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23世代

にじゅうさんせだい

2020年に生まれ、2023年にクラシックシーズンを迎える競走馬の世代。
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概要編集

2020年に生まれ、2023年にクラシックを迎える世代。現4歳。

全馬が令和生まれとなり、また2020年代生まれの最初の世代となる。


大種牡馬となったディープインパクトの産駒は、この世代がラストクロップ(最終世代)となっている

そして、この世代はそのディープインパクトを父にもつサトノダイヤモンドリアルスティールの初年度産駒世代であり、ディープインパクト亡き後のリーディングサイアー争いの目安となる世代でもあるといえる。

他には持ち込み馬として国内外で走りこんだサトノクラウンや、現役時代にドレフォンとしのぎを削っていたマインドユアビスケッツ、短距離路線で活躍したレッドファルクス、欧州のディープ後継であるサクソンウォリアーなどがこの世代から産駒デビューする。

早逝したドゥラメンテの産駒はこの世代でも大暴れしており、マイルGI馬まで輩出したことから「ドゥラメンテの種牡馬としての欠点は、すでにこの世にいないことのみ」という言葉も出てきた。


地方ではジャングルポケット(お笑いトリオ)の斉藤慎二の持ち馬、オマタセシマシタもこの世代でデビューしている。


なお、この世代における秋のG1戦線の真っただ中で15世代をモチーフにしたアニメ『ウマ娘プリティーダービー Season3』が放送されており、クラシック戦線ではアニメのメインキャラクターのモチーフ馬の産駒でG1を独占しており、特に菊花賞の上位人気もまたこの作品におけるメインキャラクターの産駒で占められていた。


ダートの方では、24年からの3歳ダート路線の整備・改革に伴い、ジャパンダートダービーが夏施行で行われる最後の世代となる。


各路線の状況編集

国内編集

芝・牝馬編集

2022年7月30日の新潟1600mで行われた新馬戦にてリバティアイランドが上がり3F31.4秒という我が目を疑うような末脚を繰り出して勝利。この上がり3Fタイムは中央競馬における全距離・全条件・全着順含めての史上最速タイ(もう1頭は2022年韋駄天S7着のルッジェーロ)で、勝ち馬としては単独1位。当馬はこの後アルテミスS2着を経て阪神JFを制すると桜花賞も上がり3F32.9の豪脚で奪取。優駿牝馬も事も無げに6馬身差で制すると、一夏超えた秋華賞も早めの競馬で勝利を収め、見事史上7頭目の牝馬三冠を達成した。ちなみに秋華賞までの牝馬GⅠ4つを全て制したのはアパパネ(オークスは同着)以来2頭目。

牝馬三冠を達成したリバティアイランドはその後ジャパンカップに出走し2着、4歳初戦・初の海外遠征となったドバイシーマクラシックで3着となった後、種子骨靭帯炎を発症し春は全休を余儀なくされた。復帰戦である天皇賞(秋)では一番人気に支持されるも、13着とキャリア初の大惨敗を喫してしまう。その後は昨年に続いてジャパンカップに参戦する予定だったが、ローテーション的なキツさを理由にジャパンカップを回避、香港カップ参戦で二度目の海外遠征を目指すこととなった。

またリバティアイランド一強ムードの中、ローズステークスを世界レコードで激勝したマスクトディーヴァが秋華賞でただ一頭リバティアイランドに肉薄。さらにその時2着だったブレイディヴェーグは古馬相手のエリザベス女王杯にまわり優勝。その存在感を知らしめた格好である。

マスクトディーヴァは4歳上半期はマイル路線を進み、ヴィクトリアマイルでは3着。ブレイディヴェーグは4歳春は故障のため休養し、2頭はエリザベス女王杯へ向けて府中牝馬Sで再び激突。結果は11ヶ月ぶりの実践となったブレイディヴェーグに軍配が上がった一方、マスクトディーヴァはレース数日後電撃引退を表明する。詳しくは故障欄で。


短距離はステルヴィオの全妹ウンブライルがNZTからNHKマイル2着した他、チューリップ賞を勝ったモズメイメイが桜花賞から葵ステークスへ距離短縮して連勝中だった牡馬ビッグシーザーを下し重賞2勝目、スプリント路線に名乗りを上げた。だが、ウンブライルは夏場を利用し右前脚の不安解消も兼ねた治療を行って、秋のマイル路線へ向かう見込みであったが、回復が難航し、出走予定も翌年の重賞であることが見込まれたため、事実上年内は休養。モズメイメイは、秋に入ると馬番の影響もあるが二桁着順が続き、JBCスプリントでダートにも挑戦するなど四苦八苦中。しかも、古馬以降もここで触れた3頭とも成績的にはパッとしていなかった。そんななか、モズメイメイは3歳時大敗した北九州記念に4歳でも挑み、そこでは今までとは異なる脚質のレースをして3着。その次のアイビスSDでは差しの競馬を見せて優勝し、スプリント路線で再び存在感を表れつつある。


芝・牡馬編集

2歳G1馬は、ドルチェモアはマイル路線へ歩み続けるも惨敗続き。ドゥラエレーデは中東遠征から日本ダービーへ進んだがまさかの落馬競走中止。その後3歳での宝塚記念もありつつダート路線に戻ったのだが…。

結局皐月賞はG1馬不在で行われたが、京成杯から駒を進めたソールオリエンスがわずか3戦目で勝利を収めた。

日本ダービーはソールオリエンスや青葉賞組のスキルヴィングが人気を集めた中で皐月賞2着のタスティエーラがしのぎ切った一方、飛躍が期待されていたスキルヴィングが完走直後に急死してしまう。

情勢不透明の夏を経て迎えた最後の1冠菊花賞、なんだかんだでクラシックホース2頭の対決で話題を集めたが勝ったのは上がり馬ドゥレッツァ。5連勝かつ初重賞でのGI制覇となり翌年に期待を持たせた。

