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怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜

かいじゅうがーるずうるとらかいじゅうぎじんかけいかく

「ウルトラ怪獣擬人化計画」のアニメ作品。2016年秋にdアニメストアより配信。連動して展開される小説版についてもここで記述。
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概要編集

2016年3月26日に、Anime Japan 2016の会場内で発表された、「ウルトラ怪獣擬人化計画」のアニメ作品。全12話。

同年9月27日12月13日までdアニメストアおよびAniChanのYouTube公式チャンネルで配信。dアニメストアでは毎週火曜日正午から金曜日の正午までの4日間、AniChanでは水曜日から3日間にわたってそれぞれ配信された。配信終了後の2017年1月10日からはAT-Xでも放送され、2期(後述)の放送開始前の2017年10月からはTOKYO MXでも放送される。

また、第1話のみYouTubeの円谷プロ公式チャンネルでも無料配信している。


擬人化計画のアニメといえば、この3年前に沖縄の琉球朝日放送で放送されたアニメ『はいたい七葉』にPOP版のキャラクターが登場したことがあるが、あくまでゲスト出演止まりだったあちらとは異なり、これは正真正銘本物の擬人化計画のアニメ化作品である。


設定・原案は海法紀光氏が担当。同年4月から電撃G'sマガジンで連載のスタートした小説版とも連動した内容になっており、小説版はアニメ版のプロローグ的エピソードであると同時に、アニメでは描き切れなかった設定を補完する役割を担っている。


本作における擬人化怪獣たちは、特別な因子を持った人間の少女が変身した姿とされており、いわゆる変身ヒロインものとしての側面も持った作品となっている。一方で、「未熟な若者が任務や仲間たちの交流を経て成長していく」というウルトラシリーズをはじめとするヒーローもののお約束もきちんと踏襲されている。


これまでのウルトラシリーズであまりスポットの当たってこなかった、カプセル怪獣:アギラが主人公に抜擢されていたり、お世辞にも知名度が高いとは言えなかったザンドリアスがレギュラーキャラクターに選ばれたこともファンの間では大きな話題となった。

ちなみに、(擬人化&スピンオフ作品という少々特殊な形ではあるが、)カプセル怪獣3体が揃い踏みするのは、シリーズを通してみると2009年公開の『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』以来7年ぶり2度目である(漫画作品も含めれば3度目)。


ウインダムさんアギラさんミクラスさん

本作におけるキャラクターは、基本的に上掲のイラストのように二~三頭身程度にデフォルメされた姿で描かれている(変身シーンを除く)が、pixivにおけるファンアートは、どちらかといえば普通の頭身で描かれたものの方が多い。

芦名監督によれば、擬人化計画のイラストはアニメで動かす前提でないデザインが多く、デフォルメするのに非常に苦労したらしい。


漫画『ギャラクシー☆デイズ』とはキャラクターデザインこそ同じだがまったく別のストーリーであり、ゴモラやゼットンといった漫画版ではおなじみのキャラクターたちも漫画版とは完全な別人である(2期放送開始前の2017年10月末にコラボ特番が配信されたことはある)。芦名監督も一応漫画の方にも目を通してはいたが、「先に漫画を読んでしまうと漫画の方のキャラクター設定に引っ張られてしまうところもあったので、そこが非常に難しいところだった」と述べている。


第2期編集

センシティブな作品

2017年8月25日ウルトラマンフェスティバル2017で行われたイベント「帰ってきた怪獣大研究会」にて2期の制作決定が発表された。

2018年1月から1期の時と同じくdアニメストアに加え、今回はTOKYO MXで放送されることも決定。遂に地上波放送への進出を果たした。また、1周遅れかつ1週間限定ではあるが、YouTubeの円谷プロ公式チャンネルでの配信も行っている。


1期からのキャラクターは引き続き登場するほか、ガッツ星人キングジョーなどの新規キャラクターも追加されている(追加メンバーについては後述)。


2期はアギラが主人公であるという点は変わっていないが、それ以外のキャラクターの動向にもスポットが当てられるようになっており、全体的に群像劇に近い展開がなされている。


