概要
大きさ数センチ~10センチくらいの小型の魚で、腹ビレが変化した吸盤で岩や海藻などにくっついている。
浮き袋やあばら骨は無く、またウロコも持たないためボディはかなり柔らかい。
浅い海の岩場や潮だまり(タイドプール)などでしばしば見られるため観察しやすい魚だが、ボディは毒の含まれた粘液で守られているので注意。
腹ビレが変化した吸盤を持つものは他にもダンゴウオや大半のハゼの仲間などがいるが、このウバウオの吸盤はすさまじく、手のひらに乗せてくっついた状態で逆さにしても落ちないだけでなく、なんと自重の300倍くらいの重さまで持ち上げられるものすらいるという(小型なので体重は精々数十グラムくらいだろうが、それでも数キロは持ち上がる計算)。
ウバウオの仲間
- ウバウオ
- ミサキウバウオ
- ハシナガウバウオ(メイン画像)
- ウミシダウバウオ
関連
ウバザメ→「ウバ」つながり
→毒の粘液を持つ魚。ただし彼らは身の危険を感じた時に粘液を出す