スタートは正しいはずなのに、ゴールがあらぬ方向に。人(は)、それを「ゼンカイ脳」と呼ぶ…
「ゼンカイ脳」とは…足し算ばかりして、引き算ができない壊れた電卓。全力で突っ走り、落とし穴に落ちてもそのまま走っていく馬車馬。
「ゼンカイ脳」。それは全力全開のあまり、自分たちの内なるヨホホイに気づかない悲しいオツム。
(東映オフィシャルサイトより)
概要
『機界戦隊ゼンカイジャー』のギャグテイスト全開の雰囲気に、脳内や作風が侵食されてしまった様をいう。
「頭平成」の様にファンから生まれたネットスラングの様に見えるが、公式の東映オフィシャルサイトで初めて記述された用語である。
言い出しっぺは、本作にてセカンドパイロットを担当する田崎竜太。
由来
初出は「次回のあらすじ第14カイ!」で、第13カイ!の撮影秘話が描かれた『ゼンカイ備忘録』のコーナー。第13カイ!では、ゼンカイジャーのメンバーがサンバカーニバルの様に大量の羽ボウキを身に纏った姿になり、リサイクルワルドが生み出したリサイクルクダックをくすぐると言う奇策を実行した。
このシーンは前週の次回予告で流れており、『獣電戦隊キョウリュウジャー』が変身や獣電竜合体時の待機音がサンバ調であることから「次回使うセンタイギアはキョウリュウジャーに違いない」と予想する視聴者が多く見られたが、結局この回でキョウリュウジャーギアは使用されなかった。
センタイギアは スーパー戦隊を「イメージ」して再現された力であり、武器を召喚したり、特殊能力を発動する場合が多いが、能力というより特定の人物が持ついわばただの概念を発動させた前例があったことが、こうした事態を招いた原因と考えられる。
これに対し公式サイトでは、
そもそも「キョウリュウジャーの力を借りたらサンバが出来るようになる」などという風にお考えになれる皆さまにおかれましては、もう順調に“ゼンカイ脳”に浸食されております。このまま一緒にゼンカイ脳を育てていきましょうね。(十大獣電竜を召喚するとか、ケントロスパイカーをカッコよく使うなど、そういう方向が普通のはずなのです) |
と丁寧に突っ込んでいる。
この回以降センタイギアは
などが確認されている為、そう思われても仕方がない。
センタイギアの製作者は直接各戦隊と顔を会わせて作った訳では無く、セッちゃんから度々「各戦隊をイメージした技チュン」と言われているあたり、何が起きても不思議ではないのである。
声優無法地帯
本作は初期メンバーが1人の「人間」と4人の「機械生命体」で構成されている。 『動物戦隊ジュウオウジャー』のジューマンや騎士竜戦隊リュウソウジャーのリュウソウ族の様な、メンバーの過半数が人外・亜人で構成された戦隊に前例はあるが、「メンバーの過半数に(本編で)人間態が存在せず、声優&スーツアクターのみ」と言うパターンは本作が初である。
物語が進むにつれて、特に歴代戦隊に詳しいジュラン役の浅沼晋太郎氏や他のメンバーの担当声優達によって、ワンパターンになりやすい名乗り口上や、無声になりやすいロボの合体シーンでは、子供達には分からない歴代戦隊の細かいネタやお笑い芸人のギャグ、時事ネタを挿入する等、矢継早にアドリブが挟まれる様になった。
浅沼封じ
上記の通り、浅沼らのアドリブを受けて、スタッフが事前にセリフをきっちり台本に書いておくようになった現象。次回のあらすじ第36カイ!では、以下のように定義されている。
ジュラン役の浅沼晋太郎さんがあまりにも華麗で多彩で含蓄あるアドリブを繰り出してくるので悔しくなった制作陣がなんとか浅沼さんのアドリブを阻止せよ!!と様々に弄する策のこと。尚、上手くいったためしはない。 |
初出は次回のあらすじ第26カイ!。
「もうこういうのは先にセリフとして台本に書いてやろう。でないと浅沼さん辺りにまたアドリブられてしまう」
「なるほど浅沼封じですね」
しかし、この程度では全く浅沼封じにはなっていないのもまた事実である。
