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プロフィール

名前タイトルホルダー
欧字表記Titleholder
性別
毛色鹿毛
誕生日2018年2月10日
ドゥラメンテ
メーヴェ
母父モティヴェーター
産地北海道新ひだか町


ドゥラメンテ2015年皐月賞日本ダービー二冠馬。タイトルホルダーはその産駒初の重賞馬・GⅠ馬だが、ドゥラメンテは2021年8月31日、タイトルホルダーの菊花賞制覇を見届けることなくわずか9歳で急性大腸炎で亡くなっている。

母父モティヴェーターは2005年のイギリス・エプソムダービー勝ち馬。さらにその父(母父父)は1999年凱旋門賞エルコンドルパサーとの激闘の末に制したモンジューである。

2歳上の半姉に軽量牝馬として知られるメロディーレーンがおり、姉も2019年菊花賞で5着に食い込んでいる。
母親のメーヴェは受胎しにくい体質なのか、7回の種付けを行なっても不受胎4回死産1回という結果で、無事に生まれてきたのは現在この姉弟だけとなっている。種牡馬ゴールドシップは2019年に受胎率99.1%という数字を叩き出したが、受胎しなかった0.9%というのがこのメーヴェである。


経歴

2020年(2歳)

2018年生まれ。美浦トレーニングセンター・栗田徹厩舎からデビュー。
新馬戦を制し上々のデビューを飾るが、東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)、そしてホープフルステークスと2戦続けてこの年の最優秀2歳牡馬ダノンザキッドに敗れ、3戦1勝で2歳シーズンを終えた。

2021年(3歳)

2021年始動戦の弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)では、シュネルマイスターを押さえ初重賞制覇。父ドゥラメンテにとってもこれが産駒初の重賞制覇だった。

しかし皐月賞ではエフフォーリアの2着、日本ダービーではシャフリヤールの6着に敗退。

夏の休養を挟み、秋初戦の9月20日セントライト記念(GⅡ)。
タイトルホルダーはクラシック最後の一冠菊花賞に向けた有力候補として、1番人気に推されていた。ところが、アサマノイタズラが9番人気からの激走で初重賞を勝ち取る中、ブービーの13着と大敗。

2021年10月24日、菊花賞本戦ではセントライト記念での大敗が祟り4番人気(8.0倍)に留まっていた。
2枠4番からスタートしたタイトルホルダーは横山武史を鞍上にハナから逃げを打ちスムーズに先頭を奪う。すると、そのまま全く先頭を譲ることなく逃げ切り勝利を達成。この年のクラシック三冠最後の一冠を掴み、同年の8月に早逝した父ドゥラメンテに種牡馬として初のGⅠ、それも父が怪我で出走できなかった菊花賞の制覇を捧げた。


JRA史上初、父子3代(キングカメハメハ⇒ドゥラメンテ⇒タイトルホルダー)クラシック制覇となった。
アグネスレディー(牝馬)⇒アグネスフローラ(牝馬)⇒アグネスタキオン(牡馬)⇒ダイワスカーレット(牝馬)もしくはディープスカイ(牡馬)と、スペシャルウィーク⇒シーザリオ⇒エピファネイア⇒デアリングタクトと、牡馬牝馬が入り乱れた形でならすでにクラシック4代制覇も存在する。ただし競走馬の親子◯代制覇というのは基本的に父系か母系のみでカウントする)

逃げ切りで菊花賞を制したのは1998年セイウンスカイ以来で、奇しくもそのときの鞍上は武史の父・横山典弘だった。
以下のラップタイムからもわかるように、序盤をハイペースで飛ばした後、中盤をスローペースに落として息を入れ、終盤で再加速するという逃げ方もそっくりで、父親の伝説的騎乗を完璧に再現してみせたといえる。

1000m毎のラップタイムタイム着差2着馬
セイウンスカイ(1998年)59.6 → 64.3 → 59.33:03.23.1/2スペシャルウィーク
タイトルホルダー(2021年)60.0 → 65.4 → 59.23:04.65オーソクレース

また2着のオーソクレースの母は、奇しくもかつてドゥラメンテを破ったマリアライトである。
さらに血統を遡ればタイトルホルダーはかの凱旋門賞馬モンジューの血を引いており、オーソクレースはそれと戦ったエルコンドルパサースペシャルウィークの血を引いているなど、掘り起こせばキリがないほどドラマが出てくる一戦だった。

それまで、新馬戦や初重賞の弥生賞を逃げ切りで勝利していたが、力の違うレースや他に逃げ馬がいない場合の「消極的逃げ」であり、基本的には逃げ馬に先を行かせて2番手先行からの粘り込みを主戦法としていた。
しかしその戦法でいったセントライト記念で、馬群に包まれて進路を失い何もできずに大敗を喫したことを反省とし、菊花賞では他に逃げ馬もいる中で自ら積極的にハナを主張しに行き、好結果を引き出した。

余談

初代と二代目

タイトルホルダーという馬名は過去に2度使用されており、本項のタイトルホルダーは三代目となる。
初代タイトルホルダーは1995年生まれで父タイトスポット・母リバルドクイン・母父マルゼンスキー。1997年にデビューし、98年に8戦2勝で引退している。
二代目タイトルホルダー2007年生まれで父スペシャルウィーク・母メインタイトル・母父ラーイ。2010年にデビューするが2戦0勝で引退している。

血統について

ダイナカールエアグルーヴアドマイヤグルーヴ⇒ドゥラメンテ⇒タイトルホルダーで、史上初の親子5代GI制覇を達成したのではないかという意見もあるが、残念ながら厳密には違う。
競走馬の「親子◯代制覇」というのは父系(サイアーライン)か母系(ファミリーライン)のみでカウントするため、ダイナカールから続く母系は牡馬であるドゥラメンテで止まっており、その子供であるタイトルホルダーは5代目として勘定されないのだ。
また、日本でGI、GIIといったグレード制が導入されたのは1984年であるため、「GI勝利馬」という条件ならそもそもダイナカールが勘定に入らない可能性も高い。
ただしメディアなどでは「親子5代GI制覇」と報じているところもある、

また、5代前まで遡っても日本で活躍した名馬が名を連ねているというだけで十分凄いことであり、日本のサラブレッドの血統ロマンここに極まれりと言って良いのではなだろうか。
同じ戦法で菊花賞を勝ったとはいえ、雑草血統からの下克上であったセイウンスカイとは対照的であるのも面白い。


関連項目

競走馬 JRA 21世代

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