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解説

の中で、淡水域()に生息する種をまとめてこう呼ぶ。対義語は鹹水魚(海水魚)。ワカサギのように海水でも淡水でもどちらでも適応できる種類、アユウナギなど、一生の一時期を海水で生活する種類、ニジマスのように海水への耐性がある種類もある。

淡水魚はその生息域の狭さに対して、種の多様性が著しく高い。地球上の水の97%は海水であり、河川や湖沼の水は0.01%にも満たない(残りは海氷や氷河地下水など)が、種の数では海水魚が6割に対し、淡水魚は4割を占める。特定の湖沼や水系にしか生息していない種(固有種)も多い。

日本は純淡水魚の種数が少なく、ブラックバスなどの外来種をのぞくとコイ科(コイフナなど)とドジョウ科の60数種類とナマズ目に属する3種類にすぎない(ほかに自然状態では淡水のみに生息するが、海水中にもある程度生存できる淡水魚としてメダカがいる)。これは日本の川はいずれも短く、湖沼の規模も小さいためである。ただし、日本では例外的に大きな淡水湖である琵琶湖には、比較的多くの固有種がいる。

淡水は体液より塩分が薄く、体の塩分が失われやすく水分が余分に入ってきやすい。それを防ぐために、淡水魚はほとんど水を飲まず、酸素と塩分を吸収して薄い尿を多量に排出する。なお、海水魚は全く逆に大量に水を飲んで濃い尿を少量だけ排出する。淡水魚はほとんど水を飲まないので海水魚に比べると水質汚染に強いものが多い。

食材としての利用

海水魚同様に食用にもなり、海水魚より一般的に食べられている地域も多い(養殖もされる)。ただし、寄生虫がいることが多いので、刺身は基本的にNG。淡水魚の生食をする習慣があるタイや中国の一部地域では寄生虫による肝臓がんなどが多発しているという。

また河川の下流域や湖沼に棲む淡水魚は特有の泥臭さがあることが多い。これは土中の微生物の死骸から放出される成分を体内や血中に吸収しているのが原因とされており、泥質の河川で育った魚にみられる特徴である(きれいな上流で釣ったものは爽やかな香りのするアユも、水質の濁った下流で釣ったものは泥臭い。海水魚でも干潟で育ったハゼなどは同様の傾向がある)。そのため淡水魚をよく食べる地域では、唐揚げにする、濃いめの味付けを施す、下ごしらえとして湯通しをするなど、臭みを取り除くような料理が普及している(日本では鯉こくや佃煮など)。

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