挙げ句の果てにスタッフは台詞をダイヤしか言えなくするという暴挙に出た。
ゼンカイ空間
ゼンカイジャーの名乗り時や敵との戦闘シーンで爆発がそのまま静止し、生じている白い空間のこと。グリーンバックでのアクション撮影を、ロケシーンに挿入してしまう大胆不敵な方法で、ワイヤーを用いたり、カメラアングルに捉われない縦横無尽なアクションが可能になっている。初出は「次回のあらすじ第2カイ!」で、第1カイ!の撮影秘話が描かれた 『ゼンカイ備忘録』のコーナー。
TV本編のゼンカイ脳作成時にあたってのお願い(必読)
「ゼンカイ脳」の用語が登場したのは第14カイ!の次回予告であるが、この項では、それ以前のストーリーで「ゼンカイ脳」に該当すると思われるネタについても記載する。当てはまるネタが見つかり次第、適宜追加して頂きたい。
※注意点
電子音声は二十括弧にすると作品名と混同する為、また括弧無しでは台詞と見分け辛くなる為<>内に記述でお願いします。
⇒記事が重くなった為本編でのゼンカイ脳へ移動しました
番外編その1 仮面ライダーセイバー特別章「界賊来たりて、交わる世界。」
何時ものセイバーよりギャグテイストが強かった事と、ゼンカイジャーとのコラボ回の為便宜上ここに記載。
- 飛羽真の顔面崩壊レベルの顔芸
ゾックスの話から小説のアイデアが浮かび、それをメモしようと須藤芽依に「紙」を要求し、彼女が咄嗟に差し出したのが、新たに生み出されたオリヒメワルドが落とした短冊だった。
そうとは知らず短冊に「大事なお宝が全部なくなってしまう」と書いたところ、短冊の力(オリヒメワルドの能力)で剣士達の宝(?)であるワンダーライドブックが消失。
その後ゾックスがノーザンベースに侵入、神代玲花達に捕らえられ、当初はゾックスがブックを盗んだと思われていたが、芽依の説明で真相が発覚。
自分が戦犯(本当は芽依も含まれるが実行犯は結果的に飛羽真なので間違ってはいない)だと言う事に気づいた飛羽真は「俺のせい…!? うわあぁ~~っ!」と口をあんぐり開けて絶叫。
- 倫太郎の疑問
ゾックスの変身ダンスに対し、「えっ、何故踊るんですか?」と大真面目に尋ねるも、飛羽真からは「邪魔だよ…」賢人からは「止めろ、おい」と止められた。
- 七夕の配役
ゾックスに七夕の話をする飛羽真。飛羽真達による回想の七夕の劇のシーンが流れたが、配役は飛羽真が織姫、賢人が彦星、天の神が芽依、倫太郎にいたっては牛と言う、ゼンカイ脳に侵されかけているとしか思えない配役。視聴者からは「織姫は芽依ちゃんだろ」等とツッコミが相次いだ。因みに今回より前の章で「銀河鉄道の夜」や「桃太郎」等の寸劇が行われている為、「この七夕の劇はゼンカイ脳の影響による物では無い!」と見なす視聴者もいる。
- CM明けのアイキャッチ
普段はワンダーライドブックとそのブックの朗読文及び解説が出るのだが、今回はゼンカイジュウギアの解説が出た(ジャンルは「怪獣」)。
……が、解説文が「カイジュウ…カイジュウ…カイジュウ…カイジュウ…ヨホホーイ!」
と言う、もはや解説を諦めたかの様な語彙力の無い物だった(ライダー文字でも書かれていた)。
- 倫太郎の疑問2と踊る芽依
ゾックスの変身ダンスに「どうしても踊らなきゃいけないんですか?」と相も変わらず問い詰める倫太郎、後ろでノリノリに踊る芽依。
- 3人のやりとり
倫太郎「変身できないのは厄介です。ブックを取り返さないと……」
飛羽真「取り返したよ」
倫太郎「取り返した…取り返したよ!?どこに?」
賢人「ここにさ」(飛羽真と賢人、空っぽの両手を差し出す)
倫太郎「えっ……えっ?2人とも、おかしくなっちゃったんですか?」
飛羽真「そう。おかしくなっちゃったんだ」
倫太郎「おかしくなっちゃった……」
飛羽真「あいつのせいでね」
実際はオリヒメワルドが心理(真理では無い)に働きかけていただけ(ワンダーライドブックが消えたと思い込まされていただけ)で実際に消えた訳では無いのだが、それにしたって会話が頓珍漢過ぎる…。
