概要
魚類最大のグループであり、脊椎動物最大のグループでもある。
水中のほぼすべての環境に適応しており、淡水、海水、深海や極地にも分布。
遺伝子解析研究も用いた分類ではスズキ目を解体し、カレイ目やトゲウオ目等別目とされていた分類群とハゼ亜目など多くの亜目を再編しいくつかの新しい目を認める分類が標準となりつつあり、国外の文献は多くがこちらの分類にシフトしている。
(例:カジキ亜目やアジの仲間、カレイ目などを統合しアジ目…など)
ちなみに上記の分類に従うと、スズキ科がハタンポやアカムツの含まれる目の一科となり、スズキ目が消滅、スズキ目の学名として使われていたPerciformesはカサゴ目となる。
- 分類学チャート
下位分類
カサゴ亜目Scorpaenoidei
ニザダイ亜目 Acanthuridae
ギンポ亜目 Blennoidei
ネズッポ亜目 Callionymoidei
ヒシダイ亜目 Caproidei
エラッソマ亜目 Elassomatoidei
ウバウオ亜目 Gobiesocoidei
ハゼ亜目 Gobioidei
イレズミコンニャクアジ亜目 Icosteoidei
コモリウオ亜目 Kurtoidei
ベラ亜目 Labroidei
カジカ亜目Cottoidei
ノトテニア亜目 Notothenioidei
スズキ亜目 Percoidei
ポリディクテュス亜目 Pholidichthyoidei
サバ亜目 Scombroidei
ムカシクロタチ亜目 Scombrolabracoidei
イボダイ亜目 Stromateoidei
ワニギス亜目 Trachinoidei
カジキ亜目 Xiphioidei
ゲンゲ亜目 Zoarcoidei
迷器類Channoidei+Anabantoidei