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は、はは、あはは。あはははははは! 見たか衛宮! これが僕とおまえの力の差だ!

プロフィール

誕生日不明
血液型不明
身長167cm
体重57kg
イメージカラー群青
特技名推理、探し物
好きなもの仔犬、特権
苦手なもの無条件で幸せな空気
天敵遠坂凛美綴綾子
CV神谷浩史


概要

Fate/stay night』に登場するキャラクター。
第五次聖杯戦争におけるマスターの1人。サーヴァントとしてライダーを従える。
間桐桜であり、衛宮士郎の親友でもあるが、プライドが高く口も悪いなど性格が歪んでいる。

サーヴァントという強力な玩具を手に入れたことで浮かれており、自分の気に食わない人間を病院送りにさせたり、士郎や遠坂凛に自分を認めさせようとしたり、自分の自尊心を満足させる為だけにその力を使う。
ライダーの本当のマスターではなく、本当のマスターである妹の桜が戦いを拒否した為、代理として聖杯戦争に参加している。

人物

弓道部の副部長であり、バイトで怪我した士郎の傷を見苦しいと指摘し士郎が退部するきっかけの一つとなってしまう。また、作中退部した士郎に弓道部の部室の掃除を押し付けた事が、士郎が聖杯戦争に巻き込まれるきっかけとなった。
士郎曰く味のある奴らしいが、平気で他人を利用したり、気に食わない人間を大勢の前で馬鹿にするなど、空気を読まない、相手の気持ちを察せない男である。なお、実は公式でイケメン設定であり、普段の学校生活においては、人懐っこく女子に優しく、成績優秀、そして金持ちの坊ちゃんであり、まさに学園のアイドル。女子に人気がある。しかし男子と一部女子からは受けが悪い。ちなみに釣った魚にはエサをやらないタイプで物にした女には優しくない。

魔術師の家系である間桐の血を引くが、慎二の代で魔術回路は完全に失われてしまった。魔術師の家系であるため知識はあるが、彼自身は魔術を全く使えない。
魔術師として欠陥品だという自覚はあるものの、それでも選ばれた一族の嫡子である事実は変わらないと、間桐家の後継ぎであることを誇りとし、自分は他の人間とは違う「特別な存在」だという自尊心を持って生きてきた。性格は精々「優秀だが鼻持ちならないやつ」程度だった。

養子に出された身である桜に対し、後継者である自分とは違って間桐家の秘密を何も知らされず、自分とは隔離された「愚鈍で何もできない哀れな妹」として扱うことで自分が特別であるという自尊心を満たしており、そんな「優越者の立場から見下すような憐憫を向ける事」が彼にとって最も頼りとなる“自尊”だった。
そのため桜に対し、頼りがいのある優しい兄として接する事ができたのである。自分に優越と自尊心を与えてくれる存在である「無能な妹」を可愛がって大切にしていた。
この頃までが士郎と出会った、一見まだまともな時期の慎二。当時から少し歪ではあったが、形はどうあれ優しい兄だった。

しかし、Fate本編より三年前、自分の家の中であるにもかかわらず、自分だけ存在すら聞かされていなかった蟲蔵を見つけてしまい、そこで桜が魔術教育という名の拷問を施されている場面に出くわしたことで妹こそが間桐の本当の後継者であることを知り、邪魔者として隔離されていたのは桜ではなく自分で、自分の方が要らない子であった事実に気づいてしまう。しかもそのことを桜に謝られたことで、逆に自分自身が今まで哀れんでいた存在である桜から哀れみの目を向けられていたと知り、完全に慎二の自尊心を脅かす存在へと変わり果てた。

さらにこれ以降はもはや隠す気の無くなった祖父たちからも存ても存なくても良い「空気」のような存在として扱われ、そんな「空気」を無視せず謝り続ける桜を憎み同時に希望を持つ。いっそ無視してくれればあそこまで拗れることは無かったとの事。
間桐の後継者という特権と桜を見下す事にアイデンティティを置いていた彼にとっては、自分を形成していたものが全て丸ごと反転してしまう事になり、彼の世界は一変する。しかし、初めから世界はこうであり、一人で勘違いしていた今までの己の惨めさに気付き、自身のプライドの拠り所を決定的に喪ってしまった彼にとってその後の3年間は苦痛でしか無かった。
「桜を徹底的に抑えつけないと僕の立場が無い」という強迫観念に囚われ、暴力に訴えるようになり後継者である桜を支配することで自分の立場を確立している。かつての「優しかった兄」の片鱗すら伺えない(「妹を苦しめて良いのは自分だけ」という考えのもと、桜を虐める者を制裁するなど、歪んだ形で情が残っている模様)。