- ツーカイザーとオリヒメワルドの追っかけっこ
遊園地のアトラクションのゴーカートで追っかけっこする2人。
オリヒメワルドの乗ったゴーカートに自らのゴーカートをぶつけて吹っ飛ばすツーカイザー。
番外編その2 スーパーロボット大戦DDコラボ「激突、王と王の戦い」
- そもそもの経緯
今回のコラボの初報が流れたのは2021年7月11日に配信された動画イベント「鋼の超感謝祭 2021」に。介人役の駒木根葵汰氏が突如登場し、ファンを驚かせた。
- 顔アイコンが…
コラボ開催前日にゼンカイオージュラガオーンの戦闘アニメがスパロボDDの公式ツイッターで公開されたが、その際のジュランとガオーンの顔アイコンがジュラガオーンの胸部部分であった。
なお、後日2人の顔アイコンも公開された。
- 機界四天王と機界戦隊
戦闘中、ゴルディーマーグと入れ違う形でESウィンドウから出現したジュラガオーンを見た機界四天王のピッツァはGGG打倒のためにゼンカイジャーを利用しようとする。ゼンカイジャー側もジュランが「こいつ(ピッツァ)は人間じゃなくて俺達寄り」と薄々ながら感づき、更にEI-25が並行世界への門を開く力を持っている事を聞かされて、敢えてその口車に乗る事に。
尚、介人はピッツァの名を「ピザ」と聞き間違え、かつて食べた「ピザすき焼き」の事を思い出していた。
- 情報収集の手段
紆余曲折があってピッツァと決裂状態になり、マジーヌとブルーンを人質にされ
一時撤退を余儀無くされる介人達。ガオガイガーと合流するべく情報収集を開始するのだが
その方法が「情報提供者にカラフルの無料券をプレゼント」と言う物だった。
- 超竜神ブラザーのシンメトリカルアドバイス
マジーヌとブルーンを奪還して元の世界へ戻る為、ゾンダーとの決戦に臨むGGGとゼンカイジャー。
当初戦いは順当に進んでいたが、突然の強襲を受けたジュラガオーンが真っ二つにされてしまう。
本当にやられてしまったのか……と思ったら、それは敵を欺くための策略だったのである。
以前ダイキノコワルドとの戦いで使った分離回避を使用し、煙幕の中に紛れていたのだ。
戦闘前、超竜神は彼らに上述のアドバイスを送るのであった。
そしてその際にシンメトリカルアドバイスなる謎の造語を披露。
因みに「超竜神ブラザー」とは、ジュランが付けた愛称である。
- ゴルディーマーグINゼンカイジャーワールド
戦闘終了後、EI-25が開いたESウィンドウを通ってゼンカイジャーは元の世界へ帰還し、ゴルディーマーグを送り返す事に成功した。
どうやらゴルディーマーグの方も大変だった様で、ゼンカイジャーの世界にいた間はトジテンドから手出しをされていたらしい。
CMでのゼンカイ脳
ギアダリンガー
- 玩具でもノリノリなゾックス
キカイノイドのバックダンサー2人を従え、本編ままのダンスを披露するゾックス。
…が舵輪を叩く所だけ一々アップで映される上に、バックダンサーまで居る。玩具の宣伝に加えて、踊ってみろと挑発している様にも受け取れる。
ゼンカイジュウギア
- スーパーゼンカイザーとスーパーツーカイザーの出番の取り合い
それぞれお互いを押しのける様にして変身。
2人「ゼンカイジュウギア!」
後ろ「(解読不能)」
2人「センタイギアシリーズ!」
シアターGロッソ 公演CM (第3弾)
- 世界初、ジェットコースター独り占め?
CMの最中、何故か「ちょあーっ!」と叫びながら、ジェットコースターを楽しむ介人のシーンが流れる。
しかも最前列に1人乗りで。
ちなみに介人が乗っているのは東京ドームシティ名物「サンダードルフィン」。
シアターGロッソ 公演CM (第4弾)
- ゾックスの返事(?)
介人「ゾックス!準備はいい?」
ゾックス「ヨホホーイ!」
直前の介人がゾックスに対する問いかけをしているので、「ヨホホーイ」がもはや返事にしか聞こえない。
「わかった!」「よし!」の意か。
番外編でのゼンカイ脳
赤い戦い!オール戦隊大集会!!
