🐟🐠🐡概要
脊椎動物内の一分類である。
水中での活動に特化しており、水辺の無い陸上で恒常的に生きる事はできない。
一般的に一生を水中で暮らし、鰓(エラ)呼吸を行い、内骨格と鰭(ヒレ)が発達している。
ただし肺魚類やガーのような原始的硬骨魚類は肺呼吸を発達させており、空気呼吸ができないと溺れることさえある。
大多数の種が卵生であるが、いくつかの系統で卵胎生、胎生のものが進化している。
🐟🐠🐡分類
脊椎動物亜門から四肢動物(哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類)を除外したものである。狭義ではそのうち顎を持つ系統(顎口上綱)のみを指す。
狭義では軟骨魚綱(サメ、エイなど)、肉鰭綱(肺魚、シーラカンスなど。系統分類的には四肢動物もここに入る)、条鰭綱(現生の魚類の多く)、そして絶滅種のみで構成される板皮綱(ダンクルオステウスなど)、棘魚綱(アカントーデスなど)を含む。
広義の魚には、原始的な脊椎動物である無顎上綱のヌタウナギ綱と頭甲綱(ヤツメウナギ、絶滅種の甲冑魚など)を含む。これらの動物は骨格が発達しておらず、進化した脊椎動物とは著しく異なった身体構造を持つ。
進化的には「一度も陸上進出しておらず、海水または淡水中にとどまっている脊椎動物」と言える。このため、哺乳類のクジラ類、爬虫類の魚竜などは外見は魚に似ていても魚ではない。
🐟🐠🐡関連イラスト
🐟🐠🐡関連項目
表記揺れ
主なカテゴリー
その他
『おさかな天国』