概要
海や内水面(河川、湖沼)において魚、貝類、海藻、クジラ等の水産物を収穫する職業、あるいは業種。養殖業を含む。第一次産業に分類される。
「水産業」という時には、漁業のほか、水産加工業を含む。
日本における漁業
四方を海に囲まれた島国である日本は古来沿岸漁業や内水面漁業が盛んであり、明治以降は沖合漁業や遠洋漁業にも進出。世界一の漁業大国であった。
近年では各国による漁業資源の管理が強まって日本漁船が締め出され、遠洋漁業は事実上消滅。日本近海では長年の乱獲がたたり資源が枯渇してしまったことで、産業としては衰退の一途をたどっている。現在は水産品に関しては輸入の方が多くなっている。