- トジルギアの無いトジテンド兵士達の扱い
時系列上第6~7カイ!の中間に位置する当作冒頭で、クダックの大部隊を率いるクダイターが街で暴れるも、駆け付けたゼンカイジャーに短時間で返り討ちにあってクダック1人しか逃げ帰ってこない大敗を喫する。
世界改変で毎度不利な状況に陥るのを、センタイギア等を駆使して切り抜けて来たゼンカイジャーにとって、単純に武力を行使するしか出来ないトジテンドの兵士達は最早数が多いだけの雑魚と化していたのだった。名乗りが決まった際に物陰から応援する民間人へ、ヒーローショーよろしくフレンドリーな挨拶を返す余裕をかますゼンカイジャー、それを目の前で見せられてブチ切れるクダイターのやり取りが印象的。
介人「ゼンカイジャー、でぇ~すっ♪」(その場で回る)
ジュラン「よろしこよろしこ~!」
クダイター「愛想振りまいてんじゃねぇ!!」
- スーパー悪者ワルドの実力・戦績
スーパー戦隊シリーズの対存在たる、スーパー悪者トピアから生み出される破格のパワーを行使するスーパー悪者ワルドだったが、スーパー悪者トピアの詳細を知っているファンからすれば、“パワーをまるで使いこなせてない”との厳しい評価を下せてしまう実力と戦績であった。
- 開放して貰った事へ感謝を表すスーパーな悪者達
バスコ・タ・ジョロキア「俺たちの世界もトジテンドから解放されたんだよね~♪」
バングレイ「これからは、また元の世界で、バリバリ悪いことができるぜ!!」
ザミーゴ・デルマ「また会ったら、本気の勝負をしてやってもいいぜ?」
尚、悪者達が去った後、「ひょっとして、全部の悪者を開放した、世界初の戦隊になっちゃった!?」と気付いて頭を抱える介人達だったが、それにセッちゃんは「まあ、別の世界には別のスーパー戦隊がいるから、大丈夫チュン」と言って励ますのだった。
スーパーヒーロー戦記
- まさかの非公認戦隊
何時の間にか持っていた非公認戦隊アキバレンジャーのギアで、メタにメタを張り返して逆襲。アキバレンジャーギアの音声の存在は既に玩具解析で判明していたが、玩具限定、あるいは音声のみだと大半の視聴者が思っていた所に、まさかの劇場版へ登場。
ゴーレムメギド「冥途の土産に教えてやろう!」
ハリガネ邪面「お前は先に行け!なぁに、すぐ追いついてやる!」
スペースイカデビル「俺この戦いが終わったら、結婚するんだ!」
セッちゃん「あぁー!それは非公認のギアチュン!敵が死亡フラグを立てたんだチュン!」
3人は突然の死亡フラグ発言を滑らせたことに南無三。そしてそれぞれマジーヌのおしりパンチ、ブルーンとガオーンの猫じゃらし攻撃、ジュランのデコピンというへなちょこ攻撃で倒された。
???「僕は関係ないペェ!」
機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー
- 「煌輝焼肉」「焼肉全開」
ゼンカイジャー最終話のラストにて、「スーパー戦隊VSシリーズ」の公開が発表された。前作と同じくVシネクストとして製作される。
特報ではゼンカイジャーとキラメイジャーが揃って焼肉を食べるシーンが公開された。
ツーカイザー×ゴーカイジャー ~ジューンブライドはたぬき味~
- フリントの結婚宣言
予告にてフリントがタヌキトピアの宝石商・ドエタムと結婚すると宣言する。
YouTubeでのゼンカイ脳
ひみつゼンカイファイル1
- ギアトリンガー使い方講座(視聴者編)
この動画ではギアトリンガーの使い方を視聴者に向けて解説している…のはいいが、なんと視聴者も変身し、2人ゼンカイザーが爆誕。当然初対面のジュランも一時困惑気味だった。
その後ゼンカイフィニッシュバスターを何もない空に向けて撃ったり、巨大化したりとやりたい放題であった。
ひみつゼンカイファイル2
- キカイノイド、矮小化
キックボクシングワルドのミニミニ攻撃を受け、ジュランとガオーンが小さくなってしまう。ピンチを脱する為マジーヌはインターバル魔法を発動し活動を一時停止させ、カラフルに撤退する。
