ノヴァの力をきゅうしゅうし、
きょあくのたましいがよみがえる…
ほんとにほんとのファイナルバトルだ!
概要
『銀河にねがいを』で倒されたマルクが『真 格闘王への道』でギャラクティック・ノヴァの力を吸収してより凶悪化して蘇ったもの。『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』の事実上のラスボス。
翼の色は黄色から赤紫になり、翼にあるハートの色も赤から青になっている。翼・帽子・靴の形が変わっており、リボンも首飾りになっている。翼にある爪の数は2本ずつから3本ずつになっている。
表情や笑い声はより狂気を帯びたものとなっている。
HPはマルクの時よりも大幅に増えており、殆どの攻撃がガード削りまたはガード不可となっている他、「クラッシュ」「マイク」「ペイント」といった一発系能力に耐性を持っており、それらではあまりダメージを与えられなくなっている。
異空間のようなところで戦うことになり、HPをある程度減らすと背景の色が変わる。
倒された時は「ギャアァァァァァァ…」と叫びながら真っ二つに割れて消滅する。しかもこの時、舌以外のマルクの体が赤黒く染まっている。
戦闘BGMは通常のマルク同様「VS.マルク」。
使用技
以下、マルクとの変更点について挙げる。
- ブラックホール
戦闘開始直後にいきなり放ってくる他、HPを一定まで減らさずとも使用する。範囲が少し広くなっており、範囲内に居れば問答無用で吸い込まれる。こちらに近づいてから放つこともある。ガード不可。
- シューターカッター
2回放つようになった。1回放ってからの隙を突こうとすると2発目を食らってしまうため、一種の初見殺しとも言える。吸い込むとカッターをコピーできる。
- シード攻撃
落とす種の数が4つから6つに増え、茨が太くなっている。また、薔薇が咲くことがある。ガード削りになった。
- シャドウアッパー
飛び出す速度が上がり、ガード削りになった。影の色も変わっている。
- アイスボウル
こちらの真上に来るように近づいてから放つようになった。吸い込むとアイスをコピーできる。ガード可能だが、後述のマルク砲とのコンボに注意。
- マルク砲
マルクの時と変化はないが、HPの状態にかかわらずアイスボウルからのコンボを繰り出すようになった。ガード不可。
- アローアロー
攻撃範囲が広くなった。
- スプラッシュマルク
新技。2つに分裂した後に無数のペイント弾に変えて雨のように降らせてくる。攻撃回数が多い上にガード削りでもあるため地味に厄介。ペイント弾を吸い込むとペイントをコピーできる。
元ネタは恐らくドロシアソウルの技「スプラッシュラッシュ」から。
- デッドリーボウル
新技。HPを一定まで減らすと使用する。2つの玉に分裂した後に体当たりをしてくる。必ず紫の方から先に来る。ガード不可。
こちらも元ネタは恐らくドロシアソウルの技「デッドリーサン」から。
その他の作品での登場
『トリプルデラックス』ではレアキーホルダーの1つとして登場。後述するように公式の立ち絵が無いためか、よりにもよってブラックホールを出す際の分裂した状態の姿になっている。
(また、『バッジとれ~るセンター』で獲得できるバッジもこの姿となっている。)
『スーパーカービィハンターズ』でもスタンプとして登場したが、こちらでも分裂した状態のスタンプとなっている(マルクソウルのSE付き)。
『カービィのグルメフェス』ではキャラおかしとして登場したがやっぱり分裂した状態で収録されている。
『Wiiデラックス』ではなりきりおめんとして登場(SE付き)。これまでと違ってイラスト(ゲーム画像)ではないためか、初めて分裂していない状態での客演となった。
余談
ワムバムジュエルと同様に公式イラストが存在しない。
マルクソウルの撃破時の演出中はタイマーが止まらないため多少のタイムロスが発生する。『星のカービィWii』以降の作品では、ボスを倒すと時間の計測が止まるようになった。
『星のカービィ スターアライズ』にてマルクがドリームフレンズとして登場した為、間接的に生存が確認された。
同じような存在へと変貌してカービィに倒されたマホロアが後に何事もなかったかのように登場している辺り、真っ二つにやられても案外無事な身体をしているのかもしれない。
関連イラスト
関連タグ
マルク(星のカービィ) ギャラクティック・ノヴァ ラスボス 狂気