※後述事情で親記事をサイバーエージェントに変更しています。
概要
エロゲに多い『萌え』路線よりも、『燃え』路線の内容が多い。もちろん萌えが全くないわけでもない。
社長の「でじたろう」が「虚淵玄」の才能に惚れ込み『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』を世に出すためだけに設立されたという経緯がある。
初期のころはミリタリー系雑誌にも広告を出すというエロゲ会社としては珍しい宣伝方式をとっており、ミリタリー系雑誌手特集が組まれたこともある。
近年はアダルトゲーム市場が縮小方向となっている事から一般アニメや特撮等への参加や他社のゲーム作品とのコラボも積極的に行っており活動の幅を広げている。また『刀剣乱舞』は女性から絶大な人気を集め、現在では舞台化もされる(刀ステ/刀ミュも参照)など男性向けアダルトゲームの製作を本業としつつも女性向けのコンテンツも拡充する事で女性ファンの開拓にも一定の成功を収めている。
こうした点から市場の縮小に伴い、倒産したり廃業したりするエロゲメーカーやブランドが急増する昨今において、時代の流れにうまく乗りつつ経営を存続させている数少ないエロゲメーカーの好例として挙げられる事も多い。
またこうした事情があるために最近では男女を問わずエロゲをプレイしていない層であってもニトロプラスの事は知っているという人もかなり増えてきた。中にはニトロプラスがエロゲメーカーである事を知らずに改めて調べたら初めてその事を知ったという者も多い。
またアニメの場合は、一応『萌え』の体裁を取っていてもそこに奇抜な要素を入れた作品が多いのも特徴である。
かつてはコミックマーケットや秋葉原等で頻繁に見かける女装した太めの広報担当ジョイまっくす(性別:♂・現在はMAGES.に所属)も有名だった。またフリーのイラストレーターとして活躍する中央東口はデビュー当時ニトロプラスに在籍していた。
2024年6月26日には、サイバーエージェントが株式を取得し、連結子会社となることが発表された。
作品一覧
- Phantom -PHANTOM OF INFERNO-(2000年2月25日)
- 吸血殲鬼ヴェドゴニア(2001年1月26日)
- 鬼哭街(2002年3月29日、2011年5月28日にリメイク版が発売)
- "Hello, world."(2002年9月27日)
- 斬魔大聖デモンベイン(2003年4月25日)
- 沙耶の唄(2003年12月26日)
- Phantom INTEGRATION(2004年9月17日、『Phantom』のリメイク作)
- 天使ノ二挺拳銃(2005年1月28日)
- 塵骸魔京(2005年6月24日)
- 刃鳴散らす(2005年9月30日)
- サバト鍋-Nitro Amusement Disc-(2006年2月3日)
- 機神飛翔デモンベイン(2006年5月26日)
- 字祷子D 妖都最速伝説(2006年8月11日)
- 月光のカルネヴァーレ(2007年1月26日)
- 続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首-(2007年7月27日)
- ニトロ+ロワイヤル -ヒロインズデュエル-(2007年9月28日)
- スマガ(2008年9月26日)
- スマガスペシャル(2009年6月26日)
- 装甲悪鬼村正(2009年10月30日)
- アザナエル(2010年12月17日)
- ソニコミ(2011年11月25日)
- 君と彼女と彼女の恋。(2013年6月28日)
- 凍京NECRO(2016年1月29日)
- みにくいモジカの子(2018年7月27日)
- RustyRabbit(2024年発売予定)
- DollsNest(2024年発売予定)
コラボレート作品
- Fate/Zero(小説。TYPE-MOONとのコラボ)(2006年~2007年)
- フェノメノ(所属ライター一筆による小説およびビジュアルノベル。星海社FICTIONSとのコラボ)(2012~2013年)
- ギルティクラウン
- ギルティクラウン ロストクリスマス(2012年7月26日)
- ギルティクラウン プリンセス・オブ・デッドプール(2012年4月25日)
- 伏 銀華と氷刃の猟奇録(伏 鉄砲娘の捕物帳のスピンオフドラマCD)(2012年9月12日)
- 進撃の巨人 悔いなき選択(進撃の巨人とのコラボ。この他にもBD特典の映像作品などにも参加)(2013年)
- 対魔忍シリーズ(Lilithとのコラボ。所属イラストレーターの1人:なまにくATKが『決戦アリーナ』『RPG』で絵師として参加している他、2020年にはすーぱーそに子や『凍京NECRO』とのコラボも行っている)