だが、有馬記念大阪杯ではソールオリエンスとタスティエーラによる再対決の話題に沸いたものの、肝心のレースでは2頭とも振るわない。天皇賞(春)へ進んだドゥレッツァはレース中に熱中症となったこともあり惨敗。さらにレース後、剥離骨折が判明してしまい休養に入っていたが8月のインターナショナルステークスで復帰し5着。

有馬記念の際に安藤勝己元騎手はこれが現段階のレベルだと示唆し、牝馬のほうが充実していることを指摘していたが、クラシック上位組がこの結果になるとなればより一層厳しい目で見られるはずである。

そんな中、春のダービー4着だったベラジオオペラが菊花賞へ向かわず中距離路線に転じると初戦のチャレンジカップで古馬を撃破。年明けは京都記念から始動してソールオリエンス&タスティエーラとの再対決の方に注目が集まっていた大阪杯を制覇、宝塚記念でも3着と好走した。また、クラシックへ進めなかった馬の中で有力馬として注目されていたレーベンスティールはセントライト記念制覇以降は、虚弱体質の傾向が響いて、3歳12月の海外GⅠや4歳初戦の新潟大賞典の不振から、厳しい目で見られていたが、別定59kgを背負ったエプソムカップのレースレコード勝ちによって注目株へ再浮上。クラシック組の不振を尻目に、その2頭が注目馬として評価を集めつつある。一応ソールオリエンスは宝塚記念で2着に入っているが、皐月賞同様重馬場となった中での好走ということもあり、単なる重馬場巧者として今後見られそうな節はあるかもしれない。また、タスティエーラは天皇賞(秋)で2着と久々の好走を見せた。


短距離路線(マイル路線)では近親にブランボヌールなどを持つオオバンブルマイが2歳時に活躍していたが、3歳秋に古馬との戦いの前にオーストラリアに遠征すると、当地の高額レースであるザ・ゴールデンイーグルを制覇。この1戦だけで上記クラシックホースを駕ぐほどの高額賞金を稼ぎ上げた。NHKマイルCでは、京成杯でソールオリエンスと戦い、NZTでケイティーズ一族のエエヤンに敗れていたシャンパンカラーが差し切り勝ちを収めるが、2頭ともそのレース以降は苦戦気味。

スプリント路線の方は、一つ上となる骨太な強豪が集う22世代の存在感が強いものの、ルガルが古馬初戦のシルクロードステークスを制し、同じ年の高松宮記念では1番人気に支持されながらも惨敗。その後、後述する軽度の骨折により秋のスプリンターズステークスへの直行を強いられるも、そこで本来の素質を発揮し先輩のスプリンター達を見事撃破。オーナー・鞍上共々GⅠ初制覇を果たした。



ダート編集

この世代はダート路線、とりわけ中距離路線の注目度がかなり高い。

新種牡馬マインドユアビスケッツ初年度産駒が2歳のうちにダートグレードを2勝する存在感を示しており、うち全日本2歳優駿を勝ったデルマソトガケは3歳になって中東へ遠征しUAEダービーも勝利。

ハイセイコー記念を制した大井のマンダリンヒーローは、大井と友好提携しているサンタアニタパーク競馬場で行われるサンタアニタダービーへ出走。地方競馬所属馬としては史上初の米国遠征となったが、ハナ差2着(後のプリークネスS馬ナショナルトレジャーに先着)と大きな結果を残した。この2頭がケンタッキーダービーに出走し、デルマソトガケが日本馬最上位の6着に入った。さらに秋はBCクラシックに直行し2着に健闘している。

雲取賞でマンダリンヒーローに勝利した浦和のヒーローコールも伏竜ステークスで中央に挑戦、出遅れながら大まくりで3着と素質を見せつけた。ここを勝った関東馬ミトノオー兵庫CSを持ったまま6馬身差完勝、大物の予感を漂わせていたが、彼ら以上のインパクトを見せつけたのは、大井のミックファイアだった。2歳時に3戦無敗の実績を引っ提げ羽田盃に直行すると、ヒーローコールを相手に持ったまま6馬身差完勝。次の東京ダービーも6馬身ぶっちぎり南関東のエースへと昇り詰めると、先述のミトノオーやジャスティファイ産駒ユティタムを中心とした中央馬との対戦となったジャパンダートダービーでも、逃げるミトノオーを差し切り優勝、無敗のまま南関東三冠を達成した。


この他にも中央ではのちのJBC2歳優駿勝ち馬ゴライコウを4.3秒というJRA史上最大着差で突き放し2歳レコードを叩き出して新馬戦を圧勝、2戦目も持ったまま6馬身差の完勝を演じたヤマニンウルスにも注目が集まった。しかし脚部不安を抱えている上にフォームも完成されておらず、しかもデビュー時に馬体重536kgという巨漢馬ということもあって調整は非常に難しいらしく、レースはかなり間隔を空けて使っている。それでも3歳11月の3戦目は576kgで勝つと4歳1月の4戦目もプラス体重で勝ち、無傷でオープン入りを果たした。その後は裂蹄による休養を挟んでプロキオンステークスに参戦して重賞初勝利。それも前崩れのハイペースを4番手先行から4角先頭で2着に3馬身差をつける圧巻の内容だった。今後はチャンピオンズカップ目標に調整される。

意外なところではドゥラエレーデもダート馬説あり。中東ではUAEダービーでデルマソトガケの2着、日本ではチャンピオンズCでレモンポップの3着と好走している。

年明けデビュー組も、セラフィックコールが無敗でみやこステークスを制し、4歳になるとダイオライト記念を快勝。ドライスタウトの半弟サンライズフレイムも1勝クラスからの4連勝などでオープンを2勝、短距離路線の新星として期待される。門別と高知でもそれぞれベルピットユメノホノオが圧倒的な強さを見せており、後者は高知優駿で出遅れながらも浦和から遠征の重賞馬ポリゴンウェイヴ相手に大差ぶっちぎり、そのまま黒潮菊花賞も勝ち14年ぶりの高知三冠をやってのけ、ベルピットがその2日後にユメノホノオに続いて王冠賞を圧勝して北海道三冠を達成。


