概要
略称は「FTV」。
アナログ親局はVHFの11ch。
これ以前に民放テレビ局を設立しようとした動きがあったが、テレビ免許割当に対する競願者が多数出てなかなかまとまらず、新局の設立ができないでいたので福島県が主導となって開局した経緯があるためか、民放局なのに福島県が株式の50%を所有している第三セクターのテレビ局として全国に知られる。
開局に当たっては、福島県議会や福島県内の市町村議会が「民放テレビ局の早期開局促進」の決議を行った。
1963年4月に開局した時点では特定の系列に頼らないオープンネット体制だったが、福島中央テレビが開局した1970年4月に日本テレビ系列とTBS系列に参加した(ただしニュースネットだけなら1966年から日本テレビ系列に参加してはいた)。
1971年10月に福島中央テレビとの間でキー局の交換が行われTBS系列とフジテレビ系列のクロスネット局に転換(ただしどちらかというとTBS系列がメインではあった。また、福島中央テレビは日本テレビ系列とNETテレビ(現在のテレビ朝日)系列のクロスネット局に転換)、そして1983年3月一杯でTBS系列から離脱した。
福島市には福島競馬場があるためか、男子アナのアナウンス能力の高さはフジテレビ系列の中でもトップクラスにある。
2002年には公募で採用された福島テレビ初のキャラクター「ふくたん」がいる。福島テレビのホームページ内には”ふくたん.com”のページがある。
ちなみに福島県は民放1局地域の佐賀県を除くと民放第1局がテレビ・ラジオ兼営局ではないという珍しい地域である。当初中波ラジオ局であるラジオ福島がテレビ予備免許を取得していたが、資金の確保が間に合わず予備免許が失効したためである。
また、ネットチェンジに関しては、株式保有者の変更などの、複雑な事情もあった。こちらの外部記事も参照。
2019年4月1日に現社屋の隣に新社屋が竣工、竣工と同時に愛称『福テレ』を制定した。
(ちなみにだが、新社屋稼働開始時に重大発表という番組を放送し、福島テレビの社長が、『福テレ、スタート! と言ってマスタールームに置かれたボタンを押そうとしたが局のマスコット『ふくたん』にどつかれ、代わりにふくたんがボタンを押すといった訳のわからないことになった)
コールサイン・チャンネル
コールサイン | JOPX-DTV |
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チャンネル | 地デジ 8(UHF 25ch) |
主なローカル番組
•テレポートプラス
•サタふく(2003年から2018年まで放送されていたコーナー「いぐさひできの自転車でGO!」が非常に人気があったため、今ではテレポートプラス内で「プレイバック自転車でGO!」と題して再放送する事がある。)
•うつくしま情報局
•うつくしまの誇り
•弦哲也のカラオケグランプリ(震災前までやっていた番組、2005年放送のFNS25時間テレビで数秒流れ、全国デビューしてしまった。)
•エキサイティング競馬(春・秋の福島競馬場で競馬が開催される場合のみ。)
余談
ポケモンを放送しているためなのか、本来放送するはずの、いわゆるドリーム9の前半は放送されていない。
が、かつては遅れ放送としてデジモンシリーズは放送されていた。
なお、沖縄テレビでも細かいケースの違いはあれどドリーム9の前半の放送は行っていない、どころか、ドリーム9の構成作品を2作品とも放送していないフジテレビ系列局も存在する。
関連項目
朝日放送:元TBS系列局繋がり。
テレビ西日本:他系列からフジテレビ系列にネットチェンジしたテレビ局繋がり。