HFルートではPC版原作と全年齢対象のレアルタ版とで慎二のに対する態度が大きく異なる。
CERO倫理規程に問題があるDVシーンや虐待描写が削除され、中でも桜を人質に取るため留守の衛宮邸に侵入するシーンはかなり印象が変わるくらいの変更がされている。
暴力・性暴力描写だけでなくモラハラ・DV全般に関する表現が規制の対象ということか、軽い罵倒程度の表現さえ兄として桜を思いやっているようなものに差し替えられていたり、桜に対して常に命令口調だったPC版に対してレアルタ版は全体的に言葉遣いが柔らかいものに差し替えられる等、桜に向けるセリフの殆どが徹底して書き直され、180度印象が異なる台詞も沢山ある。
これにより慎二の人間性についての解釈はPC勢とレアルタ勢とで食い違うことが多々ある。慎二ファンはPC版HFとレアルタ版HFを両方見比べながらプレイして損なしである。

士郎に対する友情も歪んでこそいるものの本物であり、士郎に同盟を持ちかけたのも本心からであった。慎二本人に自覚は無いが士郎は「ライバルでありたいと思う相手」であり「他に代えのきかないそばにいてほしい存在」「損得勘定なしに付き合ってくれる唯一の男」であり、好き嫌いは置いといて士郎を特別視しており彼と本音でぶつかり合いたいという思いがある。
だが、当の士郎は慎二の気持ちを察することができず、悔しさと寂しさから士郎に対し屈折した執着心を抱くようになった。複雑すぎるツンデレと言えなくもない。
同盟を拒否された事で逆恨みしたのも、かつて仲の良かった自分より遠坂をパートナーとして選んだ事に対するヤンデレ的な友情からと言える。

なお、聖杯戦争中はマスターという立場に立てたことで増長していたため、割り増しで傍若無人になっており普段はあそこまで酷くないらしい。士郎に対する刺々しい態度も、魔術の類に無縁と思っていた士郎が魔術師だったことへの焦りと嫉妬心も手伝っているとのこと。

また、人を殺し自分も殺される覚悟も持たないまま聖杯戦争に参加したため、士郎や遠坂のような確固たる信念覚悟も無いが、一般的な魔術師のように倫理観が欠落しきってるわけではない。残忍なように見えて実際の所、生来の悪性を抱えた真性の悪人というわけでもない。歪んでいるが本人なりの一本筋は通っており気難しい性格ゆえに訳の分からない事で敵に回ってしまう困った人。高潔にはなれない中途半端な小物である。
増長した横暴な態度や自分のごく私的な欲望のためのサーヴァントの悪用も、本来身の丈に合わない力を得たことで、悪い意味で彼のそういった小市民的な性質が顕れたものと言える。
遠坂による「人畜無害な奴」という評価も、逆に言えばその程度の人間であることを見抜かれていたためであろう。

だが、それゆえに聖杯戦争の中では常軌を逸した様々な出来事の前にただでさえ不安定だった精神を次第に擦り減らしていく。特にあるルートではそのせいで、桜の身に起こった深刻な変化に気づくことができず、不用意に接触した結果、悲劇的な結末を迎えることとなる。

Fate本編でのヘタレた扱いからか『hollow ataraxia』や『タイガーころしあむ』」などの番外編では基本的にギャグキャラと化している。また、これらの作品では桜との力関係も逆転しており、間桐臓硯ともども桜に怯えて暮らすという微笑ましい(?)光景が見られる。ちなみに愛称(?)である「ワカメ」は前述の『hollow ataraxia』が初出。

能力

実は天才肌の万能タイプ。
魔術の才能こそ皆無なものの、それ以外の勉学や運動などの面においては殆ど努力しなくても素晴らしい結果を残せる天才肌という設定があるのだが、あくまで一般人レベルの話であり、超人だらけのFateの世界では完全に死に設定となっている。なまじ多才なばっかりに、渇望していた魔術だけはいかなる努力をしても近づく事も出来ないという事実も慎二を歪ませていった。
散々な目に遭いつつも生き延びて、憑き物が落ちたUBWルート、西脇だっと版Fate、『hollow ataraxia』においては更生し、桜との関係も改善(?)。真っ当な方向へ進んでいった。

