概要
魚類などの鰓と似た役割を持つ器官。
基本的には両生類以上の生物に見られる、呼吸のための器官。肋骨の中に左右一対ある。
中に無数の肺胞が存在し、取り込んだ空気中の酸素と血液中の二酸化炭素を交換する。
鳥にはこれに加え「気嚢」というサブ肺が存在し、哺乳類などが「汚れた水の入ったバケツへきれいな水を入れて混ぜる」ような呼吸をするのに対して「汚れた水を入れ替えて 常にきれいな水を入れる」呼吸をしている。
もちろん、鳥のご先祖にあたる恐竜も気嚢を持っていたと推測されている。
なお肺魚やガーといった一部の原始的な魚は肺をもち肺呼吸が可能。