牝馬も牝馬で好メンバーの気配。ライオットガールが牝馬としてミラクルレジェンド以来2頭目のレパードS優勝馬となったほか、マルカラピッドや外国産馬パライバトルマリンが交流重賞を制覇。条件戦連勝組ではオーサムリザルトサーマルソアリングが高いポテンシャルを発揮中だが、このうちサーマルソアリングは兵庫女王盃で重賞初挑戦したが、ここは同世代のライオットガールが逃げ切っている。一方オーサムリザルトはエンプレス杯で重賞初挑戦。ライオットガールや川崎巧者グランブリッジら一線級のメンバーを倒し、無敗の6連勝でジャスティファイ産駒に日本での初の重賞タイトルをもたらした。今後はブリーダーズGCを叩いてBCディスタフへ向かう見込み。

南関東では東京2歳優駿牝馬浦和桜花賞を制した船橋のメイドイットマムが目立ち、金沢ではショウガタップリ、名古屋ではセブンカラーズが無敗のまま実績を積み重ね牡馬相手の各地区ダービーを完勝。兵庫ではスマイルミーシャが2着が一回だけとほぼ完璧な成績で兵庫ダービーを制し、岩手でもミニアチュールが転入後無敗で変則三冠を達成したが、最後の三冠レースである不来方賞をルーンファクターに奪われ三冠達成はならなかったがOROオータムティアラでは前年の岩手最優秀2歳馬フジラプンツェルなどを相手に大差勝ちして変則岩手四冠を達成し汚名を返上した。いずれも他地区の強豪馬との対決が期待される。



総評編集

総じて、花形である芝の牡馬クラシック組に関してはイクイノックスの全盛期(とその世代)と被ってしまった影響もあるかもしれないが、3歳時に世代混合戦へ挑むことが消極的だったこと自体はやむ負えないにしても、3歳時に世代混合戦で対決した層が3歳秋シーズンから世代混合戦へ強気に挑んで結果を出してきた21世代や22世代との対決でもあるため、その世代との比較が起きやすい。また、そちらへ挑んだ馬の成績が直近の世代に比べ、突出する馬がいなかったため、成績という点から23世代は厳しいのではと言われる要因もある。とはいえ、海外戦線含めて実績をすでに出している馬が少なからず出ている上、国内外問わず多方面の戦線で頭角を見せる馬も多く見られる。また、20世代という晩成の馬が続出した世代の前例が直近であった事も踏まえると今後がどうなるかの判断はまだつかないだろう。


障害編集



欧州編集

この世代の3歳時点での主役格としては、国内外合わせて僅か12頭(国内6頭・海外6頭)しかいない2020年産ディープインパクト産駒の中から、G1馬ロードデンドロンを母に持つ良血馬オーギュストロダンが英愛ダービーを制覇。同じ勝負服のパディントンはマイル、中距離でGⅠ4勝を挙げた。一方で仏ダービーをレコードで制した、新種牡馬クラックスマン産駒エースインパクトは2013年のトレヴ以来10年ぶりとなる無敗の凱旋門賞制覇を達成。上記2頭を抑えこの年の年度代表馬を獲得した。パディントン・エースインパクトはこの年で現役引退を発表、一方オーギュストロダンは4歳シーズンも現役続行の予定。

オーギュストロダンは2歳時にGI・フューチュリティTを圧勝。これによりディープインパクトは全世代GI制覇の偉業を達成した。3歳になってからは英2000ギニーで道悪に泣き惨敗(ジャドモントのシャルディーンが欧州拠点ラストイヤーのL.デットーリ騎手に導かれて戴冠)するも、日本でライトクオンタムが牝馬クラシックで敗れ、ディープ産駒の全世代でのクラシック制覇の偉業に後がなくなった中で迎えたイギリスダービーで逆襲を決め、歴史にその名を刻んだ。同馬は続く愛ダービーも勝利してムーア騎手に愛ダービー初勝利をもたらした。さらに古馬との初対戦となったキングジョージで惨敗した後の愛チャンピオンステークスでも前年覇者ルクセンブルクらを相手に勝利。この年の締めくくりはアメリカに渡ってのBCターフ、地元のアップトゥザマーク、日本のシャフリヤールを退け、クラシックシーズンでGⅠ4勝という好成績をあげた。

オーギュストロダンに大きな注目ばかり集まっている日本産種牡馬産駒だが快挙はこれにとどまらず、ハーツクライ産駒であり、2000ギニーの勝ち馬であるサクソンウォリアーの従弟にあたるコンティニュアスセントレジャーステークスを制覇。これで日本産馬によるイギリスクラシック競走5レース(1000ギニーをナタゴラで、オークスをスノーフォールで制覇済み)を全て制する快挙が達成された。同馬は中1週で凱旋門賞に挑戦して5着入線している。また、フランス調教のダイワメジャー産駒ダブルメジャーも秋になって台頭し、凱旋門賞デーの重賞を勝つと同じパリロンシャンのロワイヤルオーク賞を完勝してみせた。

オーギュストロダンの近親にあたる、サクソンウォリアー産駒ヴィクトリアロードも米国BCジュベナイルターフを勝利している他、2頭を手掛けるA.オブライエン厩舎のリトルビッグベアも2歳時に存在感を示していたが、短距離路線にシフトした後故障で引退。2歳時にGⅠを2勝し期待されていたブラックベアードも故障により現役引退を余儀なくされ種牡馬入りとなった。

