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概要編集

日本中央競馬会(JRA美浦トレーニングセンター所属の男性騎手

双子の弟・未崎とともに「ふたご座双子騎手」として話題になった。

熊沢重文らとともに、平地GⅠと障害GⅠ双方での勝利経験がある数少ない騎手でもある。

松岡正海丹内祐次などとともに、関東を中心に「マイネル」冠名を持つラフィアンの競走馬の主戦騎手となっている。


来歴編集

1977年

6月18日、栃木県宇都宮市に誕生。


1988年

小学5年生の時にJRA宇都宮育成牧場で弟・未崎とともに乗馬を学ぶ。乗馬の先輩であった小林淳一競馬学校入学の報を知り、騎手を志す。


1993年

日本中央競馬会競馬学校千葉県白井市)に入学。大知と同期の第12期生には福永祐一和田竜二細江純子などがおり、「花の12期生」として注目を浴びた。


1996年

競馬学校を卒業しJRA騎手免許を取得。美浦トレーニングセンターの栗田博憲厩舎に入る。

3月2日、中山競馬場の第1レースで騎手デビュー。ジャンヌシチーで12着。

3月31日、2戦目、ライトオンファイアで初勝利。


1997年

6月29日、エアガッツラジオたんぱ賞(現在のラジオNIKKEI賞)で重賞初制覇を飾る。

しかしこの直後、栗田師の反対を押し切って新聞記者の女性と結婚したため厩舎を破門されフリーとなる。その後は落馬による長期離脱もあって騎乗依頼が激減。


2005年

騎乗数の増加を目指して障害競走でも騎乗する。


2006年

平地では1勝もできなかった(~2008年)。飛行機代にも困窮する状況にもかかわらず、全休の月曜日に北海道の牧場に渡って調教騎乗を続けた。


2008年

8月3日、ミルファームが保有するダイイチミラクル北陸ステークスに出走し、8番人気ながら2着に入りミルファームの清水敏代表を喜ばせた。以降、ミルファームの馬への騎乗機会が増加。この話が清水敏代表の師匠である「マイネル軍団の総帥」ことビッグレッドファーム岡田繁幸に伝わり、サラブレッドクラブ・ラフィアン所有の障害馬に乗せてもらえるようになり、勝ち鞍も少しずつ増え始めた。


2011年

6月11日、マジェスティバイオ東京ジャンプステークスを勝ち障害重賞初制覇と14年ぶりの中央重賞勝利を記録。

7月2日、東日本大震災の影響で延期された中山グランドジャンプマイネルネオスで勝利。デビューから16年目でGⅠ級競走初制覇を果たす。


2012年

3月4日、コスモオオゾラ弥生賞を勝ち史上1位のブランクとなる14年8か月ぶりの中央平地重賞勝利。

4月14日、マジェスティバイオで中山グランドジャンプを制し、騎手として同レースを2連覇。


2013年

5月5日、10番人気のマイネルホウオウNHKマイルカップを勝利。自身200勝目を自身初の中央平地GⅠで挙げ、インパルスヒーローをクビ差凌いだゴール後にはド派手なガッツポーズ、勝利ジョッキーインタビューでは男泣きしながら「よく覚えてないです…。本当に嬉しいです。」と喜びを表した。


2015年

JRA通算300勝を達成。


2016年

栗田師と和解し、1月23日の若竹賞より栗田厩舎のマイネルハニーの主戦となる。


2018年

12月9日、コパノキッキングテン乗りし、カペラステークスに勝利。


2021年

JRA通算500勝を達成。


主な騎乗馬編集

太字はGⅠ級レース


関連タグ編集

JRA 騎手 ラフィアン


外部リンク編集

競馬ラボ - G1タイトルを手にホウオウ&大知がダービーへ

JRA - 騎手に迫る「柴田大知騎手」

競馬ラボ -柴田大知の進化論:本人による公式コラム

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