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07世代

ぜろななせだい

日本の競走馬で2004年に生まれて、2007年にクラシック路線を迎えた世代。
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概要編集

2004年に生まれ、2007年に3歳を迎えた競走馬の世代。


02世代JRA平地競技のGⅠ25勝を超える同26勝を挙げて当時の史上最多数記録を更新した世代(2021年現在は歴代3位)でもあり、牡馬相手のJRAGI通算9勝は歴代1位の記録である。

牝馬史上初のGⅠ7勝・日本の牝馬初のJC制覇・史上2頭目の安田記念連覇・史上4頭目の4年連続GⅠ制覇・史上2頭目の4年連続JRA賞受賞したウオッカが代表格でウオッカ世代と言えるが、ダイワスカーレットも3歳の頃から頭角を現し、3歳でエリザベス女王杯で古馬を下すと翌2008年に牝馬として久々の有馬記念制覇を成し遂げている。

第138回天皇賞(秋)における両者の伝説の激闘も有名(大接戦ドゴーン)。


サンデーサイレンスブライアンズタイムトニービンの3強種牡馬時代後の、現在の父内国産種牡馬時代が本格的に始まった世代でもある。


上記2頭の他にも、以下の活躍した馬が挙げられる。

牡馬編集

ドリームジャーニー:春秋グランプリ制覇。3冠馬オルフェーヴルの全兄

スクリーンヒーローグラスワンダーの代表産駒にして、自身も種牡馬としてモーリスなどの有力馬を輩出。

ローレルゲレイロ:春秋スプリント王者。父キングヘイローとの高松宮記念父子制覇は史上初。

フリオーソ:地方競馬を代表する強豪。地方競馬表彰におけるNARグランプリにて年度代表馬に4回選出。

オープンガーデン:障害競走から種牡馬入りしたゴーカイを父に持ち、自身も阪神スプリングジャンプを制するなど障害競走で活躍した。

牝馬編集

クィーンスプマンテ:1歳上のテイエムプリキュアと大逃げをうち、エリザベス女王杯を勝利

アストンマーチャンニシノフラワー以来の3歳牝馬によるスプリンターズステークス勝利

カノヤザクラ、アイビスサマーダッシュを連覇しスプリントの強豪牝馬であったが、真夏に散った桜。

ピンクカメオ:当時最高額である3連単900万馬券を叩き出したNHKマイルカップの勝ち馬。

イケノスリリング:福山アラブダービーを勝利。父ミスタージヨージとの親子二代制覇を達成。

ヒカルアヤノヒメ:国内最高齢出走記録を持つ(19歳)。通算成績317戦14勝


アメリカでも牝馬が目立つ。牝馬として102年ぶりにアメリカ3冠の最終戦ベルモントSを制したラグズトゥリッチズや、2009年のブリーダーズカップ・クラシックにおいて牝馬で初優勝を果たした名牝ゼニヤッタが代表格。牡馬もカーリン・ハードスパン・ストリートセンスが種牡馬として活躍した。欧州は大物が少なかった。


ちなみに、『みどりのマキバオー』の続編『たいようのマキバオー』の主人公ヒノデマキバオーもこの世代である。


勝利したGⅠ編集

2-3歳編集

全日本2歳優駿フリオーソ
朝日杯FSドリームジャーニー
阪神JFウオッカ
皐月賞ヴィクトリー
日本ダービーウオッカ
菊花賞アサクサキングス
桜花賞ダイワスカーレット
オークスローブデコルテ
秋華賞ダイワスカーレット
NHKマイルCピンクカメオ
ジャパンダートダービーフリオーソ

古馬編集

分類勝利馬
短距離アストンマーチャン
マイルウオッカ
中距離ウオッカ
長距離ウオッカ/スクリーンヒーロー/ジャガーメイル
グランプリダイワスカーレット/ドリームジャーニー
牝馬限定ウオッカ/ダイワスカーレット/クィーンスプマンテ
ダートフリオーソ
障害

代表的な競走馬編集

馬名性別主な勝利レース
ウオッカ日本ダービー/安田記念/JCなど
ダイワスカーレット有馬記念/桜花賞/秋華賞/エリザベス女王杯
アストンマーチャンスプリンターズS
スリープレスナイトスプリンターズS
エイジアンウインズ阪神牝馬Sヴィクトリアマイル
ピンクカメオNHKマイルC
ドリームジャーニー朝日杯FS/宝塚記念/有馬記念
ヴィクトリー皐月賞
アサクサキングス菊花賞
スクリーンヒーローJC
ローレルゲレイロ高松宮記念/スプリンターズS
ジャガーメイル天皇賞(春)
ローブデコルテオークス
クィーンスプマンテエリザベス女王杯
カノヤザクラアイビスSD
ベッラレイアフローラS
ロックドゥカンブラジオNIKKEI賞、セントライト記念
フリオーソ(船橋)帝王賞(2勝)、川崎記念、かしわ記念など
ヒカルアヤノヒメ(名古屋)ポインセチア特別(A3b)など
イケノスリリング(福山)福山アラブダービー/アラブ王冠
エプソムアーロン(高知)オッズパークグランプリなど地方重賞9勝

海外馬編集


ウマ娘プリティーダービーにて編集

以下の競走馬がウマ娘として登場している。07世代(ウマ娘)も参照。


牝馬2強世代ということで、この世代からは2024年2月にフリオーソが発表されるまで長らく牝馬(左飾り)のみだった。全体としてはウオッカとダイワスカーレットのライバル関係が強調されている。

フリオーソは地方馬でダート路線のため、他3人とは絡みの傾向が大きく異なる。


2024年6月にはドリームジャーニーが新規ウマ娘デビュー&発表2日後に育成ウマ娘参戦という衝撃的なデビューを果たした。

この世代では初となる芝路線の牡馬のウマ娘化ということで、史実で対戦経験のあるウオッカ、ダイワスカーレットや 史実では路線変更・早逝により対戦機会の無かったアストンマーチャンとの絡みが期待される。


関連タグ編集

    97世代

06世代 07世代 08世代

    17世代

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