶれてなお、あふれるほどパワーを
おくりこまれて よみがえる大王!
リミッターは外され、巨大なアクスを
かるがるあやつる かつての ライバルは、
せんとうマシーンとなって あばれくるう!
今までのデデデ大王とは思えない身軽な動きでこちらを翻弄してくる超強敵。スペシャルページによると操られている上に過剰なエネルギーを供給された為、リミッターが外れた状態らしい。
使用技
- デデデジャンプ
おなじみの大ジャンプ技。単発もしくは3回連続。
第2形態では衝撃波も付く。
- 火炎放射
『USDX』の「デデデファイア」と同じ。
- デデデミサイル
これも『USDX』と同じ。
- ビッグバンすいこみ
パワーアップした吸い込み攻撃。前方全てが攻撃範囲で、吸い込まれると画面手前側に吹っ飛ばされる。
前に向かって走り続けるか背後に回り込めば回避できる。
以下は第2形態から使用。
- アクストルネイド
「アクストルネイド」に相当。斧を振り回す回転斬り攻撃。
ガードすると普通に食らうよりも大きなダメージを受けてしまう『USDX』と違い、前作から導入された連続ダメージを受ける技の仕様となっており、普通に食らうと巻き込まれた時点で連続大ダメージを受けてしまう。故にこの作品ではガードしない方が危険なのでくれぐれも間違えない様に。今作はトラップが無いため、不安ならばホバリングで逃げるのが吉。
攻撃後には目を回すのも変わっていない。
- アクスボンバー
斧に炎を纏わせながらジャンプし、地面に叩きつけて爆発を起こす。
攻撃中は画面奥にいるのでひたすら逃げることしかできない。
- 斧の舞
斧を振り回して連続で薙ぎ払う。
前半戦では4連続斬り→回転斬り→突きだが、後半戦では回転斬りと突きの間に6連続斬りが入る。
- シャイニングアクス
空中に浮いて、斧から無数の白いエネルギー弾を放つ。
吸い込むとビームをコピーできる。
- アクスショット
斧から高威力のエネルギー弾を2発発射する。
1発目は上、2発目はまっすぐ飛んでいく。
- タランザボウル
タランザとの連携攻撃。タランザが魔力の弾を7発発射し、デデデが斧で打ち返してくる。
最後は画面上下に当たると跳ね返る巨大な弾を出してくる。
- フライングアクス
斧を回転させて飛行し、画面奥や手前を縦横無尽に突撃する。
カービィのすいこみ大作戦
シークレットステージにおけるデデデ大王リベンジの第二形態、「ジャイアントマスクド・デデデ」が登場。きらきらぼしの力で巨大化した真のラスボス。
防御力が高く星型弾ではダメージを与える事が出来ず、貫通弾を当てる必要がある。
ハンマーを叩き付けた箇所からは衝撃波が発生するほか、おなじみのデデデミサイルも使用。吸い込み攻撃ではゴルドーも転がってくる。
新たにニューデデデハンマーからレーザーを発射する技を使用。こちらを追尾するように発射され、軌跡には炎を残す。
一定間隔で星が出るので、上手く円を描くように誘導すれば貫通弾を作れる。
なお仮面のデザインが過去作とは異なり、顎の部分が分かれている。このため従来の吸い込み攻撃では仮面を頭の上にずり上げていたのに対し、本作では仮面を付けたまま吸い込む。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
デデデの「最後の切りふだ」として登場。ファイターを前述の特設リングへぶっ飛ばした後、デデデミサイルを乱射し、デデデトルネイドで場外へぶっ飛ばす。
カービィファイターズ2
???(ネタバレ注意)
星のカービィディスカバリー
???(ネタバレ注意)
戦闘BGM
ウルトラスーパーデラックス
正式曲名:「マスクド・デデデのテーマ」
編曲者:石川淳
おなじみ「デデデ大王のテーマ」をアレンジした疾走感あふれるBGM。従来のサビの箇所をイントロに持ってきており、本気を出したデデデのテーマとして人気がある。
ちなみにSFC版『カービィのきらきらきっず』におけるデデデ戦のBGMを元にアレンジされた曲である。そちらは3/4拍子だがこの曲は原曲と同じく4/4拍子に戻った。
トリプルデラックス
正式曲名:「王位の復権:D.D.D.」
編曲者:石川淳
一戦目は直前のボスラッシュでも流れた「リベンジ オブ エネミー」が使われているが、二戦目ではウルトラスーパーデラックスで使われたマスクドデデデ戦のアレンジに変化する。
その名の通り、今ゲームで彼の本気を出したタイトルとなっている。ファンにはたまらないものだろう。
すいこみ大作戦
前半は『みんなで!カービィハンターズZ』の「強大なボスとの決戦」、後半はマスクドデデデ戦のアレンジメドレーとなっている。
余談
- 作中で触れられることはないが、装着しているマスクにはパワーを増幅させる効果があるらしい。出所が分からないのでそういう装置なのか、マスク自体に不思議な力があるのかは不明。(Miiverseより)
- 『デデデ大王のデデデでデンZ』では、おもてエクストラをクリアするとマスクド・デデデのおめんが貰える(ボイス付き)。これを意識したのか『星のカービィWiiデラックス』でもなりきりおめんのラインナップとなったが、こちらは『TDX』寄りのデザイン。
- 『カービィバトルデラックス!』ではデデデ大王のきせかえとして「逆襲のマスク」が登場。デデデ大王のamiiboを使用することで解禁される。
- 『スーパーカービィハンターズ』ではマスクド・デデデをモチーフとしたヘビィハンマーの装備「逆襲のハンマー・改」と「逆襲のマスク・改」が登場。このデザインは『カービィファイターズ2』に登場するハンマーのレアぼうしにも流用された。
関連イラスト
関連タグ
マスクド・デデデリベンジ 下弦のマスクドデデデ&上弦のマスクドメタナイト ワイルドデデデ
マスクドサタン:マスクド○○の先輩且つ仲間のような存在。
マスクド・ピカチュウ:マスクド〇〇の後輩キャラで同じ任天堂作品