基本データ
コース
グレード
:GⅢ
馬齢
:サラブレッド系3歳以上(牝馬)
負担重量
:ハンデキャップ
概要
1996年に行われた牝馬競走体系の整備に伴って新設された、4歳(現3歳)以上の牝馬による重賞レースで、施行場・距離は創設時より現在まで阪神競馬場の芝2000mで行われている。施行日は創設当時は6月下旬から7月上旬だったが、現在は6月中旬に行われている。グレードは「GⅢ」。
創設時より外国産馬が出走可能なほか、地方競馬所属馬は2002年から、外国馬は2005年からそれぞれ出走可能になった。
創設当初の負担重量は賞金別定戦で、GⅠホースの出走もあり、過去にはオークス馬のエアグルーヴ・エリモエクセル・ダイワエルシエーロやエリザベス女王杯馬のアドマイヤグルーヴらが優勝馬になっており、最も堅いレースのひとつだった。
しかし、2006年よりハンデキャップ戦に変更されてからは様相が変わり、函館記念や新潟記念・小倉記念・福島記念と並んで、中央競馬の重賞レースで最も荒れるレースに代わり、実績のない条件馬や下位人気馬がしばしば好走するレースとなり、荒れるのが普通になっているほか、近年のマーメイドステークス優勝馬からGⅢ・GⅡ優勝馬はまずまず出ているもののGⅠ優勝馬は皆無で、かろうじて2011年桜花賞優勝馬のマルセリーナが2013年の同レースを優勝して久々の勝利を挙げたぐらいである。
2024年は阪神競馬場スタンドリフレッシュ工事のため、京都競馬場(芝:2000m)で開催。
2025年度以降は競走名が新「府中牝馬ステークス」に変更され、東京競馬場での原則開催となる予定。
主な優勝馬
ダイワエルシエーロ
ソリッドプラチナム
トーホウシャイン
コスモプラチナ
アンドリエッテ
ウインマイティー
関連項目
(2025年度に名称使用が終了となるレース)
小倉2歳ステークス(完全改称)