5pb.×Nitroplus
- CHAOS;HEAD(2008年4月25日)
- CHAOS;HEAD NOAH(2009年2月26日)
- Steins;Gate(2009年10月15日)
- ROBOTICS;NOTES(2012年6月28日)
- CHAOS;CHILD(2014年12月18日)
書籍
アニメ作品
- アーマード・コアFTS (ゲストメカデザインの予定だったが、Viewworksが制作を中断して頓挫。)
- 熱風海陸ブシロード(脚本を担当していた吉田直の突然の死により長らく休止状態だった。スタッフを改め2013年放送)
- ブラスレイター(GONZO共同制作作品)(2008年)
- Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(2009年)
- 咎狗の血(2010年)
- 魔法少女まどか☆マギカ(製作委員会として参加。所属の脚本家も脚本、ストーリー構成に参加)(2011年)
- Fate/Zero(TYPE-MOONとのコラボ小説のアニメ化。製作として参加)(2011~2012年)
- PSYCHO-PASS(2012年~2013年)
- 翠星のガルガンティア(原案および製作委員会として参加。)(2013年)
- そにアニ SUPER SONICO THE ANIMATION(2014年)
- 楽園追放(東映アニメーション共同制作作品)(2014年)
- DRAMAticalMurder(2014年)
- がっこうぐらし!(2015年)
- REVENGER(2023年)
他社との協力作品
- 処女はお姉さまに恋してる(製作協力、広報、プロデュース等)
- マブラヴシリーズ(アージュ)(戦術機、メカデザイン協力)
- ウルトラ怪獣擬人化計画(円谷プロダクション)(キャラクターデザイン)(2013年~2019年)
- 怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜(設定・原案:海法紀光、キャラクターデザイン)
- 仮面ライダー鎧武(東映)(コスチュームデザイン、インベスデザイン協力、メインライター:虚淵玄)
- ニトロプラスブラスターズ(開発はエクサム、NESiCA用格闘ゲーム:前述のニトロ+ロワイヤルヒロインズデュエルをアーケードに持ってきたとイメージするとわかりやすい)
- 刀剣乱舞(DMM.comとの共同製作)
- GODZILLA(東宝)(原案・脚本:虚淵玄)
- GODZILLA -怪獣惑星-
- GODZILLA -決戦起動増殖都市-
- 小説 GODZILLA 怪獣黙示録(執筆:大樹蓮司)
- Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(台湾の布袋劇(人形劇)制作会社「霹靂社」との共同制作)(キャラクターデザイン、原案・脚本・総監修:虚淵玄)
- 咲うアルスノトリア(グッドスマイルカンパニー配信、ニトロプラス原作)
- 魔法少女まどか☆マギカ scene0(マギアレコード内配信コンテンツ)(f4samuraiへの開発協力、シナリオ:下倉バイオ)
エイプリルフール
関連タグ
- アダルトゲームのメーカー・ブランド一覧
- 虚淵玄 シナリオライター
- 石渡マコト デザイナー。
- 下倉バイオ シナリオライター。
- Niθ イラストレーター。
- 鋼屋ジン シナリオライター。
- 奈良原一鉄 シナリオライター。
- 七篠トリコ シナリオライター。
- すーぱーそに子 ニトロプラス10周年記念から生まれたマスコットキャラクター
- Nitro+CHiRAL ニトロプラスが2004年に立ち上げたBLゲームブランド
- Nitro+・ニトロ+
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二次創作について
版権元の中ではかなり細かいガイドラインが定められている方である。
2014年6月および7月に公式のガイドラインが改定されている。6月時点の改定では「同人誌の書店販売を禁止」と受け取れる文書だったため波紋を呼んだが、7月に代表のでじたろうが文の表現に不十分な点があったとして後日一部修正を行った。
特に所謂「立体物」や、利益が大幅に出そうな大手に関しては許可申請が必要になってくる可能性が大きい。
ただし元々スタッフ自身も同人誌出身者が多いために二次創作自体を認めない訳ではないと明言しており、今後もガイドラインの修正が随時行われる可能性が高く、不明な点は公式をこまめにチェックするか問い合わせをする事をお勧めする。