基本データ
概要
1968年にそれまでの距離2,400mから2,000mに変更され、1984年の現グレード制導入でGⅢとなった。
2006年より、夏季競馬を盛り上げるため設けられたサマー2000シリーズの第2戦に指定されている。
※以下一部ユーザーの見解等あり
以前は新潟記念や福島記念と同じく、JRA重賞で最も試合内容が荒れるレースであった。
1992年から2002年まで1番人気の出走馬が11連敗し、5年連続で馬連万馬券での決着になるなど典型的なローカルハンデ重賞の傾向とされていた。
2000年代以降の芝の種類の入れ替えなどによって、近年は特に頻発しなくなったともされる。
が、2020年7月16日、事件は起きた。
優勝したのは16頭立ての15番人気アドマイヤジャスタ。
2着には13番人気の馬が入り、3連単3,432,870円という誰が買えるんだという超荒れの結果になった。(人気馬は2頭が掲示板の一方で1,3番人気は大敗)
(同日開催の中京記念では最低人気のメイケイダイハードが優勝し、WIN5はキャリーオーバーとなった。)
2021年は2、3着が2桁人気の紐荒れ決着、2022年は7番人気のハヤヤッコが優勝と、堅く収まらないハンデ重賞の名が帰ってきたとも言えるだろう。
主な優勝馬
馬名 | 開催年 | タイム |
---|---|---|
ドウカンヤシマ | 1983年 | 2:04.5 |
サッカーボーイ | 1988年 | 1:57.8 |
ワコーチカコ | 1994年 | 2:01.6 |
クラフトマンシップ | 2000年 | 2:02.7 |
エアエミネム | 2003年 | 1:59.9 |
エリモハリアー | 2006年/2007年 | 2:05.1/2:02.8 |
トウケイヘイロー | 2013年 | 1:58.6 |
1988年優勝のサッカーボーイが記録したレコードは現在も更新されていない。