ブリティッシュチャンピオンズデーでは善戦続きだった2頭が晴れてGⅠ馬の仲間入り。クイーンエリザベス2世Sはジョッケクルブ賞でエースインパクトの2着となり、その後マイル路線で奮戦を続けていたビッグロックがまんまと逃げ切りシルバーコレクターを返上。パディントンとシャルディーンはここがラストランとなった。さらにチャンピオンSも英ダービーでオーギュストロダンの2着だったキングオブスティールがデットーリの一発回答で前年覇者ベイブリッジらを撃破し、こちらも善戦マンを返上した。英ダービー3着の芦毛馬ホワイトバーチも明け4歳でタタソールズゴールドCでオーギュストロダンを倒してG1馬に上り詰めている。それ以外ではアップルビー厩舎のメジャードタイムが4歳になってジェベルハッタを勝つとドバイターフを経てマンハッタンステークスを優勝。アメリカ芝路線で期待される。キングオブスティールは故障で戦線離脱、ビッグロックも転厩を挟んだ4歳初戦は惨敗し、ロイヤルアスコットで後述のブルーローズセン共々それまでの主戦A.ルメートル騎手からC.スミヨン騎手へスイッチを余儀なくされた。一方オーギュストロダンはタタソールズGC2着からロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSを制して引き続き存在感を示すも、前年の雪辱を期したキングジョージはブービー人気の伏兵ゴリアットが低評価を覆し、五輪開催国でもあるフランスに同レース18年ぶりの勝利をもたらした。2歳G1馬で、3歳時は故障で順調に使えなかったアルリファーも4歳夏に飛躍、エクリプスS2着から初2400mのベルリン大賞を制した。今後は武豊とのタッグで凱旋門賞へ向かう予定。マイル路線でも古馬になってからはチャーリンが台頭しつつある。

牝馬では、短距離路線のザプラチナムクイーンが2歳時に凱旋門賞ウィークのアベイドロンシャン賞で古牡馬相手に勝利するという珍事があった。同馬は秋のセリでノーザンファームの吉田勝己氏に落札され、そのまま引退・繁殖入りとなり輸入された。3歳になるとモダンゲームズの半妹モージが英1000ギニーを戴冠し、1000ギニーでモージに敗れていたタヒーラは愛1000ギニーで戴冠したあと、メイトロンSを勝利。また、英オークス前哨戦のチェスターオークスでオブライエン厩舎のセーブザラストダンスが22馬身もちぎったことが話題になったが、オークス本番はゴスデン厩舎のソウルシスターがデットーリ騎手に導かれて同じコンビで前年惜敗したエミリーアップジョンの雪辱を果たした。2着だったセーブザラストダンスは次の愛オークスで戴冠。その愛オークス5着馬ウォームハートは次のヨークシャーオークスでセーブザラストダンスを下すとヴェルメイユ賞で後述のブルーローズセンも倒した。フランスでは2歳時から存在感を示していたブルーローズセンがフランス牝馬二冠を達成。一方ソウルシスターは軽い故障もあり3歳シーズンを終え、来年に備えることとなった。ブルーローズセンはオペラ賞を勝ったところでシーズンを終えて、こちらも古馬シーズンに備える。タヒーラは3歳シーズンで現役を終え、ウォームハートは牡馬相手の香港ヴァーズ3着から、年明けのペガサスワールドカップターフを勝って引退した。モージも現役を退き、古馬戦線は転厩したブルーローズセンや遅上がりの馬たちに期待がかかるところ。そんな中で明け4歳のプリティポリーSで本命視されたエミリーアップジョンを差し切って勝利を収めたのがジャドモントのブルーストッキング。その後キングジョージに向かいオーギュストロダンやレベルスロマンスら強豪牡馬を相手に2着に入り、本格化の気配をうかがわせたところでヴェルメイユ賞優勝後に凱旋門賞へ追加登録し、見事優勝してみせた。


北米編集

牝系の近親にコントレイルエッセンシャルクオリティを持つフォルテホープフルSブリーダーズフューチュリティと連勝を決めたのち、BCジュベナイルも制覇し2歳GI3連勝。米国2歳の頂点に立った。その後もフロリダダービーを快勝しクラシックの主役間違いなしと目されたのだが…。

3歳になってからはKYダービー路線でフォルテと同じプレッチャー厩舎のタピットトライスキングスバーンズ、コックス厩舎のエンジェルオブエンパイアなどが台頭してケンタッキーダービーを迎えると、KYダービーはフロリダダービーでフォルテの2着だった年明けデビューのメイジが優勝。同馬の父はジャスティファイとは同期となるグッドマジックであり、2年連続で『3冠馬の同世代の種牡馬』がダービーを制することになった。プリークネスSにはメイジのみが駒を進めたが3着に敗退。勝ったのは2歳時にフォルテやBCジュベナイル2着のケイヴロック相手に食い下がり、サンタアニタでマンダリンヒーローに先着されていたナショナルトレジャーだった。一方フォルテはというと、KYダービーは故障でスクラッチされ、さらにダービー前後に薬物関係のゴタゴタに巻き込まれてしまう。なんとかベルモントステークスの出走にこぎつけたものの、ピーターパンSからやってきたアルカンジェロの2着でダービー組やナショナルトレジャー共々撃沈となった。アルカンジェロはそのまま真夏のダービーことトラヴァーズステークスでメイジ、ナショナルトレジャー、フォルテなどを纏めて蹴散らした。

そんな中、バファート厩舎の不祥事でKYダービーに出れなかった期待馬アレイビアンナイトがトラヴァーズSより少し前、メイジやタピットトライスとハスケルSで激突したのだが、ゴーロケットライドに不覚を取ってしまう。それでも古馬相手の初戦となるパシフィッククラシックでゴーロケットライドにリベンジを果たしてG1馬の仲間入り。結果的にこのアレイビアンナイトが3歳代表としてBCクラシックに駒を進めたが、上述のデルマソトガケに先着を許す結果となった。

数多くの有望株がいなくなった中でナショナルトレジャーはBCダートマイルコディーズウィッシュと激闘を繰り広げた後、年明けのペガサスWCを勝って健在を証明。サウジカップ4着を経てベルモントS開催のメトロポリタンHでホワイトアバリオらを相手に逃げ切り、ダート路線の主役として名乗りを上げた。しかしホイットニーSは道悪に対応しきれず6着大敗。順調に使えず、ここまで重賞未出走だったアーサーズライドが逃げ切り勝ちを収め、BC路線に名乗りを上げた。

