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2004年2月7日生まれ、父クロフネ母ホワットケイティーディド(母の父ヌレイエフ)。通算18戦9勝。馬主はサンデーレーシング。橋口弘次郎厩舎所属。主戦は上村洋行(現・調教師)。

馬名の由来は父クロフネから連想して、1853年黒船来航に際して詠まれた狂歌「泰平の 眠りをさます 上喜撰 たった四盃で 夜も寝られず」より。


2007年年明けにデビューし、ダートの条件戦で勝ち上がっていくが、同年の馬インフルエンザの影響やゲート難の影響、さらに2着続きもあった。2008年初戦で2着に入ると、4月中山競馬場でのオープン戦・京葉ステークス(ダート1200m)、5月京都競馬場の栗東ステークス(ダート1200m)とオープン特別を連勝し、重賞初出走となったCBC賞(芝1200m)で4番人気ながら重賞を初めて制し、鞍上の上村洋行にとっても、1998年スワンステークス以来9年8か月ぶりの重賞制覇となった。続く北九州記念(芝1200m)も勝って重賞を2連勝し、GⅠ初出走のスプリンターズステークスではこれまでの連勝から1番人気に支持され、レースでは直線で抜け出してキンシャサノキセキの追撃をおさえ、5連勝で初のGI競走勝利を飾り、鞍上の上村にとってもこれが初めてかつ騎手生活唯一GⅠ競走勝利となった。その後は香港スプリントに登録するも外傷を負い回避し、年内は出走しなかったが、同年のJRA賞でで最優秀短距離馬に選出された。


2009年ドバイゴールデンシャヒーンを目指すプランもあったが、放牧先で蕁麻疹を発症したために断念、高松宮記念を目標とし、その高松宮記念は、直線で逃げたローレルゲレイロをいったんは捕まえるも差し返されて2着。休養を挟み9月のセントウルステークスに出走も、アルティマトゥーレを捕らえることができず2着となる。


そして連覇に向けてスプリンターズステークス直前の調教で屈腱炎を発症し現役を引退。


引退後は繁殖入りし、2頭を産むが2012年に右橈骨の骨折がもとで死去した。

なお、スリープレスナイトの産んだうち1頭の牝馬・ブロンシェダームは繁殖入りしており、からくも牝系はつながっているという。


その死は同厩舎のライバル、カノヤザクラを追いかけて天へ昇ってしまったのかといわれたほどであった。

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