きのこ曰く「誰かが横で太鼓持ちをしてあげれば、いい感じで回るような男」。
特技が推理ではなく「名推理」なのも決して誇張に非ず。物語序盤から真相を見抜いてみんなに披露するも相手にされず(特にライダーに)、最後に衝撃のトリックと犯人が明かされた後、「だからそうだって言ってたじゃん!」と怒る・・・みたいな残念な感じのホームズらしい。
実際、憑き物が落ちた後の「hollow ataraxia」では遠坂凛の人となりに関してかなり的を射た評価をしている。

他作品での活躍

Fate/EXTRAシリーズ

月の聖杯戦争に参加したマスターの1人。
詳細は間桐シンジを参照。

氷室の天地

相変わらずウザいワカメ。『stay night』本編とは違い蒔寺及び陸上部トリオとの面識がある・・・というかガッツリ絡みがある。本作では氷室にちょっかいをかけては一蹴されるといった小悪党の役割。ちなみにこちらでは、聖杯戦争開始1か月前に沙条綾香によってカードゲームで敗北し丸刈りにされている。その後は順当にライダーの代理マスターとなり、校舎に呪刻を施したり、美綴を襲ったりしているが・・・?
そして聖杯戦争により原作通り死亡・・・と思いきやまさかの生存。沙条に頭髪を刈り取られ、カツラを与えられていたことが生存フラグとなったようだ。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ

ドラマCDなどでたびたび存在は噂されていたが登場はせず。
しかし第3部「ドライ!!」過去編にて、平行世界における聖杯戦争のマスターとして登場。
学校には通っていないため士郎との面識はない。「間桐の当主」としてサーヴァントカード「アサシン」を夢幻召喚して桜と士郎を襲撃。聖杯戦争のゲームマスターであるジュリアンを「様」付けで呼び、自分の苗字しか思い出せないなど、どこか精神が壊れている描写が目立つ。通称「アサシンジ」あるいは作中の描写から「増えるワカメ」と呼ばれる。実は既に死人となった当人の記憶を継承した傀儡である。

Fate/Grand Order

ゲーム本編に登場人物としては出演してない。が、アニメ「First Order」にそれらしき人物が確認できる。シャドウサーヴァント化したランサーに石化された犠牲者の中によく似た姿の石像がいる。通称「乾燥ワカメ」結局藤丸立香たちの前で首を砕かれてしまった。

衛宮さんちの今日のごはん

文句をこぼしつつもごはんを美味しく食べている。

人間関係

衛宮士郎
中学時代からの親友。ただしその友情の形は少々特殊でありお世辞にも良好だとは言い難く、桜を殴った慎二を士郎が殴り返したことで疎遠になってしまい完全に士郎とは敵対する立場となる。本編では自分と士郎を比較してどちらが優れているかに拘る。士郎に喧嘩を売る時異様に生き生きし出すなど彼に執着している様子。

間桐桜
義妹。家族であり侵略者。かつてはやや意地悪ながらも優しい兄だったのだが…。
桜だけは間違っても自分に逆らってはいけない。黙ってうなだれているべき、ただ自分の言うコトを聞いとけばいい。等といった執念とエゴを押し付け、桜を縛り付けている様子。

間桐臓硯
先祖。表向きは祖父。偉大な魔術師の一人。若い頃は慎二に良く似ていた。慎二自身は祖父の事を恐ろしく思っているが、臓硯は何だかんだで慎二の事を可愛がっており慎二に「優越」と「権利」を教えてくれた。

間桐鶴野
実父。本編の3年前に死去。間桐家の再興を願う臓硯とは反対に、慎二に「存在」と「落第」を教え、間桐家を絶やそうと考えた。だから、慎二は父親に何の感情も抱いていない。

間桐雁夜
叔父(父親の弟)。生まれつき兄よりも魔術の才能はあったものの、魔術師の家計を継ぐことを拒否し、普通の人間としての生き方を選んだ。慎二と直接面識があったかは不明だが「hollow」で叔父の存在を言及している。

慎二の母親
どこぞの保菌者(キャリアー)だったらしいが、出産後は直ぐに用済みになった。慎二曰く蟲蔵を漁れば母親だったモノぐらいはあるに違いないとのことだが、劣った自分を産んだ「胎盤」など見たくもないと探す気すら無い。