牝馬路線ではケンタッキーオークスを勝ったゴドルフィンプリティミスチヴァスがNYトリプルティアラ1戦目のエイコーンステークスも勝利すると、2戦目のCCAオークスへは行かずテストSへ行って勝利。CCAオークスもKYオークス4着だったウェットペイントが同2着ギャンブリングガールを差し切って勝利を収めた。最後のアラバマSでそのウェットペイントを倒したランダマイズドはBCディスタフで2着に入ると、4歳になってオグデンフィップスSでイディオマティックを撃破してみせた。



それ以外の国編集

この世代は世界各地で三冠が達成されており、アジアではチュルゴウンヨジョンが韓国牝馬三冠を達成し、中南米ではミケリダエマがベネズエラ牝馬三冠を、パナマではラエンペラトリが無敗でパナマ牝馬三冠を制覇した。アフリカではケニアでなんと牝馬であるハニーベルオレンジが無敗のままケニアのギニー、オークス、ダービー、セントレジャーを10戦10勝で制覇した。(2023年8月7日現在でこの世代から三冠馬は5頭誕生している)他にもインザヘッドラインがトリニダードで二冠を達成し、三冠にリーチがかかっている。またメキシコのペトロニラとドミニカのウィックヴェルズはそれぞれ無敗メキシコ牝馬三冠とドミニカ三冠がかかっていたが最後の一冠を逃してしまった。

ジンバブエでは牝馬が牡馬を圧倒しておりコーヒーベリーはダービーとオークスを制覇しジャッキースパロウがギニーで牡馬を撃破した。



故障編集

重賞を勝ち短距離路線で期待されたロンドンプランは2歳末に骨折して長期離脱した。

また上記でも少し触れているが23年日本ダービーにおいて2番人気スキルヴィングが急性心不全を発症、完走はしたもののルメール騎手を下ろした直後に急死した。

また、24年のシルクロードステークスを制したルガルと菊花賞馬のドゥレッツァが4歳で初挑戦したGIのレース後に回復可能な骨折が発表され、24年5月には牝馬三冠のリバティアイランドが脚の腫れを検査した結果、骨じん帯の炎症が確認され、同じドゥラメンテ産駒で有力候補と思われた馬たちが一時離脱し療養する事態となった。 次いで10月にはマスクトディーヴァが屈腱炎のために現役引退を表明している。

この世代で特段呪われていると思われるのがアメリカ勢。サウジダービー2着馬ハヴナメルトダウンが米国帰国後の重賞で故障し予後不良となったのをきっかけに各地で故障や死亡事故が多発した。サラトガで行われたテストSでは無傷のまま連勝中だったメイプルリーフメルがゴール寸前で転倒し予後不良。さらにその3週間後に行われたアレンジャーケンス記念Sでも、無敗馬ニューヨークサンダーが予後不良になる事故があった。2歳時にBCジュベナイルで2着だったケイヴロックは3歳になってから出走がないうちに蹄葉炎で息を引き取ってしまい、さらに先述のサンタアニタダービーでマンダリンヒーローを破っていたプラクティカルムーブは、ダービー出走取り消しの後、BCダートマイルへの参戦を前に心臓発作のため急死という悲劇に遭う。BCクラシックを目指した馬に関しては、ゴーロケットライドは調教中に骨折してしまい予後不良、フォルテやメイジ、アルカンジェロも故障や体調不良のために回避してそのまま引退と、2023年を終える時点で既に多くの有望株を喪っている。

欧州ではオーギュストロダンが勝った愛ダービーで、僚馬サンアントニオが故障しローダン騎手が落馬、予後不良となった。


当時の流行などとの関連編集

ちなみに、珍名馬的な観点から見てみると・・・

など、ウマ娘プリティーダービーに由来すると思われる名前を持つ馬も存在する他、

等アニメ由来の馬名も見られる。


種牡馬編集

国内編集

この世代が初年度産駒となるのはサトノクラウンリアルスティールサトノダイヤモンドレッドファルクスミッキーロケットファインニードルグレーターロンドンヤマカツエースゴールドアクターネロニシケンモノノフなど。

海外輸入組はビーチパトロールタリスマニックマインドユアビスケッツが該当し、海外で繋養されていたシャンハイボビーデクラレーションオブウォーはこの世代が輸入初年度。

サトノクラウンは初年度産駒からダービー馬を出すこととなり、リアルスティールはレーベンスティールが重賞2勝、2世代目のフォーエバーヤングはダート中距離の世代トップホースとして活躍。サトノダイヤモンド、グレーターロンドンもすでに重賞馬を出している。

海外では、18年に無敗で米国三冠を達成したジャスティファイの初年度産駒がこの世代。早速ミッドナイトビズーの半弟でKYダービーへ出走したヴェリファイングの他、アラビアンライオンが夏にG1勝ち、アイルランドのアスペングローブが芝のベルモントオークスを勝った。現状大物は2世代目に多いが、日本ではユティタムがオープン入り、オーサムリザルトは既に重賞勝ちしている。

それ以外ではフランケル初期の傑作クラックスマンから無敗の仏ダービー&凱旋門賞馬エースインパクトが出ているのがトピックで、そのまま種牡馬入りしたエースインパクト自身共々、種付け料が高騰するフランケルの代理として今後注目されるだろう。


逆に、この世代がラストクロップはディープインパクトなど。

海外編集


勝利したGⅠ編集

2-3歳・芝編集

朝日杯FSドルチェモア
阪神JFリバティアイランド
ホープフルSドゥラエレーデ
皐月賞ソールオリエンス
日本ダービータスティエーラ
菊花賞ドゥレッツァ
桜花賞リバティアイランド
オークスリバティアイランド
秋華賞リバティアイランド
NHKマイルCシャンパンカラー

2-3歳・ダート編集

全日本2歳優駿デルマソトガケ
ジャパンダートダービーミックファイア

古馬・国内編集

レース名2023年(3歳)2024年(4歳)
高松宮記念
スプリンターズSルガル
安田記念
マイルCS
大阪杯ベラジオオペラ
ジャパンカップ
天皇賞(春)
天皇賞(秋)
ヴィクトリアマイル
エリザベス女王杯ブレイディヴェーグ
宝塚記念
有馬記念
フェブラリーS
チャンピオンズC
中山グランドジャンプ
中山大障害
川崎記念
かしわ記念
さきたま杯(24~)
帝王賞
マイルCS南部杯
JBCクラシック
東京大賞典
JBCスプリント
JBCレディスクラシック

