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天皇賞(秋)

てんのうしょうあき

競馬のG1競走で、年2回開催されているうち秋の方。秋の中距離王決定戦に位置付けられている。
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(※メイン画像は2008年の1着馬ウオッカと2着馬ダイワスカーレット)

概要

かつて八大競走の一角にも数えられた伝統の古馬G1である天皇賞は春と秋の2回実施され、このうち東京競馬場で施行されている秋のレースを扱う。
かつては春同様の3200m戦だったが1984年から2000mに短縮され、秋の中距離王決定戦という位置づけになった。現在は10月末-11月初頭に施行され、春の大阪杯(阪神)とともに古馬の中距離最大のレースとして知られている。

3歳世代でも、距離適性などの問題から菊花賞を回避した実力馬が古馬との初対決のレースに選ぶことが多い他、春天に比べると牝馬の出走や優勝も多い。
優勝馬に当レースへの優先出走権が付与されるステップレースはオールカマー毎日王冠京都大賞典が指定されている。

データ

コース東京・芝2000m
条件3歳以上
負担重量定量
優先出走オールカマー/毎日王冠/京都大賞典のそれぞれの1着馬


過去の優勝馬

2000m開催になってからの記録。馬齢は現行表記。(外)は外国産馬。

開催年馬名性齢騎手備考
1984ミスターシービー牡4吉永正人
1985ギャロップダイナ牡5根本康広
1986サクラユタカオー牡4小島太
1987ニッポーテイオー牡4郷原洋行
1988タマモクロス牡4南井克己
1989スーパークリーク牡4武豊
1990ヤエノムテキ牡5岡部幸雄
1991プレクラスニー牡4江田照男メジロマックイーン1着入線→降着
1992レッツゴーターキン牡5大崎昭一
1993ヤマニンゼファー牡5柴田善臣
1994ネーハイシーザー牡4塩村克己
1995サクラチトセオー牡5小島太
1996バブルガムフェロー牡3蛯名正義現条件で3歳馬初優勝
1997エアグルーヴ牝4武豊現条件で牝馬初優勝
1998オフサイドトラップ牡7柴田善臣沈黙の日曜日
1999スペシャルウィーク牡4武豊
2000テイエムオペラオー牡4和田竜二この年から外国産馬解放
2001アグネスデジタル(外)牡4四位洋文外国産馬初勝利
2002シンボリクリスエス(外)牡3岡部幸雄中山競馬場で実施。
2003シンボリクリスエス(外)牡4O.ペリエ初連覇かつ外国人騎手の初優勝
2004ゼンノロブロイ牡4O.ペリエ
2005ヘヴンリーロマンス牝5松永幹夫天覧競馬として実施
2006ダイワメジャー牡5安藤勝己
2007メイショウサムソン牡4武豊
2008ウオッカ牝4武豊2着ダイワスカーレットで牝馬ワンツー
2009カンパニー牡8横山典弘G1最年長勝利記録
2010ブエナビスタ牝4C.スミヨン
2011トーセンジョーダン牡5N.ピンナ芝2000mの現日本レコードを記録
2012エイシンフラッシュ牡5M.デムーロ天覧競馬として実施
2013ジャスタウェイ牡4福永祐一
2014スピルバーグ牡5北村宏司
2015ラブリーデイ牡5浜中俊
2016モーリス牡5R.ムーア
2017キタサンブラック牡5武豊
2018レイデオロ牡4C.ルメール
2019アーモンドアイ牝4C.ルメール
2020アーモンドアイ牝5C.ルメール牝馬初の連覇かつ騎手3連覇
2021エフフォーリア牡3横山武史

主な出来事

出来事
1991年1着入線したメジロマックイーンが審議により進路妨害が認められて降着処分となり、プレクラスニーが繰り上げ優勝となった。
1997年先に抜け出した前年覇者バブルガムフェローを紅一点エアグルーヴが差し切り、牝馬初優勝。
1998年断然1番人気のサイレンススズカが3コーナーで故障し競走中止、予後不良となった。関連馬券227億円が紙くずになり、勝ったのは6番人気の7歳馬オフサイドトラップで、八大競走時代のスピードシンボリの1970年有馬記念優勝以来となる当時G1最高齢タイの勝利だった。
2001年前年から解放された外国産馬枠は前年2着のメイショウドトウの他に当初クロフネが登録していたところ、アグネスデジタルが登録し賞金額で下回るクロフネが除外。アグネスデジタルが前年覇者テイエムオペラオーを差し切り、外国産馬初勝利。
2002年東京競馬場改修工事のため中山競馬場芝2000mで実施。また、鞍上の岡部最後のG1勝利だった。
2005年106年ぶりに天皇皇后両陛下がご観戦された天覧競馬として実施。14番人気の伏兵ヘヴンリーロマンスが低評価を覆し勝利。鞍上の松永が馬上より最敬礼を行った。
2008年逃げたダイワスカーレットと後ろから上がってきたウオッカが激しいたたき合いの末大接戦のままゴール、写真判定が長引いた結果ハナ差でウオッカに軍配が上がった。
2011年シルポートの大逃げによりハイペースで展開。伏兵トーセンジョーダンが末脚で襲い掛かり勝利。この時の勝ち時計1.56.4は芝2000mの現日本レコード。
2012年7年ぶりに天覧競馬として実施。最内から抜け出したエイシンフラッシュが逃げたシルポートをとらえ差し切った。7年前同様鞍上のデムーロが下馬し最敬礼を行った。


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