概要
「真皇帝決定戦編」で初登場したボーボボの兄で、「毛の五兄弟」の第四子にして三男にあたる。使う真拳は月の力を糧とする「スネ毛真拳」。ボーボボの聖鼻毛領域を『スネ毛!』の一喝で無効化する程の能力をもつ。
兄こそが優位と考える年功序列至上主義者で、再会したボーボボに対して攻撃したり、仲間のビュティとヘッポコ丸をスネ毛真拳で洗脳して部下にしたほど。
ある日、裏マルガリータ帝国の帝王ハイドレートの洗脳を受け、以来ハイドレードの左腕的な存在で生きてきた。
当初はハイドレートの左腕としてボーボボと対峙し、ボーボボの実の兄という立場も相まって優勢に立っていたが、魚雷ガールに理性を破壊されたボーボボの「ガネメ補完計画」の前に敗れる。
その後、「毛の王国編」で兄ビービビに協力するために真・毛の王国を訪れるが西エリアでボーボボと首領パッチのせいでビービビと対立してしまい、二人と共闘して一度はビービビを退ける。
東エリアでは隠している力があるビービビに挑もうとするボーボボを止めるべくシゲキX、ゴイスー、さすらいの豆腐のスカウトを受け、発毛獅志16区の仲間入りを果たすも「聞き分けがない」という理由で登場と同時に姉ブーブブに倒されていた。
ボーボボに味方をしたのは成り行きだったが、ビービビが毛の王国を毛狩り隊を使い滅ぼしたという事実を知って以降は完全に年功序列至上主義を捨て(ボーボボ蘇生実行時にビービビを呼び捨てにするほど)、最終決戦では破天荒と共に仮死状態となることで、毛玉を砕かれ死亡したボーボボを現世に呼び戻した。
ボーボボからは「ベーベベお兄たま」と呼ばれる。
首領パッチ曰く、兄の呼び名としては最上級の敬意が込められている……らしい。
ちなみに2位以下は兄者、ポセイドン、兄さま、アニキ、イノキ。
容姿
長髪で目は前髪で隠されている(メカクレ)。一日中煙草をふかしたニヒルな雰囲気を放っているが、実際は少女マンガに出てくるキラキラの目つきをしており、前髪を退かすと、先程の性格とは思えないピュアな目が露わになる。ゆえに、本人は自分の顔を見られることを嫌がっている。
また長髪と髪質から別名、ワカメと呼ばれている。
別名・表記ゆれ
関連項目
ジャギ:ジャンプ漫画で似た考えを持つ者。兄弟の中で下から2番目という点も共通している。
兄より優れた弟など存在しない:兄貴絶対主義の類似。
間桐慎二:ワカメ頭の兄繋がり。