経歴
1975年3月12日生まれ。愛知県蒲郡市出身。身長154cm、体重50kg(騎手引退時)。
愛称は「ホソジュン」。
少女時代に視聴していた『レディ!!』のテレビアニメ版がきっかけで乗馬に関心を抱く。
その後、武豊に憧れるようになり、高校卒業後の1993年にJRA競馬学校に入学。
1996年に騎手免許を取得。同期には、自身と同じく女性騎手の草分けとなった増沢由貴子(旧姓・牧原)・田村真来がいる他、福永祐一や和田竜二も同期生であり、「花の12期生」と呼ばれる(先述の通り、高卒後に入学しているため同期よりも3歳年上となっている)。
栗東・柳田次男厩舎に所属し、通算493戦14勝を挙げるが重賞勝利を挙げることは出来ず、怪我のため2001年6月15日限りで騎手を引退した。
高卒後に競馬学校に入学しJRAでデビューした騎手は現在でも細江が唯一である。
(後に馬術出身の小牧加矢太が高卒後競馬学校を経ずにJRAでデビューしている)
騎手引退後は競馬評論家へ転身し、自ら「ホース・コラボレーター」と名乗っている。
フジテレビ「みんなのKEIBA」・関西テレビ「競馬BEAT」に出演中。
JRA公式YouTubeチャンネルでの「3分でわかった気になる名馬シリーズ」では解説役の「細ペン先生」の声を担当している(唯一、番外編は細江についての解説なので、赤ペン瀧川が解説を担当した)。
私生活では2011年に結婚。2013年に第1子(男児)を出産した。
ウマ娘
アニメ
アニメ「ウマ娘プリティーダービー」では、解説者として本人役でアニメ初出演。
開始当初は解説の癖かややぎこちない演技が見られたが、アニメ1期の中盤より徐々に改善されていき、アニメファンからも上達の速さを絶賛された。
特にサイレンススズカをモデルとしたキャラクターへ向けた台詞は視聴者の涙を誘った。
またOVA第16話では、2015年の第56回宝塚記念(120億円事件)の再現を自ら行うことも。
「ウマ娘」ではアニメの他に、DVD・BDの特典映像「ウマ旅」で登場するウマ娘のモチーフとなった競走馬をリポーターとして訪問している。
↑細江純子の競馬電話相談室
ゲーム版
ゲームにおいては、アニバーサリーに実装される新育成シナリオにて解説役を担当する。また、2022年5月には実際にゲームに登場することが発表され、ゲーム版のイラストも公開された(デザインはアニメ版を踏襲している)。
うまゆる
ショートアニメ『うまゆる』ではSDキャラ化され、タニノギムレットらの行きつけの店「BAR細純」の店主として登場。
これはおそらく、自身のYouTubeチャンネルで配信している「スナックズンコ」が元ネタ。「BAR細純」背景の棚とその中に並ぶ酒瓶もスナックズンコと同じラインナップとなっている。
地味に、アニメやゲームといった本編とは違う職に就いてる姿を描かれた唯一の例である(その他の桐生院葵などは、本編同様の職業で登場している)。
競馬界の下ネタ女王
地上波やメディアにおいてはTPOを弁えて披露する機会は少ないが、女性さながら男性顔負けレベルの競馬界きっての下ネタ好きとしても知られている。
雑誌やwebサイト上のコラムやツイートで何の脈絡もなく下ネタをぶち込むことがあり、競走馬の名前をもじった下ネタジョークを披露することも少なくない(ベロベロヴェロックス、中出し外出しソダシ、イク、イク、イクイノックスなど)。
細江が競馬界に入った当時は男性優位であったため、下ネタが飛び交う現場の雰囲気について行くことができなかったが、自らも下ネタを言うことでその抵抗感を徐々に克服。
その結果としてか、今ではむしろ細江本人が、後輩の騎手がたじろぐほどの下ネタ好きとしてその名を轟かせてしまっている。
その強烈ぶりは競馬番組で共演しているお笑い芸人をも困惑させることもあり(参考動画の2つめの冒頭においても早速下ネタを口にしてキャプテン渡辺とカンニング竹山から総ツッコミを食らっている)、『ワイドナショー』にゲスト出演時も、『うまんちゅ』で共演していたかまいたちの山内健司から下ネタ好きについて触れられた際には、笑いながら早速下ネタ混じりで返していたため、司会の松本人志も「もう発動してますよ!」と呆れ果てていた。
ちなみに、前述の「ウマ娘」出演時、特に「うまゆる」でバーの店主として登場した際、下ネタ好きを知っているトレーナーたちからは「絶対にアドリブで演技させてはいけない」と心配された。