外呼吸
生物が組織内に酸素を送り込み、二酸化炭素を排出する営み。生きていく上で欠かせない生理現象の一つで、日常語として「呼吸」と言えば通常この意味である。口呼吸と鼻呼吸のふたつがあるが、通常は鼻呼吸で行う。
口呼吸は健康に悪くデメリットも多いため、口呼吸をしないと死にそうな状況でもない限りはしないほうがいい。口呼吸ダメ、絶対。
人間を含む脊椎動物は肺で空気と血液とのガス交換を行い、血液を通して組織に酸素を送っているが、昆虫を含む陸上節足動物は気管系を持ち、各組織が直接ガス交換を行う。光合成を行う陸上植物は光合成を行わない夜間などに気孔と樹皮を通して空気を取り込み、呼吸している。水生生物は鰓を持ち、水中から酸素を取り込む。
動物が生きる上では酸素は必要不可欠であるため、寝ている最中であろうと呼吸をしていることになる。
小動物の中には分化した呼吸器官を持たず、皮膚呼吸を行う生き物もいる。人間も皮膚呼吸も行うが微々たるものである。
内呼吸
生物は個体としての呼吸のほか、個々の細胞自体も呼吸を行っており、これを細胞呼吸(内呼吸)という。これは動物や陸上植物だけではなく、菌類、藻類、細菌のような単細胞生物も含め全ての生物が行っている。通常は酸素を取り込んで二酸化炭素と水を生成する「好気性呼吸」だが、増殖に酸素を必要としない「嫌気性生物」の場合は、「嫌気性呼吸」を行い生活に必要なエネルギーを得ている。
リラックス法
呼吸法によって、身体にリラックス効果をもたらすものもある。
自律神経の内、身体を激しく動かす際に活動する交感神経と、眠っているときなどに活動する副交感神経は、呼吸によってコントロールすることができ、緊張や不安、恐怖によって落ち着かない時にゆっくり長く呼吸することによって、交感神経の活動を抑え副交感神経を活動させて、気分を落ち着かせることができる。
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