注意
※現在、このキャラクターへの評価は賛否両論となっています。賛否どちらかの立場に傾く事なく、公平な記述になるよう十分に注意してください。
プロフィール
所属 | 榊野学園1年3組 |
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誕生日 | 12月7日 |
星座 | 射手座 |
血液型 | B型 |
身長 | 155.3cm |
スリーサイズ | B84/W62/H86 |
得意料理 | サンドイッチ |
CV | 柚木かなめ(PC版) /河原木志穂(PS2版・テレビアニメ版・ドラマCD版) |
概要
母の踊子とアパートで2人暮らし。踊子は実はオーバーフローの過去作『Summerラディッシュバケーション!!』のヒロイン伊能踊子である。後述の通り世界の実父と結婚しているわけではないので姓が変わった経緯は不明。
サマーデイズでは親友の清浦刹那が腹違いの妹でもあることが判明している。
父はオーバーフローの過去作品・サマーラデッシュバケーション主人公の間瞬(誠の腹違いの兄でもある)。そのため、近親相姦を知らず知らずのうちに作品において行っている(このメーカーの作品では別に珍しくも無いが)。
原作の1話で誠が言っているように「黙っていればかわいい」タイプ。
性格は桂言葉とは反対の明るく活発で、外見がよく似ている事から、一見あずまんが大王の滝野智のような印象を受ける。しかしその内面はむしろ正反対であり、ここぞという場面で馬鹿力を発揮するなど打たれ強い智とは対照的に、追い詰められると自分の部屋に引きこもるなど精神的に非常に脆い。
2022年7月、まさかのVTuberデビューを果たした。
アニメ版で世界を演じた声優河原木志穂氏のYouTubeチャンネル「おしほチャンネル」内の世界VTuber化企画を経て、アニメ放送開始から丁度15年後にあたる2022年7月3日にデビュー。
デビュー当初は登録者数1000人強だったが、各種ニュースサイトで取り上げられバズった結果、僅か4日で登録者数1万人を突破した。
中に誰もいませんよどころか自称中の人98%のメタネタ下ネタ何でもありの暴走トークが持ち味。また、版権キャラでありながら個人勢という立場を活かしたコラボにも積極的。
漫画版(ネタバレ注意!)
アニメ版と同時に展開された漫画版では誠を一途に想い過ぎた為ヤンデレ化。思い詰めた挙句最後には言葉を惨殺。携帯で誠を呼び出し、「誠は私の事好き?」の台詞で完結し、その後は読者の想像に任せる結末であるが、大方その後の更なる惨劇を想像した読者が多かったに違いない。
評価
公式サイトで行われた人気投票では、「好きなキャラ」で3位、「嫌いなキャラ」で2位に入るなど、両極端な結果となっている。
原作とアニメの描写の違いについて
アニメ版では監督の意向で伊藤誠を狂わせた「悪女」かつ惨劇を引き起こした要因と言えるキャラ付けにされており、原作ファンから評価が分かれている。
原作では、物語の当初において誠と言葉の距離を縮めようとしていた世界の行動に嘘偽りはなく、序盤のキスシーンは問題だが、その他は横から誠にアプローチを掛けたりすることはしていない。
また、ルートによっては誠への想いに悩みつつ自ら諦めようとする姿も描かれている(そういうルートの場合、大抵誠は言葉より世界の方を選んでいたりする)。
また原作の桂言葉は、自分自身の問題であるにも拘らず、誠と距離を縮めるのに関して常に世界に頼り切っているというアニメ版よりも更に他力本願な状態にあり、ルートによっては誠をあからさまに避けているという「誠が嫌いなのでは?」と疑いたくなる様な描写も存在した。
そういった内容から、原作のプレイヤーからは言葉の態度から、「自分は言葉から好かれてないのではないか」と誠が悩むのも当然であり、またそんな誠を世界が励ました結果、彼の気持ちが世界の方へ心変わりしたとしても仕方がない描写となっていた。
しかし上記の通りアニメ版では誠共々原作に輪をかけて性格が悪化している(このことはアンチサイドからも度々指摘されている)。
一部には「言葉を悲劇のヒロインに仕立て上げた」などと言われているが、実際は言葉もキャラが悪化している。というよりアニメという媒体の都合上、インパクトを重視したのか悪い方へ先鋭化されている(特に誠は原作サイドから「徹底的にクズとして書いて欲しい」と要望があったことも触れられている)。
なお原作の制作を行った0verflow側も、派生作品である「Summerdays」においてメインヒロインどころか攻略ヒロインとしていきなり降板という形で冷遇。
その後も「Crossdays」、「Shinydays」等において、「世界=悪女」のイメージを強調・定着させるかの様な改悪描写をするようになり、極めつけは原作の「Schooldays」のリメイクでもひどく悪女として暗躍するルートが追加された。
その後のシリーズは売り上げも低迷したが、それに関して世界の扱いが槍玉に挙げられている。
そんな世界についてだが、言葉役の遠野そよぎは、言葉の性格や行動に「理解」を示しながらも「共感」は全くしていないらしく、むしろ世界の方を推していたりする。
反論
一方で、「初期作品では悪女ではなかった」というのも「言葉が悲劇のヒロインとして持ち上げられた」という言説同様の判官贔屓と言える。
なぜなら、前述の記述でも意図的に無視されているが、周囲に「誠と付き合っているのは世界の方」と誤解させるような立ち回りをしており、その結果甘露寺などの言葉へのいじめが悪化している。
その結果それに気づいた誠が言葉のために奔走、いじめを止めて世界と絶縁する、というルートもきちんと存在している。
言葉役の遠野そよぎは世界を推していたが、他の声優陣からは「世界が悪くない?」という意見が声優ラジオで出ている。
また「SummerDays」に関しては世界の扱いが悪いというのは事実にしても、このゲームはそもそも「SchoolDays」のファンディスクでメインヒロインは刹那であり、世界がメインではなく、「ヒロイン降格」というのは正確ではない(言葉にしても「SchoolDays」での扱いが悪かった反省」と制作側が明言している)。
「判官贔屓で言葉を持ち上げて世界を冷遇した結果、オーバーフローそのものが潰れた」というのも大袈裟な話。
元々「Days」シリーズは非常にバグが多い上にギガサイズレベルのパッチを幾度と配布するという点から評判が悪かった。
それでも当時は珍しいフルアニメーションゲームなことや、ダークな部分がありながらも引き込まれるシナリオで持たせていたのだが、「CrossDays」はこの問題点に加えて誰得レベルの描写が非常に多く、アニメーションやシナリオで擁護するのも不可能となった。
おりしも当時はクソゲーオブザイヤーがネットで注目されていた時期であり、シリーズに触れたこともないプレイヤーからも「クソゲー(くそみそゲー)」として周知され、結果大きく評判を落としている。
倒産の直接的な原因はこの一件であるため、「世界の冷遇が原因」というのは飛躍しすぎだろう。
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西園寺公望:恐らく世界の名前の元ネタと思われる第12・14代総理大臣。