リンクテキスト「食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉の増進、農山漁村および中山間地域等の振興、農業の多面にわたる機能の発揮、森林の保続培養および森林生産力の増進ならびに水産資源の適切な保存および管理を図ることを任務とする」(農林水産省設置法第3条)日本の中央省庁。1881年に農商務省として設置され、改組・改称を経て1978年7月5日より現在の名称となる。
第一次産業(農業、林業、水産業、畜産業)の振興とその生産物たる食料の安定供給を主たる業務としているほか、食料輸出入の管轄、動植物の防疫・検疫、獣医免許の管轄、バイオマス研究、生産需給の統計調査、農村の灌漑整備、食育の推進や競馬事業の監督なども関連業務として行う。余談だが、競馬の監督部署は「畜産局競馬監督課」。
宣伝戦略
…というお固いお仕事をしている官庁だが、いまいち地味。今の御時世、大都市近郊の住民は田畑も漁船もほとんど見たことがない。
知名度を上げるべく、最近はネットではっちゃける楽しみを覚えてしまったらしい。主な行状としては
- 日本の食に関するこれまでの曲により、国産農林水産物の魅力を音楽で伝える「FANバサダーロック」として打首獄門同好会を任命。「日本の米は世界一ぃいい!」 また、2021年暮れの牛乳消費量ピンチ時に投下された楽曲「牛乳推奨月間」にもリプを飛ばすなど信頼は厚い。そして2022/4/6のBUZZ MAFFにて「牛乳推奨月間・農林水産省PVバージョン」と「BUZZ MAFFジングル・打首獄門同好会Ver.」が制作されることが公開され、翌週にはジングルが納品されていた。はえーよ大澤会長。
- クックパッド公式アカウントのおすすめレシピにおかゆライスを何事も無かったように載せ、当該作品の原作者に捕捉される
- さらに、お米ほぼ100%のマリトッツォ、題して「マイトッツォ」のレシピもクックパッドに公開
- 某稲作ゲームに関連して原作者を召喚しインタビューを敢行(本省公式サイトが攻略wiki扱いされてしまうことも)そして1年後、BUZZMAFFでも取り上げられた。
- デリシャスパーティ♡プリキュアのモチーフが「ごはん」と聞き公式Twitterを引用レス。「これはもう推さない理由が見つからないッッ!!」と荒ぶった。さらに、本省広報室の某氏は歴代プリキュアをカンペ無しで(ほぼ)暗唱でき、歴代黄キュアの特性にも言及でき、各プリキュアの名前を名乗り込みで暗唱、またハートキャッチプリキュア!の農泊エピソードから本省の農泊担当へプレゼンのバトンタッチが出来るプリキュアガチ勢である。43話でゴーダッツのやらかした所業については本名名指しで遺憾の意を表明した。 また放映同日に投稿されたばずまふのタイトルが「キュアプレシャスを表敬訪問してみた。」(@東映アニメーション、広報室長同伴)。某氏が終始テンションアゲアゲだったのは言うまでも無い。
- プリキュア主題歌の歌手であり、かつJAグループ広島の『地産地消』デリシャス大使を務めるMachico氏ともコラボ。そこ、職権乱用とか言わない。そういえばこの方、ウマ娘のトウカイテイオー(二代目)…畜産局、もといJRAさんこっちです。
- 作業安全啓発キャンペーンに仕事猫とコラボ。ヨシ! 合わせて現場事故VR映像のガチ紹介も行っており、農林水産・食品製造業による労災の高さを訴えている。
- 某釣りアニメの小ネタを公式Twitterに掲載
- 本業知識をフル活用した、林野庁職員によるあつ森の島作り
- ゆるキャン△とタイアップした、国有林(レクリエーションの森)のPR
- ところてんの日にPRとして「ぬ」弾幕画像を公式Twitterに掲載、釈明会見をYoutubeで行う
- 野菜の日のスーパーヤサイ人
- 下部組織のトップが日本さかな検定1級(非常に難しい)に合格したことを公式Twitterで報告
- 農産物の地理的表示(GI)保護制度PRで特許庁とコラボした際、特許庁職員に「東京特許許可局」の早口言葉を無茶振り。なお、長官は達成した。
- 食品ロス削減PRのために環境省(霞ヶ関ではお隣)とタイアップ動画撮影をした際に小泉環境大臣(当時)を巻き込んだドッキリを敢行する
- 大真面目な行政文書(食料・農業・農村白書)を大喜利のネタにして審査員(副大臣)の前でラップバトルする。
などのハジケリストぶりを披露している。
また直接ネタにしたわけではないが、クリスマスに鱒を「#サーモンでクリス鱒」ハッシュタグでツイートした際には、クリスマスにシャケを推す怪人を思い出した者も少なくなく「イオンについで官公庁までギャングラーの手が…」などと言われていた時も。一発ネタかと思われていたが、2021年もハッシュタグ付きでツイート。定着させる気満々である。
そしてついに……2023年3月7日「魚の日」、ついにサモーン本人が農水省Twitterをジャック。さらには現役水産庁職員がばずまふで謝辞を表明する事態に発展。
これに味を占めたのか6月1日「世界牛乳の日」にギュウニュウワルドにジャックされてしまった。
なお、こういった一見ふざけた企画でも一国家組織であるため、実行するためにちゃんと企画書やプレゼンテーションを通して責任者から許可をもらって行っている。
ところてんの日と「ぬ」の画像ツイートでは企画者がA4用紙2枚にひたすら関連性を書き綴ったとか。それで認める上司もなかなかハジケてると言わざるを得ない。
遠からず所管業務をベースにしたゲームネタをもやりかねないと期待されているとか…
念のためフォローすると、職員一同は至極真面目に農林水産業PRのため日々公式TwitterやYouTubeチャンネル「BUZZ MAFF(ばずまふ)」で公務に励んでいるのだが、その方向性がシリアスな笑いに向かうと…皆さんご想像の通りである。またBUZZ MAFFの制作は農水省職員だけで行われており、安心の広告代理店不使用・100%国産(官製)チャンネルである。なお、BUZZ MAFFのジングルを演奏してるのは当時の事務次官(キーボード)と官房長(ギター)。(※事務次官=国家公務員としてなれる最上位クラスのポストであり、とってもエライ人)、発案は当時の農林水産大臣である。
歴代の農林水産大臣(抜粋)
江藤拓(第63代) ←BUZZ MAFF立ち上げの功労者
野上浩太郎(第64代)
金子原二郎(第65・66代)
野村哲郎(第67代)
関連イラスト
世間的イメージ。
なお現実は
関連タグ
経済産業省:同じく農商務省を源流とする。
防衛省:基地一般公開時などに二次元ネタをしばしばぶっこんでくる。
天穂のサクナヒメ:システムの一つに米作りが有るゲーム。内容が現実の稲作に則し過ぎたガチのそれなせいで『農水省ホームページが攻略サイト』と言われた事がある。