概要
当地の漁協(漁業協同組合)が認めた漁業権を持たない者が、密かに漁を行うこと。暴力団や外国人犯罪組織の主要な資金源の一つでもあり、危険区域へ侵入した密漁者が遭難することもある。
何故密漁が禁止されているかというと、誰も彼も過剰に漁をするとその海域でその生物が絶滅してしまう危険性がある為。こうなると漁師の生業が成り立たなくなるので水産資源の保護となっている。
違法行為であるのだが、かつては海水浴客などが少量のウニやアワビを取る程度は黙認されていたようである。現在ではかなり取り締まりが厳しくなっており、たとえ子供連れでも逮捕されることもありうる。
現在では釣り場や該当する海岸では警告看板が立てられており、注意喚起がされている。
例えば釣りをしていてたまたまイセエビが釣れた場合もその場で逃がさないといけない。これも密漁ととられてしまうからである。
また、川においても密漁とみなされる事があり禁漁シーズンの釣りや入漁料を払わないで釣りをした場合も含まれる。
バラエティ番組「いきなり!黄金伝説」で、特に「無人島0円生活」の企画で番組最後に「漁協の許可を得ている」旨を説明しているのは密漁にならないようにしている為である。