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overflow

おーばーふろー

オーバーフロー (Overflow) はかつて存在した日本のアダルトゲームのブランド。母体は有限会社スタック。
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概要

1999年に『ら〜じ・PonPon』でデビュー。アージュニトロプラスとともに「千代田区連合」を構成している。
『ラディッシュ』シリーズで知られる他、『School Days』が話題となり、後にアニメ化など多方面に展開した。

「有限会社スタック」の自社制作ブランドという位置付けである。スタックは「STAK softwear」として一般向け作品も手がけており、かつてはSS版『Piaキャロットへようこそ!!2』や『センチメンタルグラフティ2』、ゲーム版『シスタープリンセス』シリーズなどを開発していた。

キャラクター同士の複雑な人間関係、メールやチャット、電話といった通信機器に物語性を持たせたリアリティのあるやりとり、センセーショナルな題材(特に『School Days』ではキャラクターの愛憎劇や陰惨な死亡シーンが描写されている)などが特徴的である。
ほとんどの作品で世界観が共通しており、登場人物が複数にまたがることも多い。中でも特筆すべき点として「沢越止」という人物を主軸にして繰り広げられる凄まじい家系図があり、一部作品では「血縁関係が全くない登場人物のほうが少ない」という状況ですらある。このため、裏設定、裏テーマとして、親子間や(異父、異母)きょうだい間、いとこ間などにおける近親相姦が存在する(※基本的にはそれほど近親相姦そのものが打ち出されることは少なく、あくまでその作品内においては他人と認識しているもの同士の関係がメインである)。作品内ではヒロインの妊娠NTRなどもよく扱われるため、これにより血縁関係がさらに複雑になっているとも言える。

なお、オフィシャルサイトのドメイン名はOverflow.comではなく0verflow.com(オーではなくゼロ)である。これはドメイン取得時に既に他社により「Overflow.com」および「overflow.com」が利用されていたため、オーの部分をゼロにすることで乗り切ったというもの。ロゴにおいてもゼロの方が採用されており、表記は一定していない。

ブランドとしての問題点

School Days』の大ヒットで一躍脚光を浴びたオーバーフローだが、同時にパッチ修正や発売延期など、様々な問題点が浮き彫りになった。
中でも、『Cross Days』ではその問題点が顕著で、一年以上に渡って8回も延期を繰り返した挙句に、作品内容が物議を醸すようなもの(※ギャルゲーという体裁でありながら、女装した主人公による同性愛シーンが複数回登場し、一部で「クロスゲイズ」などと揶揄されたなど)であったことに加え、大量のバグが見つかり修正パッチが配布される事態になったこと、更にはシナリオライターで代表取締役であるメイザーズぬまきちの問題発言とも相まって、プレイヤーからは痛烈な批判を浴びることとなった。

これらの件から、ぬまきちのシナリオライターとしての能力及び、代表取締役としての企業・スケジュールの管理能力も大いに疑問視された。オーバーフローの母体である有限会社スタックは、ぬまきちの事実上のワンマン経営となっており、その弊害も大いにあると見られている。

Cross Days』以前にも、幾度に渡る発売延期やバグ発生を繰り返してきたが、これらのオーバーフローのブランドとしての問題点はアダルトゲーム業界全体では頻繁に発生することであると言われている。

アダルトゲーム業界は創始以来から市場が狭く、また会社の殆どが数人程度の零細企業で、しかもスタッフの大半が経営に関しては素人であるクリエイターばかりであるため、企業としては全く機能していないブランドが多いとされる。
そのため、品質管理やスケジュールなどが杜撰で、発売延期や大量のバグが発生することは珍しくなく、スタッフが少ないため出入りも激しく、さらに会社のトップが経営に関しては他人事である場合が少なくない。
コスト管理の見通しが甘く「Hシーンを増やしたり、お金が入れば何とかなる」と安直な考えでファンディスクやキャラクターグッズを乱発することで費用が更に重くのしかかり、結果として会社を立ち上げては直ぐに消えてしまうブランドは意外と多いのである(※『D.C. 〜ダ・カーポ〜』シリーズで知られるブランドCIRCUS曲芸商法などは、この問題点の最たる例といえる)
総じて、アダルトゲーム業界は市場の狭さに加え経営基盤が全く成立していない会社が業界の大半を占めており、かつこのような状況が長年にわたって改善されていなかった。あまり業界の問題点についてだけ語ると本筋から離れることにもなるため、詳しくはWikipediaの「アダルトゲーム」の記事も参照のこと。

