概要
ボーボボに登場する世界。鼻毛真拳の究極奥義の一つでボーボボが作り出した世界。
魂を解放させる事ができ、精神の奥に眠りし真の力が使える。
魂を解放させなければ精神が崩壊し死亡。
一見無敵にも思えるこの奥義だが、格上には破られやすいらしく、ベーベベ戦ではベーベベの「スネ毛!!!!!」の一喝で崩壊していた。
この領域で繰り広げられる言動はすべてが予測不能で、
ボーボボ曰く「おふざけを超越する」とのこと。ツッコミも不在となることが多く、
領域内にいる者がノリと勢いのまま事を運んでいくため、毎回カオスを超越した展開が押し寄せる。
作品内の表現で例えるなら、「常時亀ラップ状態」。
技を受ける相手によっては相手の攻撃を封印でき、魚雷ガールの突撃を無力化した(しかし、彼女も途中から馴染んでいた)。
更にこの領域を脱してからも、洗礼として身体にボボちゃんマーク(魚雷曰く「ムカつくマーク」)が刻まれ、常に精神を開放された状態になる。これにより魚雷ガールの無力化を持続させた。
また、魂を開放することは「素の自分を開放すること」とほぼ同義で、
魂を開放できない相手の他に、隠し事をしている故に開放を拒む相手に対しては絶大なダメージを与える。
現に、作中初めてこの技を受けたソフトンは、ボーボボ達に対して隠し事をしていたために、戦闘不能にまで追い込まれている。その際に「自分のような者にとってこの領域は地獄」と評している。
KING鼻毛はこの世界の住人であり、ボーボボ達と共に大暴れする。
派生奥義
聖鼻毛悪夢領域(ボーボボ・ワールド・ナイトメア)
狙った相手を強制的に感動させて、悪の心を引きずり出す。レム戦にて登場した。
KING鼻毛も登場している辺り、聖鼻毛領域タイプの奥義と見ていいだろう。
聖施錠領域(破天荒ワールド)
こちらは鼻毛真拳ではなく破天荒のカギ真拳の究極奥義だが、同じく相手の精神を開放する技。
パッと見の風景としては、無数の鍵穴が展開された世界(本人は「イメージが悪い」と思っていて使いたがらなかった)。
この領域に入った者は、破天荒の精神とシンクロしてCOOLになる。
だが、この奥義の真髄は「対象人物の眠れる力を2秒に限り発動させる事」。
また、修行によって領域の練度や持続時間も変わるらしく、修行を怠っていた破天荒の奥義は、ボーボボ程長続きしなかった(ついでに魚雷に乗っ取られた)。