メイン画像は2001年優勝馬のステイゴールド。
概要
1996年に創設されたドバイワールドカップデーでは、当初メインレースであるドバイワールドカップのアンダーカードとして、ダート2000mでドバイデューティーフリーが行われていた。そんな中、芝用のレースが求められるようになり、1998年にドバイターフクラシックの名称で創設されたのが本レースである。
後に2000年にドバイデューティーフリー(2015年より現名称であるドバイターフに名称変更)が芝1800m戦のレースになったため、マイル~中距離のドバイターフに対して、中長距離のドバイシーマクラシックという位置づけになっている。2000年に国際GⅡに認定されるとともに現名称に変更、2002年からGⅠに昇格し、現在ではWCデー全体の準メイン競走に位置付けられている。
凱旋門賞やBCターフ、香港ヴァーズ、ジャパンカップなどと並ぶ芝12ハロンの国際レースだが、メイダンの芝は1周2400mであり、2400m地点となるゴール板前に発馬機を置けないため、10m手前に置いて距離を2410mとしている。
主に欧州馬・日本馬・地元馬が中心に出走し、特に近年は路線のトップクラスが挙って集結することが多くなっており、このレースを制した馬がその年の王道路線の主役を得るともされるほど重要度は高い。
条件
グレード | GⅠ |
---|---|
コース | メイダン・芝2410m(左回り) |
斤量 | 定量 |
条件 | 4歳以上(南半球産3歳以上) |
過去の勝ち馬
回目 | 年 | 馬 | 性齢 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | 1998 | ストアウェイ(UAE) | L.デットーリ(GB) | |
2 | 1999 | フルーツオブラヴ(GB) | K.ファロン | |
3 | 2000 | ファンタスティックライト(GB) | 牡4 | K.ファロン |
4 | 2001 | ステイゴールド(JPN) | 牡7 | 武豊(JPN) |
5 | 2002 | ネイエフ(GB) | ||
6 | 2003 | スラマニ(UAE) | L.デットーリ(GB) | |
7 | 2004 | ポリッシュサマー(FR) | ||
8 | 2005 | フェニックスリーチ(GB) | M.ドワイヤー(GB) | |
9 | 2006 | ハーツクライ(JPN) | 牡5 | C.ルメール(FR) |
10 | 2007 | ヴェンジェンスオブレイン(HK) | セ7 | |
11 | 2008 | サンクラシーク(RSA) | 牝4 | |
12 | 2009 | イースタンアンセム(UAE) | ||
13 | 2010 | ダーレミ(GB) | W.ビュイック(GB) | |
14 | 2011 | リワイルディング(UAE) | L.デットーリ(GB) | |
15 | 2012 | シリュスデゼーグル(FR) | セ6 | O.ペリエ(FR) |
16 | 2013 | セントニコラスアビー(IRE) | 牡6 | J.オブライエン(IRE) |
17 | 2014 | ジェンティルドンナ(JPN) | 牝5 | R.ムーア |
18 | 2015 | ドルニヤ(FR) | C.スミヨン | |
19 | 2016 | ポストポンド(GB) | A.アッゼニ(FR) | |
20 | 2017 | ジャックホブス(GB) | W.ビュイック(GB) | |
21 | 2018 | ホークビル(UAE) | W.ビュイック(GB) | |
22 | 2019 | オールドペルシアン(UAE) | W.ビュイック(GB) | |
23 | 2021 | ミシュリフ(GB) | 牡4 | D.イーガン(GB) |
24 | 2022 | シャフリヤール(JPN) | 牡4 | C.デムーロ(FR) |
25 | 2023 | イクイノックス(JPN) | 牡4 | C.ルメール(JPN) |
26 | 2024 | レベルスロマンス(IRE) | セ6 | W.ビュイック(GB) |
27 | 2025 |
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