海外(日本調教馬)編集

ザ・ゴールデンイーグル《豪州オオバンブルマイ

世代限定重賞勝ち馬編集

編集


ダート編集


主な競走馬編集

外国産馬は生産国を、地方馬は所属を()内に表記している。


国内馬編集

勝鞍の太字GⅠ斜体GⅡ、普通はGⅢ及び地方重賞を表す。

GⅠ・Jpn1馬編集

馬名性別在籍主な勝ち鞍備考
ドルチェモア栗東→美浦→大井'22朝日杯フューチュリティステークス/'22サウジアラビアロイヤルカップ'22最優秀2歳牡馬/母アユサン
リバティアイランド栗東'22阪神ジュベナイルフィリーズ/'23桜花賞/'23優駿牝馬/'23秋華賞'''22最優秀2歳牝馬'23最優秀3歳牝馬、史上7頭目の三冠牝馬
ドゥラエレーデ栗東'22ホープフルステークス叔父にサトノダイヤモンド
デルマソトガケ栗東'22全日本2歳優駿/'23UAEダービーマインドユアビスケッツ産駒初のGⅠ級競走勝ち馬。2023年ブリーダーズカップクラシック2着
ソールオリエンス美浦'23皐月賞/'23京成杯半兄ヴァンドギャルド
シャンパンカラー美浦'23NHKマイルカップ叔母にジュエラー
タスティエーラ美浦'23日本ダービー/'23弥生賞ディープインパクト記念'23最優秀3歳牡馬サトノクラウン産駒初の重賞馬
ミックファイア大井'23ジャパンダートダービー/'23羽田盃/'23東京ダービー/'23ダービーグランプリ無敗で南関東三冠を達成
ドゥレッツァ美浦'23菊花賞33年ぶり重賞初挑戦で菊花賞制覇
オオバンブルマイ栗東'23ザ・ゴールデンイーグル/'22京王杯2歳ステークス/'23アーリントンカップ'23NHKマイルC3着
ブレイディヴェーグ美浦'23エリザベス女王杯/'24府中牝馬ステークス
ベラジオオペラ栗東'23スプリングステークス/'23チャレンジカップ/'24大阪杯上村洋行調教師は重賞・GⅠ初制覇
ルガル栗東'24スプリンターズステークス/'24シルクロードステークス西村淳也騎手はGⅠ初制覇

GⅡ・Jpn2馬編集

馬名性別在籍主な勝ち鞍備考
オールパルフェ美浦→園田'22デイリー杯2歳ステークスリアルスティール産駒初の重賞馬
ガストリック抹消'22東京スポーツ杯2歳ステークス
オマツリオトコ美浦'22兵庫ジュニアグランプリ
モズメイメイ栗東'23チューリップ賞/'23葵ステークス/'24アイビスサマーダッシュ
シングザットソング栗東'23報知杯フィリーズレビュー
エエヤン美浦'23ニュージーランドトロフィー
ゴールデンハインド抹消'23フローラステークス武市康男調教師は平地重賞初制覇
スキルヴィング抹消'23青葉賞日本ダービー入線直後に死亡
ミトノオー美浦'23兵庫チャンピオンシップ/'24平安ステークスロゴタイプ産駒初のダートグレード勝ち馬
サトノグランツ栗東'23京都新聞杯/'23神戸新聞杯サトノダイヤモンド産駒初の重賞馬
パライバトルマリン(USA)抹消'23関東オークス米国産
モリアーナ抹消'23紫苑ステークス
マスクトディーヴァ抹消'23ローズステークス/'24阪神牝馬ステークス芝1,800m(9F)世界レコード所持(1:43:0)
レーベンスティール美浦'23セントライト記念/'24オールカマー/'24エプソムカップ
エルトンバローズ栗東'23ラジオNIKKEI賞/'23毎日王冠
セラフィックコール栗東'23みやこステークス/'24ダイオライト記念
オーサムリザルト(USA)栗東'24エンプレス杯/'24ブリーダーズゴールドカップ米国産/ジャスティファイ産駒初の国内重賞馬
アウトレンジ栗東'24浦和記念

GⅢ・Jpn3馬編集

馬名性別在籍主な勝ち鞍備考
ブトンドール栗東'22函館2歳ステークスビッグアーサー産駒初の重賞馬
ロンドンプラン栗東'22小倉2歳ステークスグレーターロンドン産駒初の重賞馬
キタウイング美浦'22新潟2歳ステークス/'23フェアリーステークス
ドゥーラ栗東'22札幌2歳ステークス/'23クイーンステークス
ラヴェル栗東'22アルテミスステークスキタサンブラック産駒の初重賞牝馬/半姉ナミュール/'24エリザベス女王杯2着
マルカラピッド栗東'22エーデルワイス賞マインドユアビスケッツ産駒初の重賞馬/鞍上の小沢大仁騎手は重賞初制覇
リバーラ美浦'22ファンタジーステークス
ゴライコウ栗東→大井'22JBC2歳優駿
グリューネグリーン美浦'22京都2歳ステークス半兄ヴェルデグリーン/ラブリーデイ産駒初の重賞馬
ライトクオンタム抹消'23シンザン記念ディープインパクト産駒
フリームファクシ栗東'23きさらぎ賞半姉ディアドラ
ハーパー抹消'23クイーンカップ半姉ヴァレーデラルナ/'23オークス2着/'23秋華賞3着/'23エリザベス女王杯3着
ファントムシーフ栗東'23共同通信杯
タマモブラックタイ栗東'23ファルコンステークスデクラレーションオブウォー産駒初のJRA重賞制覇
エミュー美浦'23フラワーカップ
シーズンリッチ美浦'23毎日杯鞍上の角田大河騎手は重賞初制覇
ペリエール美浦'23ユニコーンステークス
ライオットガール栗東'23レパードステークス/'23クイーン賞/'24兵庫女王盃
ノッキングポイント抹消'23新潟記念チェッキーノ
コレペティトール栗東'24京都金杯半兄アメリカズカップ
ミッキーゴージャス栗東'24愛知杯ミッキークイーン/ミッキーロケット産駒初の重賞馬
エンペラーワケア栗東'24根岸ステークス/'24武蔵野ステークス
ソーダズリング栗東'24京都牝馬ステークス半姉マジックキャッスル/半兄ソーヴァリアント
コンクシェル栗東'24中山牝馬ステークス
アリスヴェリテ栗東'24マーメイドステークス全兄キメラヴェリテ/鞍上の永島まなみ騎手は重賞初勝利
ヤマニンウルス栗東'24プロキオンステークスJRA最大着差記録&2歳1700mレコードホルダー
ホウオウビスケッツ美浦'24函館記念
シンリョクカ美浦'24新潟記念'22阪神JF2着/サトノダイヤモンド産駒の初重賞牝馬/新潟記念鞍上の木幡初也騎手と竹内正洋調教師は重賞初勝利
スマイルスルー栗東'24京都ジャンプステークス

