※本記事ではヒトの排卵について記述しています。
概要
卵胞が破れて、成熟した卵(卵子)が卵巣から排出されること。
月経がある女性の卵巣の中では、毎月卵子の元である「卵胞」が育つ。卵胞は一定の大きさになるとパチンとはじけ、その中の卵子が卵巣から飛び出してくる。この「成熟した卵が卵巣から排出される生理現象」が排卵である。
排卵された卵は卵管に入る。ここで精子がタイミングよく子宮内を通って卵管に入り、精子と卵子との間に受精が起こると、卵は受精卵となる。さらに受精卵が子宮内膜に着床すると妊娠が成立する。
卵子が受精しなかった場合は月経がはじまり、子宮内膜と共に体外へ排出される。
排卵は月経が始まった日から2週間ほどで起る場合が多い。
しかし、女性の月経周期は個人差が激しく、ささいな事でズレが生じるため「必ずこの日に起こる」と予見することは困難である。
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外部リンク
・排卵 … Wikipedia