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概要編集

硬骨魚綱ダツ目メダカ科に属する魚。体長4cm程度の小さな淡水魚で、恐らく日本で見られる魚としては最も小型の部類に入る。漢字表記は『目高』。


由来は目が大きく、頭部の上端から飛び出している事から。流れの緩やかな小川や水路などに生息し、ボウフラやプランクトンなどを食べる。淡水魚だが耐塩性が非常に高く、海水と同程度の塩水でも生存が可能。飼育が簡単な為、キンギョ同様昔から観賞魚として古くから日本人に親しまれて来た。現在では様々な目的の科学研究用にも用いられている。


然し一方で、良く似た姿をした外来種カダヤシ(分類は異なり、硬骨魚綱カダヤシ目カダヤシ科に分類される。北アメリカ原産)が日本各地で勢力を増している為に、各地で絶滅が危ぶまれているが、所詮カダヤシは熱帯魚なので、寒さに弱い為に(しかもメダカは寒さに強い)全滅した例があるが、本当に危ぶまれている原因の大半は工事等による環境破壊が原因である。


かつては食用としても重宝されており、新潟県の一部地域では主に佃煮にして食す。現在は珍味としても有名。

身は一度食べたら忘れられないほろ苦さがあり、酒の肴やご飯のお供にピッタリとの事。


【ペット/観賞魚】として編集

最近は丈夫で繁殖もしやすいペットとしても、金魚に匹敵する程人気がある。

庭や玄関先で睡蓮鉢に水草を入れて飼えば、とても風流だし、室内の水槽で飼育すれば、比較的温度変化も少ないので、長生きする。

(※購入したメダカを飼えなくなったから、という理由で近所の川等に放流するのは、生息している野生のメダカの遺伝子特性を汚染するのでやってはいけない事。)


また愛好家が品種改良し、ダルマメダカ・出目メダカ・楊貴妃・幹之・螺鈿光・スモールアイ・セルフィン・ピュアブラック等々沢山の品種が存在する。また今現在も新しい品種が作り出されている。

一部高額メダカの世界は独特の美しさとになる為、愛好家&業者が引き寄せられ、マニア趣味家に良くある一種独特の狭い世界を展開している。


関連タグ編集

淡水魚

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