その後セッちゃんの「ゼンカイオーは巨大ロボ=合体させれば巨大本能でミニミニ攻撃を無効化する」と言う理屈の良く分からないアドバイスで2体を手動で合体。すると本当に元に戻る…所かそのまま巨大戦に突入した。
ひみつゼンカイファイル3
- キカイノイド、矮小化その2
プレスキワルドのプレス能力でキカイノイドらを縮小。尚確実に成功させる為「あれは何でプレス?」と言う超卑怯&古い手を使っていた。
そして元に戻る為の方法がタイムオーバーになる事が判明。
(尚、介人がゼンカイオーを手動で合体するのにハマっている内にタイムオーバーに。)
セッちゃん「プレスキワルドも完璧では無かったんだチュン!」
ひみつゼンカイファイル5
- ゼンカイジュウギアの奪い合い
カイトウワルドとの戦闘で、1匹のゼンカイジュウギアが逃げ出してしまう。外見の区別が全く付かないので、介人とゾックスがもう1匹がどっちの物かで喧嘩を始めてしまった。
この時、2人は本編では見せないような顔芸全開で大ゲンカ。
ゾックス「俺がスーパーになったほうが強いんだよ。そもそも俺は界賊だ。奪ってやる!」
介人「やぁーだよぉーっだ!(ゾックスの)ゼンカイジュウギアもそう言う強引なゾックスがイヤんなって逃げちゃったんじゃなーいぬぉっ!?」
ゾックス「何だと!?」
介人「んーだっ!んーだっ!」
と思いきや直ぐにジュランによって問題のゼンカイジュウギアが見付かるが、曰く「カラフルの前のタライで涼んでた」との事。そのギアの腹には「名前 ごしきだ かいと」とシールが貼ってあった。良い心掛けだが何故平仮名…?
- 介人のツーカイダンス
ダイカイトウワルドが出現、仲直りした二人はスーパーゼンカイザー、スーパーツーカイザーに変身、ゼンカイジュウオーになるためスーパーチェンジ。
ゾックスのキレッキレのダンスを踊る一方で介人が全力全開でモノマネ。
ギアダリンガー<スーパー!> 介人「Ah……!」
介人「フィ!」ゾックス「ハッ!」
ギアダリンガー<セイ!>
介人「ヘイ!」(カメラ目線で顔芸)
ギアダリンガー<セイ!>
介人「フッハヘイ!」
ギアダリンガー<セイ!>
介人「踊っちゃうぜヘイ!」
よく見ると、撃つ時ゾックス同様片足立ち。
キカイノイドたちが大暴れ!ガオーンちゅわんの(!?)ガオガオ!ゼンカイ座談会 『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』特別インタビュー
書籍でのゼンカイ脳
機界戦隊ゼンカイジャーとあそぼう!
- ちょ、まてよ!オレの写真ボロボロじゃん!ぶっちゃけ、元通りにしてくれ写真あわせ!!
巨大化したゼンカイジュランにより真っ二つになった写真を合わせるコーナー。各人物のコメントは以下の通り。
ゼンカイザー「タイトルながいよ!」
ガオーン「態度もでかいぞ!」
クダイテスト「自分でやぶいたんじゃねえか!」
- トジテンドをうち、市民をまもれ!!
市民のキカイノイドに紛れたトジテンドの集合イラストから、ターゲットであるトジテンドのメンバーに×をつけて倒すコーナー。ゼンカイガオーンのコメントが以下の通り。
- ブルーンのおしえて秘密クイズ!!
何でも知りたがるブルーンがゼンカイジャーについて色々な質問をするので、それに答えてあげるコーナー。全て三択クイズになっているが、特に1つの回答はボケているので、実質二択である。一部を以下に記載する。
Q:この人はだれなんですか?
- 夏のおじょうさん
- 冬のおばあさん
- 介人のおばあさん
Q:「ぶっちゃけ」ってどういう意味なんですか?
- すべてはなすこと。
- ぶっかけうどん
- ぶつこと。
Q:ひたいの数字はなんですか?なんで30なんですか?
- 年齢
- ボウケンジャーのセンタイナンバー
- 「30」じゃなくて「ヨロ」!
機界戦隊ゼンカイジャーとあそぼう!2
- 特上全開ずしシルエットクイズ!!