遠坂凛
同級生。同じ魔術師の家系でありながら、自分と違って魔術師としての血を残す凛に嫉妬と憧れがない交ぜの複雑な感情を向ける。以前に告白しフラれている。あるルートでランサーに片腕をやられた後「自分の片腕が無くなるなら他のバカどもは身を弁えて両腕を無くすべき。まっさきにする事は腕という腕を集める事。」そのターゲットの一番初めが凛であり、「一番のお気に入りだからこそ、それが自分より優れた造形である事は許されない」とヤンデレ(?)じみた陰湿な歪んだ好意を向けている。その後その本人によって救出され改心する事になった。

美綴綾子
弓道部の部長でありしっかり者。生活態度の悪い慎二を叱る天敵。あるルートでは口喧嘩になり、ライダーに吸血させ病院送りにする。更に違法な薬物に手を出して悪所で遊んでいたという下衆な噂を広め美綴を貶めようとする。漫画版では謝りに行くシーンがあり、そのやり取りは必見。

柳洞一成
同級生。性格的な相性からか慎二とは馬が合わない。「hollow」では士郎を巡って口喧嘩をする。

ライダー
従えているサーヴァント。実態は桜からの借り物である。ライダー本人も慎二よりも俄然桜に執着しており、あまり表には出さないが、慎二に対していい感情は持っていない。

ギルガメッシュ
あるルートで言峰綺礼から譲り受けたサーヴァント。慎二も彼の存在を不気味に感じていた。彼の迫力に圧倒されつつもあくまで偉いのは自分の方だということを誇示するために勇気を出して寛大に肩ポンした。
彼からの扱いもやはりぞんざいなものの、慎二の道化ぶりを面白がっており多少無礼な真似をしても見逃すし、何より「シンジ」とちゃんと名前で呼んでいる(彼が「雑種」とみなす人間の名前を正確に覚えて呼ぶのは珍しいことである)。とは言え道化扱いには違いなく、2014年版アニメではアインツベルン城突入の際、慎二に高所からのバンジージャンプを強いていた。

ペルセウス
生前のライダーを倒した英雄。ライダー曰く「成功した慎二」
運と神々の加護に恵まれ、さまざまな活躍をした。外見も慎二に良く似ているらしい。

余談

奈須きのこお気に入りのキャラクター。
開発段階では慎二と同盟を組んで遠坂と敵対するルートもあったらしく、そこではカッコイイ慎二も拝めたとの事だが、「ヤローのデレなんざ誰得」という真っ当な理由からばっさりカットされた。

本編中では彼の良い面がまったくと言っていいほど描写されずに終わった為、よく分からないクズという印象のまま終わってしまったのを作者も悔やんでいるそうだ。
士郎の親友という設定すらも勘違いではないかという声もあったが、『hollow ataraxia』にて貴重な「綺麗な慎二」が描かれた他、コミカライズ版では更生していく様も描かれている。

また劇場版「Heaven's Feel」第一作では士郎と桜の出会いを丁寧に描写することで、必然的に士郎と慎二との関係も分かり易く表現されている。原作では士郎の視点で語られるシーンを第三者の視点から描くことで、慎二の士郎に対する期待とそれに気付かない士郎の歪みが視覚的に示唆されている。
第二作でも彼の劣等感・疎外感をきちんと表現しようという試みがなされており、やはり慎二ファンは観て損なしの作品となっている。

担当声優の神谷はゲーム本編はプレイしていない事を公言しており、Fateについては慎二を通してしか知らないので全貌はわからないとの事だが、これは魔術の世界において完全に蚊帳の外に出されている慎二の思考、心情をよりうまく表現するためには自身もあまり魔術、ひいてはFateに関する知識を入れるべきではない、という考えの下、あえて距離を置くようにしているからとのこと。一方そういった信条の下で演技をしているためか、慎二の本質については非常によく掴んでおり、その中で第1作の音響監督だった辻谷耕史による「(慎二より)士郎のほうがおかしいからね」という言葉に影響を受けたという。

関連イラスト

桜、桜桜桜っ……!
無題


わかめ
2009年stay night期間のトップだったもの(5日目)。




関連項目

Fate/staynight Fate/hollowataraxia
イケメン ワカメ 小物 道化 クズ

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