データ
コース | 東京競馬場・障害芝3,110m |
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グレード | J・GⅢ |
出走資格 | サラブレッド系3歳以上かつ障害1勝以上・JRA所属馬のみ |
負担重量 | 別定(3歳58kg、4歳以上60kg、牝馬2kg減、J・GI優勝馬2kg増、J・GII優勝馬1kg増) |
概要
障害重賞へのグレード制導入に合わせて、1999年に「東京オータムジャンプ」の名称で創設された。直接の前身は1956年に創設され年2回施行されていた「東京障害特別」の秋開催分である。
東京障害特別の春開催分を前身とする東京ハイジャンプと入れ替える形で2009年より施行時期が10月から6月に移され、名称も現名称となった。
創設当初はハンデ戦であったが2009年より別定戦となり、2013年に負担重量の規定が現行のものにあらためられた。
コース
障害コースの2コーナー手前からスタートし、障害コースを一周半して4コーナーから芝コースに出、直線の置き障害を飛越してゴールする。
スタート地点がスタート地点なので枠順の影響が非常に大きい。
一般的に固定障害は高さのみならず幅も大きいが、東京競馬場の障害は固定障害ながら幅が小さいという特徴がある。最終直線の長さも相まって、固定障害コースとしてはスピードが重要とされる。
一方で、長い直線を活かして向こう正面で三連続、正面では四連続の連続障害が配置されており、リズムのよい飛越も求められる。飛越の回数も13回(うち置き障害1回)と多め。
また、本競走の際は正面に4つある障害のうち1つが大生垣、1つが大竹柵に取り替えられる。ともに高さは1.5mあり、幅も他場の固定障害に勝るとも劣らない、高難度の障害である。