また、カプセル怪獣娘以外のキャラクターの変身シーンが盛り込まれたり、全メンバーのフルネームが公開されるなど、1期と比べてより踏み込んだ演出・設定がなされているのも特徴である。

アニメに合わせて新キャラクターが発表されたり、『ウルトラマンオーブ』の出演俳優が声優としてゲスト出演したりとサプライズ展開も多く、1期にも増して視聴者を楽しませてくれた。


怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜編集

最終回放送直前の2018年3月24日に製作が告知された、劇場版作品

詳細はリンク先を参照。


ストーリー編集

(公式サイトより引用)

1期編集

人類が、怪獣との長い戦いの末に平和を獲得した時代。

地球では怪獣を宿した少女たちが生まれていた。

怪獣に変身する能力を持った少女たちを、はこう呼んだ。


Unidentified Mysterious Girls

すなわち「怪獣娘」と――


これはそんな数奇な運命を背負った

強く、儚くも美しい、怪獣娘たちのちょっとゆるい物語


2期編集

怪獣娘第2期

人類と怪獣との戦いは遠い昔。

かつての怪獣の魂を宿した少女”怪獣娘”たちが現れるようになった時代。

晴れてGIRLSの一員となったアギラ、ミクラス、ウインダムは着実に成長し、充実した日々を送っていた。

そんなある日、新種の「シャドウ」がトラブルを起こしているという情報が入る。

一方、GIRLSのメンバーの「ガッツ星人」は、不思議な体調の変化を感じていた……


登場人物編集

※怪獣娘たちの誕生日は、いずれも原典作品にて元ネタとなった怪獣が初登場したエピソードの放送日と同じ日となっている。


怪獣娘編集

かぷせるがーるず編集

本作の物語の中心となる3人組

1期の時点ではまだ見習いだったが、最終話で試験に無事合格し、2期では正式なメンバーへと昇格している。


宮下アキ / アギラ

宮下アキセンシティブな作品

- 飯田里穂

本作の主人公である女子高生

目立つことが苦手な寡黙な性格の持ち主で、趣味や夢中になれるものも特にないという、今時の女の子。眠そうに見える目つきを気にしている。一人称は「ボク」

休みの日に巣鴨で過ごしたり、原宿の街の様子を見て「若者らしい」と言って感激したりとどこか年寄染みた面もある。

ピグモンからは「アギアギ」と呼ばれている。

2期ではだいぶしっかりとした性格へと成長しており、隊員としての職責をきちんと全うしているようだ。また、心にわだかまりを抱えていたガッツ星人の心情に大きな影響を与えている。

誕生日は5月12日血液型O型、年齢は16歳(高校1年生)。

dアニメストアで実施された人気投票では2位だった。


牛丸ミク / ミクラス

ソウルライド、ミクラス!ミクラス

声 - 鈴木愛奈

アギラのチームメイトの1人。

褐色肌ポニーテールにまとめ上げた長い黒髪がトレードマーク。

超健康優良児で、生まれてこの方風邪を引いたことすらないという、元気いっぱいな女の子。

考えるよりも先に行動する、典型的な脳筋キャラ。

怪獣娘同士の格闘技大会「大怪獣ファイト」のファンで、特にレッドキングの大ファン。彼女が試合で勝った時に「あたしもあんな風になりたい、強くなりたい」と思ったことで初変身を果たす。体育会系な所があり、レッドキングを目の当たりにした時には「先輩」と呼んで敬語を使い、ドリンクを差し入れている。

2期では大怪獣ファイターとしての活動を本格的に開始したようで、トレーニングに励んでいる。しかし、デビュー戦を間近に控えたある日、ガッツ星人と酷似した容姿を持つ謎の人物に襲われ、重傷を負ってしまう。

誕生日は10月15日、血液型はB型、年齢は16歳(高校1年生)。

dアニメストアで実施された人気投票では6位だった。


白銀レイカ / ウインダム

ウインちゃんのチョコレート!ウインダム

声 - 遠藤ゆりか

アギラのチームメイトの1人。

真面目でしっかり者な性格で、知的好奇心が旺盛な一方、筋金入りのオタク腐女子)という意外な一面も持っている女の子。街中の本屋BL本を漁っている時に怪獣娘に変身できるようになった。「お前にピットイン!」というアニメのファン。

