プロフィール
概要
馬名はスペイン語で「黄金の王」を意味する。(Ray de Oro)
全弟(両親が同じ)にレイエンダがいる。
経歴
2016年(2歳)
続く2戦目も勝利し、年末のホープフルステークス(この年までGⅡ、翌年からGⅠ)で重賞初勝利を挙げた。
2017年(3歳)
クラシックシーズンの2017年は、前哨戦を挟まず皐月賞に直行するがアルアインの5着に敗れ初黒星。
鞍上のクリストフ・ルメールはこれが日本ダービー初勝利であった。
秋シーズン初戦は神戸新聞杯(GⅡ)で、ダービー馬の貫禄を示して勝利。2着は菊花賞を勝利するキセキ。
菊花賞には出走せず、ジャパンカップに出走するが、結果はシュヴァルグランの2着に敗れた。
ダービー制覇と古馬相手に2着と健闘したことが評価され、最優秀3歳牡馬を受賞した。
2018年(4歳)
年明け初戦は京都記念(GⅡ)。このレースのみルメールが騎乗停止になったためバルジューが騎乗したが、クリンチャーの3着に敗れた。
次走はドバイに渡りドバイシーマクラシックに挑むが気候が合わなかったのか4着に敗れた。
秋初戦のオールカマー(GⅡ)を勝利。ちなみに同日の神戸新聞杯ではワグネリアンが勝利して、同日の東西重賞で2頭のダービー馬が勝利するという珍しい事態となった。
大目標にしていた天皇賞(秋)は先行するキセキを捉え、後ろから追い込んできたサングレーザーを抑えてGⅠ2勝目を挙げた。
ジャパンカップには出走せず(ルメールがアーモンドアイを選んだことも理由)、有馬記念(ファン投票1位)へ出走。
天皇賞と同じくキセキが逃げを図りこれを捕まえたが、先に行ったブラストワンピースに追い付けず2着に敗れた。
天皇賞を勝利するなど安定した成績が評価され、最優秀4歳以上牡馬を受賞した。
2019年(5歳)
年明け初戦は2年連続の出走となったドバイシーマクラシックだったが、8頭立ての6着というまさかの結果に終わる。
国内初戦は宝塚記念(ファン投票は2位。1位はアーモンドアイだったが出走せず)。
リスグラシューの5着に敗れた。
その後ジャパンカップに出走するが、人気に答えられず11着の結果に終わる。
ラストランとなった有馬記念では、アーモンドアイや再びリスグラシューと相対する。
結果はリスグラシューの前に7着と敗退したが、アーモンドアイよりかは先着している。
引退後は社台スタリオンステーションにて種牡馬となっている。
種牡馬入り
産駒は2023年にデビュー。
どうも牡馬と牝馬で極端に成績が偏っており、牝馬の成績はほぼ壊滅的。一説にはウインドインハーヘアを持つ牝系のクロスが発生すると馬体が小さくなる傾向が強くなるらしく、更に気性面でも繊細な仔が多く高負荷の調教をかけづらいうえにまともに走れるか疑わしいレベルの気性難になりがちというのが挙げられている。