上村洋行

うえむらひろゆき

上村洋行はJRAの元騎手。2019年より栗東トレーニングセンター所属の調教師として活動。

1973年10月23日生まれ、滋賀県栗太郡栗東町（現・栗東市）出身。

1992年騎手デビュー、同期は後藤浩輝など。

トシグリーンで京王杯オータムハンデキャップを制し重賞初制覇。

1994年ナムラコクオーで活躍。

1997年サイレンススズカに一時騎乗。

2002年ゴールドアリュールに一時騎乗。

90年代半ばから目の病気を隠して騎乗していたが、2004年手術に踏み切る。

2005年シックスセンスやアドマイヤグルーヴに騎乗する。

2008年CBC賞をスリープレスナイトで制し、ロイヤルスズカ(98年スワンS)以来10年ぶりに重賞を制覇する。さらに重賞3連勝でスプリンターズSをも制覇し、デビュー17年目でついにGⅠ初制覇。目の手術明け後も騎乗機会を与え続け、スリープレスナイトに乗せ続けてくれた橋口調教師の恩情に応える勝利ともなった。

2014年騎手引退、2019年厩舎開業。

開業から4年目である2023年、ベラジオオペラでスプリングステークスを制覇し、調教師として初めて重賞勝利を掲げた。

翌2024年には、ベラジオオペラが大阪杯を制し、調教師としても初のGⅠ勝利を挙げた。