ダイスシワルドに握られお寿司にされてしまったゼンカイジャーのメンバー。シルエットからお品書きのどれかを当てて仲間を助けるコーナー。お品書きは以下の通り。
- ブルーンのおしえて秘密クイズ!!
何でも知りたがるブルーンの好奇心が歴代スーパー戦隊に向けられブルンブルンし始めたので、それに答えてあげるコーナー。全て三択クイズになっているが、例によってボケている回答がある。一部を以下に記載する。
Q:初代戦隊のこの人たちの名前は?
- ゴレンジャー
- ゴニンジャー
- ゴメンジャー
Q:ツーカイザーがデザインをパクった戦士は?
「パクったっていうんじゃねえ!」
- わたるめいろはオニばかり!激烈オニゴッコバトル!!
バクダンを付けられオニになったジュラガオーン。バクダンが付いていないダイオニゴッコワルドのマスを進める事でタッチしてバクダンをつけ返すコーナー。枠外のコメントは以下の通り。
- 集英社・週刊プレイボーイ
マジーヌちゃんがグラビアデビュー!?
ステイシーザー「ぼくの出番はこれだけか!?」
リッキー・カッタナー「オレたちの活躍はなしかよ!」
そして国境を越え…
- 韓本語全開のコンセプト
お隣の韓国の파워레인저(パワーレンジャー)シリーズでも放送が決定…まではいいのだが、何と本作より1つ前でセンタイギアに収録されている筈の魔進戦隊キラメイジャーを通り越している。
そしてその名前は、「파워레인저 젠카이저」(パワーレンジャー・ゼンカイジャー)。何とパワーレンジャー・ゴーバスターズ以来の直訳どころか日本語そのまんまである。
その中でも、人間戦士名は젠카이저、투카이저、스테이시저、하카이저と全員が日本語名。
ポスターが公開された当初は「コラ画像か?」と言う声が相次いだが、韓国の公式アニメアカウントが発信している以上、公式である事が明白。コンセプトまでもが異常な翻訳版に対しては、当然の如く一部から「子供達に『ゼンカイジャー』と言う言葉は通じるのか」、「キラメイジャーの部分はどう説明するのか」と反対の声もあった様だ。後者は第8カイ!で問題の名前が判明したが、何と「44번!키라메이저!(44番!キラメイジャー!)」と音声が鳴った。つまり、「魔進戦隊キラメイジャー=パワーレンジャー・キラメイジャー」、日本語そのまんまの精神を引き継いでしまったのである。
- グダグダすぎるパフォーマンス
玩具においても一応翻訳されてはいるが、パッケージのタイトルだけ。
中にある説明書、音声は全部日本語と言う手抜き全開過ぎる作り。
ゼンカイジュウオーに至っては、玩具で"젠카이쥬킹"(ゼンカイジュウキング)と言う名前で発売していたのに本編では"젠카이무적킹"(ゼンカイ無敵キング)と変わっている。
젠카이무적は既にゼンカイジュランのことを指すため、明らかに既にお株が被っているジュランを侵食しにかかっている。
なおゼンカイジュウギアに関してはそのまま(젠카이쥬기어)。
しかし、日本で作られた作品が海外で放送されるとキャラクターの名前が変えられてしまう風潮の中、一部のキャラクター・アイテム名を原作のまま引き継いだのはいい意味でお約束を裏切ったとはいえる。
余談
実際の所、このゼンカイ脳は一種のオブラート的な役割を果たしており仮にゼンカイ脳が無かったらトジテンドによりそれこそ『毎回が地獄絵図』になってしまう。
例を挙げるなら
- キノコワルド:無限に生えるキノコの毒胞子の感染
- カシワモチワルド:中毒者となった人々が暴徒や犯罪者化、トジテンドにより走狗と化す。
- マヒルワルド、ホシガキワルド:人々が衰弱死する。
- メンワルド:国同士が争い戦争になる。
辺りがあるだろう。
関連タグ
聖鼻毛領域(ボーボボワールド) キバハゲデュエル ハジケリスト
小林オペラ(探偵オペラミルキィホームズ):その場にいるだけでシリアスにするというゼンカイ脳とは真逆の性質を持つキャラクター。もし彼がゼンカイトピアにいたらトジテンドのエゲつなさと容赦無さは更に拡大してそれこそゼンカイジャーは子供に見せられない番組になっていただろう。なお、ボンワルド回は彼がいたと思わしき物となっている。