概要
1954年、日本経済新聞などの出資により設立された特定地上基幹放送事業者。設立当初の社名は「株式会社日本短波放送」であり、2003年に現社名の「株式会社日経ラジオ社」に変更した。
旧社名の通り、広範囲に電波が届きやすい短波を使用したラジオ放送事業を行っている。その特性を活かして放送対象地域は日本全国。世界唯一の商業用短波放送専門局でもある。
現在の愛称は2004年から採用した「ラジオNIKKEI」だが、1978年より採用した「ラジオたんぱ」の旧愛称でも知られている。
送信所は千葉県長生郡長柄町にある長柄送信所と北海道根室市の根室送信所の2箇所体制で根室送信所は夜間のスキップ現象対策として設置されている。
大株主でもある日本経済新聞と関係が深く、お固い放送局と思われがちだが不定期にアニソンポッドや渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分という番組を(不定期で)放送していたりする。
短波受信機の少なさゆえにマイナーだったが、1956年から中央競馬実況中継を開始しており、中央の競馬場でも場内実況担当局として長く親しまれている。
そして、インターネットサイマルラジオサービス「radiko」の登場で最も得をした局でもある。radikoでは都道府県エリア関係なく、全国どこでもネット接続環境と端末さえあれば聴取できる。同じように聴取できるのは放送大学だけである。
また公式サイトでは短波受信用ラジオを通信販売している。
アナウンサー
※2024年現在 入社年順
- 東京本社
- 関西支社
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JRA -もっとも密接に関わっているともいえ、競馬場内での実況中継を担当する他、重賞の提供企業(ラジオNIKKEI賞、京都2歳ステークス)でもある。また、かつてはホープフルステークスの前身競走である「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」の提供企業でもあった。