概要
ボボボーボ・ボーボボ18巻の奥義191で行われた行為(?)の事。
実兄べーべべを相手に本気を出せずにいたボーボボの理性を魚雷ガールらが崩壊させることで暴走状態となったボーボボが「メガネ…ガネメ!」のコールと共にサングラスを上下逆にする事でガネメシステムが発動。カウントダウン開始と共にボーボボは
「ボボボボボボッボボボボボボボッボーボボボボボーー」と謎の雄叫びを上げる。
弟の豹変に驚いたべーべべが「放送禁止級のブサイク顔」と口を滑らせた事に激怒し何故か天の助に襲い掛かり歌舞伎風にガネメを完了させる。
それを見た首領パッチは「ガネメが世界を飲み込もうとしている!」と焦るも時すでに遅くボーボボの思考、つまりはガネメの浸食を受け阿修羅の様な六本腕の姿『第二のガネメ』へと変化する。(それを見た田楽マンは「首領パッチが向こう側に行った!」と叫ぶ)
事態に困惑するベーベベを余所にボーボボはガネメシステムの残り時間33.78秒時点で「具現化されたボーボボらの過去の記憶にメガネを送り込みメガネキャラにする事でメガネ分のダメージを与える」技ガネメ補完計画を発動。
この技を受けたOVERは理屈っぽくなり、田楽マンは友達ではなく黒縁眼鏡を欲しがり、ソフトンはかけ声が「バ・ビ・ロン」から「バ・ビ・メガネ」になり、金の亡者だったハレクラニもメガネの亡者となり100億$バズーカならぬ100億$メガネを放つ。これによりこの四人もガネメ完了される。
「ボボボ(ry」が止まらないボーボボはガネメシステムの残り時間20.54秒時点で少しラーメンが混ざりつつ緊急警告発令。
『第二のガネメ』がガネメ度8倍をビュティ・ヘッポコ丸の記憶に投入。メガネ5重掛けのツッコミによりベーベベの洗脳から解き放たれる。
それと同時に具現化された全ての記憶が一カ所に集結し、「ガネメーん」の擬音と共に巨大なメガネ枠「人類の叡智の産物ビッグメガネ」へと変化。
同時にベーベベの体にもメガネの浸食が始まる。ベーベベが自身に纏わり付くメガネを払いながらボーボボに対して「ヘタレ顔になったくせに」と零す。その言葉に再度ボーボボは激怒しまたもや天の助を襲いメガネクリーナーにする。
『第二のガネメ』がメガネクリーナーを掴み開くことで現れたゴングを鳴らし、「『ファイナルガネメコミュニケーション』スタート!!」と宣言。
ゴングと共にガネメシステムのカウントが全て巻きグソに変化し、ボーボボはビッグメガネの右枠(ライトメガネ・イン)に掴まってべーべべに突撃し左枠(レフトメガネ・イン)部分を叩き付ける。
左枠にしがみつきながら「おろせボーボボ、兄の命令だぞ」と呼びかけるべーべべにボーボボは何故か普通のトーンで「左のメガネはよく見える。メガネを回せば見えてくる。本当の真実見えてくる」と返す。
そうしてビッグメガネはそのままの勢いでベーベベの記憶、20年前の『ペルシャの日』へと突入する。
道を歩いていた幼少期のボーボボ・軍艦・破天荒そしてベーベベの目の前に突然『第二のガネメ』が現れ、「赤礫の怒り『ガネメサンダー』」を撃ち、それを喰らったベーベベがネコ化。
突然の事に子供ボーボボは涙を流し「兄さーーーーん!!」と叫んだ後に悪い顔でこっそりと『第二のガネメ』に10円を渡す。
これによりついにベーベベもガネメが完了した。
そうして『第二のガネメ』の乗るもう一つのビッグメガネのクロスボンバーを受けガネメ補完計画が完全完了。
ベーベベは戦意喪失した。
つまり、どういうことなのか。
おそらく誰も理解できていないのではないだろうか。
事実記事編集者ですら意味が分かっていない。
考えるな感じろとはよく言うが、これは人間の感性では感じる事すら不可能なのではないだろうか。
少なくともわかるのは
・ボーボボがサングラスを上下逆さまにかけて理性を失い暴走
・暴走したボーボボが敵とみなした人物には眼鏡を大量にかけられ、再起不能にさせられる
・ベーベベは幼少期に謎の襲撃を受けて猫になっていた
・ベーベベに眼鏡をかけさせた後、ボーボボがベーベベにトドメの一撃を食らわせて勝利した
くらいである。
この回はエヴァンゲリオンのパロディが多いのだが、それを全て吹き飛ばすカオスっぷりに困惑した者も多い。
ガネメ自体はキバハゲデュエルの際に登場した用語なのだが、まさかこのような形でフラグとして回収されることになるとは誰も想定していなかったであろう(ってか想定出来てたまるか)