データ
概要
競走馬時代
2-3歳
アップルビー厩舎に入り、2歳秋にイギリスでデビュー。当初はオールウェザー、ダートと芝は使わず、3歳のUAEダービーで重賞初挑戦するも、ピンクカメハメハの4着に敗れる。その後、次走のサウジダービーで5馬身半差の圧勝で重賞初勝利。その後ベルモントステークス出走を目指すも足の炎症で回避、そのまま3歳シーズンを終える。
4-5歳
明け4歳1月にドバイで復帰。2戦してイギリスに戻ると芝に転向。芝3戦目のドイツ・ベルリン大賞でG1初勝利を挙げるとオイロパ賞も勝利。次はアメリカにわたってBCターフを勝利した。
5歳シーズンは中東で始動。前哨戦は炎症のため使えず、ドバイシーマクラシックから始動。実績から2番人気に支持されるも、見せ場なく、イクイノックスの7着に敗れ、連勝ストップ。その後、鞍上落馬による競走中止や、競争取消など、輝きは失われたように見えたが、ワイルドフラワーステークスで復活の勝利を遂げる。
6歳
カタールに遠征し、アミールトロフィーで始動。日本からもサトノグランツ、ノースブリッジ、ゼッフィーロが参戦するも、それらの挑戦を跳ね除ける3馬身差の圧勝でBCターフ以来の重賞制覇。そして、前年は見せ場なく敗れたドバイシーマクラシックに再び出走。前年の三冠牝馬リバティアイランドが参戦し、盛り上がりを見せる中、本馬はJRAオッズで8番人気と前年から大きく人気を落とした。しかし、スローペースを活かし、2馬身差で勝利。前年逃したタイトルを掴んだ。
その後、香港に遠征し、チャンピオンズ&チャーターカップに出走。断然の1番人気に支持され、それに応える勝利で、かつての走りを取り戻した。その後は帰国してキングジョージに出走し3着。秋はドイツ・オイロパ賞で隔年優勝を果たしGⅠ6勝目、次走はBCターフ。