その他編集

馬名性別在籍主な勝ち鞍備考
ウメムスビ抹消'22カンナS
チャンスザローゼス抹消22'アイビーステークス(L)
トップナイフ栗東22'萩ステークス(L)'22ホープフルS2着
クルゼイロドスル栗東23'ジュニアカップ(L)
ダルエスサラーム栗東23'紅梅ステークス(L)
マイネルラウレア栗東23'若駒ステークス(L)
ヤクシマ栗東23'クロッカスステークス(L)
シャザーン栗東23'すみれステークス(L)
ビッグシーザー栗東23'マーガレットステークス(L)/24'淀短距離ステークス(L)/24'オパールステークス(L)
ショウナンバシット栗東23'若葉ステークス(L)/24'札幌日経オープン(L)
グランベルナデット栗東23'忘れな草賞(L)
ウヴァロヴァイト栗東23'スイートピーステークス(L)
パクスオトマニカ美浦23'プリンシパルステークス(L)
エクロジャイト栗東23'鳳雛ステークス(L)
バルサムノート栗東23'白百合ステークス(L)/24'朱鷺ステークス(L)
ユリーシャ栗東→美浦23'エルフィンステークス(L)
トーセンローリエ美浦23'アネモネステークス(L)
オメガギネス美浦23'グリーンチャンネルカップ(L)
ロードデルレイ栗東24'白富士ステークス(L)
ドゥアイズ栗東24'洛陽ステークス(L)
ユティタム栗東24'オアシスステークス(L)
セオ栗東24'都大路ステークス(L)
ショウナンライシン美浦24'グリーンチャンネルカップ(L)
ホールネス(IRE)栗東24'新潟牝馬ステークス(L)'24エリザベス女王杯3着
アルジーヌ栗東24'カシオペアステークス(L)
メイショウゴルシ甲山特別父名の愛称に由来する馬名
オープンファイア2歳新馬ディープインパクト産駒
ダイヤモンドハンズ2歳新馬サトノダイヤモンド産駒初の勝ち馬
ダノンタッチダウン2歳新馬半兄にダノンザキッド
ブラストウェーブ抹消2歳新馬全兄にブラストワンピース/調教中に死亡
メイショウヒュウガ2歳新馬
ビターグラッセ美浦2歳未勝利ウマ娘プリティーダービー同名キャラクターに由来する馬名/半姉アナザーリリック
ガールズレジェンド3歳未勝利ウマ娘プリティーダービー楽曲に由来する馬名
アオラキ名古屋A7組シラユキヒメ牝系の白毛馬
インタクト栗東(未勝利)半兄コントレイル
ウマピョイ兵庫C2二ウマ娘プリティーダービー楽曲に由来する馬名………ではなく、馬が飛び跳ねて喜ぶ様子から名付けられたとのこと
オールアイズオン(未勝利)キズナ配合で話題となった
ハッピーミーク名古屋萌芽特別ウマ娘プリティーダービー同名キャラクターに由来する馬名
ハルオーブ笠松(未勝利)中央登録抹消後は門別⇒兵庫⇒笠松に移籍。
パクパクデスワ岩手C2ウマ娘プリティーダービー関連馬名
ビービータンバム(未勝利)
モーメントキャッチ(未勝利)リアルダビスタ関連馬
リトルココン抹消(未勝利)ウマ娘プリティーダービー同名キャラクターに由来する馬名
ボヌールバローズ大井'22ラブミーチャン記念/'23楠賞
サーフズアップ船橋'23東京プリンセス賞
スマイルミーシャ兵庫'22園田ジュニアカップ/'23のじぎく賞/'23兵庫ダービー/'23園田オータムトロフィー/'23園田金盃/'24コウノトリ賞
セブンカラーズ名古屋'22ゴールドウィング賞/'23スプリングカップ/'23東海クイーンカップ/'23東海ダービー/'24お松の方賞オッズパーク地方競馬応援プロジェクトで募集された馬
ショウガタップリ抹消'22金沢プリンセスカップ、'22金沢シンデレラカップ、'22金沢ヤングチャンピオン、'23ノトキリシマ賞、'23石川ダービー、'23加賀友禅賞、'23西日本ダービー珍名馬。生姜が由来ではなく、『賞がたっぷり』という意味。2024年8月28日に腸捻転のため急死。
スペシャルエックス門別'22イノセントカップ'23グランシャリオ門別スプリント/'24ポラリスサマースプリント/'24道営スプリント'22兵庫ジュニアグランプリ2着
テクノゴールド佐賀'23九州ダービー栄城賞
ヒーローコール浦和'22鎌倉記念、'22雲取賞、'23黒潮盃、'23戸塚記念
ヘルシェイク川崎不如帰特別ポプテピピックに登場するキャラクターに由来する馬名
ベルピット門別'22ブリーダーズジュニアゴールドカップ/'22サッポロクラシックカップ/'23北斗盃/'23北海優駿/'23王冠賞/'24コスモバルク記念/'24赤レンガ記念/'24旭岳賞/'24瑞穂賞/'24道営記念'22JBC2歳優駿2着。史上7頭目の道営三冠馬
マンダリンヒーロー大井'22ハイセイコー記念'23サンタアニタダービー2着
マカゼ川崎'22ローレル賞
ミニアチュール岩手'23金杯/'23あやめ賞/'23スプリングカップ/'23ダイヤモンドカップ/'23東北優駿/'23ひまわり賞/'23OROオータムティアラ/'24ビューチフルドリーマーカップ/'24ヴィーナススプリント/'24すずらん賞変則岩手四冠馬
メイドイットマム船橋'22東京2歳優駿牝馬、'23桜花賞、'23ロジータ記念4代母リンデンリリー
フジラプンツェル岩手'22若鮎賞/'22ビギナーズカップ/'22プリンセスカップ岩手競馬2歳最優秀馬
ユメノホノオ高知'22金の鞍賞/'23土佐春花賞/'23黒潮皐月賞/'23高知優駿/'23黒潮菊花賞/'23土佐秋月賞/'23高知県知事賞/'24二十四万石賞2009年のグランシング以来14年ぶりの高知三冠馬
ルーンファクター岩手'23やまびこ賞/'23不来方賞
ペップセ愛知'23クイーンカップ/'23岐阜金賞/'24撫子争覇
グラティアスグー高知'24黒潮マイルチャンピオンシップ
カノンチャン金沢小松・台北便毎日運航特別
オマタセシマシタ船橋C22組ジャングルポケットのラストクロップ、お笑いトリオジャングルポケット斉藤慎二の所有馬

