ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ラジオNIKKEI賞

らじおにっけいしょう

日本中央競馬会(JRA)の開催する重賞レース(GⅢ)。毎年6月末~7月初頭に福島競馬場・芝1800m(3歳・ハンデ戦)で争われる。トップ画像は1991年(「ラジオたんぱ賞」時代)の勝ち馬ツインターボ。
目次 [非表示]

曖昧さ回避編集

この項目では、過去に「ラジオたんぱ」の名称だった、3歳限定・6~7月開催・福島競馬場芝1800mの重賞(GⅢ)について説明しています。以下は別のレースです。

概要編集

日本中央競馬会(JRA)が福島競馬場・芝1800m3歳ハンデで施行する中央競馬重賞レース(GⅢ)。


1952年、4歳(現3歳)限定の重賞「中山4歳ステークス」(中山競馬場芝1800m)として創設。その後、1959年日本短波放送(現・ラジオNIKKEI)から寄贈賞の提供を受け、「日本短波賞中山4歳ステークス」と改称、その後1961年に「日本短波賞」に、1979年、前年に日本短波放送が愛称名である「ラジオたんぱ」を使用開始したため、施行場を福島競馬場に変更の上で「ラジオたんぱ賞」に改称し、2004年にラジオたんぱが「ラジオNIKKEI」に改称したのを受けて2006年から現競走名・「ラジオNIKKEI賞」となった。


1955年から出走条件に「東京優駿(=日本ダービー)の勝ち馬を除く」が追加されたこともあり(1968年削除)、出走馬には日本ダービーに敗れた・そもそも出られなかった馬が集まり「残念ダービー」と競馬ファンに通称されていた時代もあった(とりわけ1977年優勝のマルゼンスキーはこのレースで圧巻の走りを見せた)。

現在、その条項は削除されており残念ダービーと呼ばれることもなくなったが、レースの性質としては現在も3歳春のクラシック競走(皐月賞日本ダービー桜花賞オークス)やNHKマイルカップには届かなかった、もしくは間に合わず、夏以降の巻き返しを図る3歳馬が初重賞と収得賞金加算を狙う場という趣が強い。


勝ち馬にはこのレースが初重賞制覇という馬の割合が非常に高い。また牡馬が強く、牝馬の勝ち馬は1992年(第41回)のシンコウラブリイが現時点で最後で、同時にその後のGⅠ優勝馬としても最後となっている。


最近30年くらいで勝ち馬よりも2着馬の方が後にGI馬になる事が多いジンクスがある。例としてタイキブリザードカンパニーソングオブウインドスクリーンヒーローフィエールマンパンサラッサなどが、このレースで2着だった。


年表編集

1952年(第1回):4歳(現3歳)重賞「中山4歳ステークス」として創設。中山競馬場芝1800m。

1955年(第4回):出走条件に「東京優駿の勝ち馬を除く」が追加される(1968年削除)。

1959年(第8回):「日本短波賞中山4歳ステークス」に名称変更。

1961年(第10回):「日本短波賞」に名称変更。

1979年(第28回):「ラジオたんぱ賞」に名称変更。この年から福島競馬場芝1800mに施行場変更。

1984年(第33回):グレード制定でGⅢに格付け。

2006年(第55回):「ラジオNIKKEI賞」に名称変更。

2011年(第60回):東日本大震災の影響により中山芝1800mで開催。

2020年(第69回):新型コロナウイルス感染症流行の影響で無観客開催。

2021年(第70回):福島県沖地震(2月13日)の影響により無観客開催。


競走条件編集

出走資格: サラ系3歳

JRA所属馬

地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)

外国調教馬(優先出走)

負担重量:ハンデキャップ


主な勝ち馬編集

馬の太字はGⅠ(級)馬、GⅠの太字は本レース優勝後に制したGⅠ(級)競走。

年度回数馬名   GⅠ(級)勝利備考
1954年(第3回)ゴールデンウエーブ日本ダービー
1957年(第6回)オンワードゼア天皇賞(春)有馬記念
1965年(第14回)ベロナ優駿牝馬牝馬
1968年(第17回)アサカオー菊花賞
1973年(第22回)イチフジイサミ天皇賞(春)
1977年(第26回)マルゼンスキー朝日杯3歳ステークス
1980年(第29回)ハワイアンイメージ皐月賞
1984年(第33回)スズパレード宝塚記念
1986年(第35回)ダイナコスモス皐月賞
1991年(第40回)ツインターボ
1992年(第41回)シンコウラブリイマイルCS牝馬
2003年(第52回)ヴィータローザ
2017年(第67回)メイショウテッコン

関連項目編集

JRA GⅢ ラジオNIKKEI

七夕賞:ラジオNIKKEI賞の次週に開催される福島夏の古馬重賞。

ラジオNIKKEI提供のJRA重賞編集

京都2歳ステークス


また前述の通り、ホープフルステークスの前身はラジオNIKKEI杯2歳ステークスである。

放送局名の重賞競走編集

CBC賞 日本テレビ盃

関連記事

親記事

GⅢ じーすりー

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3900

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました