基本データ
概要
毎年7月7日前後に福島競馬場で開催されるJRAの重賞レース(GⅢ)。
七夕ということで7-7の馬券が良く売れる。
かつては福島競馬場で施行されていたオープン特別だったが、1965年重賞に格上げされて創設。創設時は福島競馬場芝1800mで施行され、その後1976年~1979年までは「東北記念」と改称して施行されていたが、1980年から施行時期が夏季開催に戻り、名称を再び七夕賞に戻す事に加えて距離が200m延長、芝2,000mのコースに変更された。
ハンデキャップ戦というのもあるが、1980年から2004年までは1番人気が26連敗していた事で有名である。
また、史上最強アラブ馬とも言われるセイユウが1957年の同レース(当時は重賞格上げ前のオープン特別戦)をサラブレッド相手に勝利している。
過去10年で2桁人気の馬が2勝、馬券に7回も絡んでおり、3連単平均額は509,855円と、非常に予想が困難な重賞である。
このレース前後の特別戦には、織姫賞(9R)、天の川ステークス(10R)、彦星賞(12R)と、七夕をイメージしたレースが組まれている。
2006年からは夏季競馬を盛り上げるために設けられたサマー2000シリーズの第1戦に指定されており、夏の中距離チャンピオンを目指す馬が集結する。