海外馬編集

馬名(生産国/調教国)性別在籍主な勝鞍備考
リトルビッグベア(IRE/IRE)引退'22フェニックスS
アルリファー(IRE/IRE)現役'22ヴィンセントオブライエンナショナルS/'24ベルリン大賞
オーギュストロダン(IRE/IRE)現役'23英ダービー/'22フューチュリティT/'23愛ダービー/'23愛チャンピオンS/'23BCターフディープインパクト産駒/母ロードデンドロン
ケイヴロック(USA/USA)抹消'22デルマーF/'22アメリカンファラオS'22BCジュベナイル2着/蹄葉炎により死亡
フォルテ(USA/USA)引退'22ブリーダーズフューチュリティ/'22BCジュベナイル/'23フロリダダービー'22エクリプス賞最優秀2歳牡馬/種牡馬入り
ブラックベアード(IRE/IRE)引退'22モルニ賞/'22ミドルパークS'22カルティエ賞最優秀2歳牡馬/種牡馬入り
ヴィクトリアロード(IRE/AUS)現役'22BCジュベナイルターフサクソンウォリアー産駒初のG1馬
ザプラチナムクイーン(IRE/GB)引退'22アベイドロンシャン賞繁殖として日本へ輸入
タピットトライス(USA/USA)現役'23ブルーグラスS
エンジェルオブエンパイア(USA/USA)現役'23アーカンソーダービー
プラクティカルムーブ(USA/USA)抹消'23サンタアニタダービー調教中心臓発作のため急死
プリティミスチヴァス(USA/USA)現役'23ケンタッキーオークス/'23エイコーンステークス/'23テストS
メイジ(USA/USA)現役'23ケンタッキーダービー
シャルディーン(GB/GB)引退'232000ギニー種牡馬入り
モージ(IRE/GB)現役'231000ギニー半兄モダンゲームズ
ナショナルトレジャー(USA/USA)現役'23プリークネスS/'24ペガサスワールドカップ/'24メトロポリタンハンデキャップ
マルハバヤサナフィ(IRE/FR)現役'23プール・デッセ・デ・プーラン
ブルーローズセン(IRE/FR)現役'22マルセルブサック賞/'23プール・デッセ・デ・プーリッシュ/'23ディアヌ賞
パディントン(IRE/IRE)引退'23アイリッシュ2000ギニー/'23セントジェームズパレスS/'23エクリプスS
タヒーラ(IRE/IRE)引退'22モイグレアスタッドS/'23アイリッシュ1000ギニー/'23メイトロンS半姉タルナワ
ソウルシスター(IRE/GB)現役'23英オークス
エースインパクト(IRE/FR)引退'23ジョッケクルブ賞/'23凱旋門賞クラックスマン産駒初のG1馬/種牡馬入り
アルカンジェロ(USA/USA)引退'23ベルモントS/'23トラヴァーズS
ブラッドセル(GB/GB)現役'23キングズスタンドS
セーブザラストダンス(IRE/IRE)現役'23愛オークス
ゴーロケットライド(USA/USA)抹消'23ハスケルS調教中故障のため予後不良
ウェットペイント(USA/USA)現役'23CCAオークス
ランダマイズド(USA/USA)現役'23アラバマステークス/'24オグデンフィップスステークス
アレイビアンナイト(USA/USA)現役'23パシフィッククラシック
ウォームハート(IRE/IRE)引退'23ヨークシャーオークス/'23ヴェルメイユ賞/'24ペガサスワールドカップターフペガサスWCターフ初の牝馬優勝
コンティニュアス(JPN/IRE)現役'23セントレジャー日本産/父ハーツクライ
ビッグロック(FR/FR)現役'23クイーンエリザベス2世S'23ジョッケクルブ賞2着
キングオブスティール(USA/GB)現役'23チャンピオンS'23英ダービー2着
ダブルメジャー(IRE/FR)現役'23'24ロワイヤルオーク賞ダイワメジャー
メジャードタイム(GB/GB)現役'24ジェベルハッタ/'24マンハッタンS
ホワイトバーチ(GB/GB)現役'24タタソールズゴールドカップユリシーズ産駒初のG1馬
ブルーストッキング(GB/GB)現役'24プリティポリーS/'24ヴェルメイユ賞/'24凱旋門賞
ゴリアット(GER/FR)現役'24キングジョージ
シャリン(AUS/GB)現役'24クイーンアンS/'24ジャックルマロワ賞
ミルストリーム(IRE/GB)現役'24ジュライC





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