オーバーフローが抱える問題点は、ある意味ではアダルトゲーム業界の負の側面を端的に体現していると言えるだろう。

もっとも、アダルトゲームではないが真っ当な経営がされていたはずが、経営者がはっちゃけた結果ばたんきゅ~したゲームメーカーや、同人サークルから法人化し、世界的な人気を誇る一大IPブランドを持つまでに成長したメーカーもあるため、一概に「アダルトだから」「経営者が素人だから」という話ではない。さらに言えば前者については多角経営に失敗したという点があり、後者についてはメディアミックスが進むにつれクリエイターの個人名義活動やアダルト方面の展開をほぼ切り捨てている(さらにいえば、大企業からの包括的なメディア展開のサポートを受けている)という点がある。

かつて母体のスタックが『シスプリ』のゲーム版を手がけていたことから、とあるオーバーフロー作品で『シスプリ』のとあるキャラがオーバーフロー作品のキャラと血縁関係があることを示唆する形で登場している。
この設定は『シスプリ』の版権元であるメディアワークス(現:KADOKAWA)に容認されていないので、「他社・他作品のキャラクターの私物化」であるとの指摘が多い。
オーバーフロー側としては、あくまでただのネタオマージュという認識であったと思われるが、『シスプリ』ファンやKADOKAWA側にとっては看過できない問題である。
『シスプリ』ファンの中には「関係ない『シスプリ』を勝手に組み込んだのは許せない」と激怒している人もいる上、仮にKADOKAWA側が訴えを起こせば、オーバーフロー側の損失はかなり大きいであろう。
結果として訴訟には発展しなかったが、前述の問題点とともに体勢を疑問視する声も多い。

ブランド解散と以後の活動

2012年2月、オーバーフローは同年4月下旬に発売される『ShinyDays』をもって解散することを発表した。

終了の経緯は公式ではあまり触れられなかったが、『Shiny Days』発売後の2012年5月25日、メイザーズぬまきちはサイゾーのロングインタビューで「ゲームが売れないから」と切実な事情を語っていたほか、会社の体制が崩れた理由として「会社が宗教団体に乗っ取られかけたことも……」とも発言している。(詳しくはこちら)。

あくまで「有限会社スタック」そのものを清算したわけではなく、オーバーフローというブランドを解散しアダルトゲーム市場から撤退したものの、ファンディスク程度の軽い作品はリリースしたいという意向を示している。
現に、2013年3月22日に『Shiny Days』のおまけの野球拳に追加キャラを加えた『ストリップバトルデイズ』をダウンロード販売するという告知をし(が、これまた1年半にわたって延期を繰り返した末、)2014年10月31日に発売した。他にも2014年7月3日にはニンテンドー3DS用ソフトとして『IslandDays』を発売している。

ブランド解散後も移植版や他作品とのコラボにおける版権管理などは継続して行われており、サポートも終了していない。

作品

移植等は除いて記載。

  1. ら〜じ・PonPon
  2. PureMail
  3. オーバーフロー ぷれじゃ~ぼっくす
  4. スノー・ラディッシュ・バケーション!!
  5. 妹でいこう!
  6. サマー・ラディッシュ・バケーション!!
  7. マジカル☆ユニティー
  8. MISS EACH OTHER
  9. サマー・ラディッシュ・バケーション!!2
  10. LOST M
  11. SchoolDays
  12. SummerDays
  13. CrossDays
  14. ストリップバトルデイズ
  15. ストリップバトルデイズ2

関連タグ

オーバーフロー 叔母風呂(一部で使われている略称)
アダルトゲーム エロゲ 近親相姦
メイザースぬまきち ごとうじゅんじ

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