誕生日は10月1日、血液型はA型、年齢は16歳(高校1年生)。

dアニメストアで実施された人気投票では7位だった。


GIRLSメンバー編集

岡田トモミ / ピグモン

ピグモンちゃん

声 - 徳井青空

GIRLSの指導係で、カプセル怪獣3人組のお目付け役。可愛らしい容姿から、みんなのアイドル的存在でもある。

第4話にて怪獣娘としての姿が初めて直接登場した。

基本的にマイペースな性格で常に笑顔を絶やさない優しい性格。怪獣娘に変身できたのも「人のことをとっても大好きと思った時」だったらしい。そうした性格ゆえか、相手を癒す不思議な魅力を秘めているようで、街で宣伝活動をした際には風船を配る彼女の周りに黒山の人だかりができていたほど。

いざという時には芯の強さを見せることもあるが、相手を叱っているつもりでも容姿や仕草の可愛らしさからてんで相手にされないこともある。また、新人であるかぷせるがーるずたちに、暴走している怪獣娘の身柄を拘束するようしれっと命令したり、トレーニングで手を抜いていたザンドリアスにお仕置きを加えたりと割と容赦のないところもある。

運動能力は怪獣娘ながら非常に低い(とは言え飽くまで怪獣娘としてであり、トレーニング器具をまとめて抱えるなど常人以上の膂力はある模様)。

誕生日は9月4日、血液型はO型。

dアニメストアで実施された人気投票では3位だった。


ゼットン

センシティブな作品

声 - 加藤英美里

「大怪獣ファイト」の現チャンピオンにして、GIRLS最強の怪獣娘。本名不明。

シャドウの巣をたった1人で壊滅させたり、シャドウビーストを(既にアギラとの戦いでダメージを負っていたとはいえ)火球一発で粉砕したりと驚異的な戦闘力を誇る。

超が付くほどの有名人だが、寡黙な性格であまり感情を表に出さない、謎めいた雰囲気を漂わせている少女。しかし、決して冷淡な性格というわけではなく、後輩の背中をさりげなく後押しする言動を見せたり、陰でアギラが暴走する車を止めようとするのをサポートしたりと根は思いやりの深い人物。また、1期最終話ではソウルライザーのLINEらしき通信でピースを決めたりトレーニングでの姿を見るにノリ自体は悪くない。

2期4話のトレーニングメニューを考えたのは彼女であり、内容は印象と異なる体育会系の筋トレで、自身もおもりを増やしてランニングに励んでいた。

誕生日、血液型共に不明

dアニメストアで実施された人気投票では、主人公のアギラを抑えて堂々の1位に輝いた


歌川ベニオ / レッドキング

レッドキングちゃん

声 - 五十嵐裕美

「大怪獣ファイト」の実力派選手で、初代チャンピオン。

「力こそパワー」を地で行くバトルスタイルでミクをはじめ多くのファンを持つ。

見た目に反して、甘いものや可愛いものが好きという意外な一面も持っている乙女。イメージを保つ為か、人前ではややがさつっぽく振る舞っているが、私室はピンクの壁紙で趣味に染まったファンシーなものが多い。

面倒見の良い性格で、GIRLSの教官を務めており、後輩ファイターやかぷせるがーるずたちからも慕われている。現在はザンドリアスの教育係を務めている。

ピグモンからは「レッドン」と呼ばれている。

誕生日は9月4日、血液型はO型。

dアニメストアで実施された人気投票では9位だった。


湖上ラン / エレキング

センシティブな作品

声 - 潘めぐみ

カプセル怪獣3人娘の先輩格。

礼儀を重んじ、冷静沈着で何事にも動じない一匹狼気質のクールビューティー

そして、決して群れることのない孤高の腐女子自分の興味のあることを話し出すと急に饒舌になり、止まらなくなるというウインダムと似たところもある。

一見するとぶっきらぼうでどこかとっつきにくい印象を受ける(実際、ミクからは初対面時のやり取りがきっかけで苦手意識を抱かれてしまった)が、根は優しい。また思慮深い面を持ち、小説版では敢えて突き放す言い方でミクに発破をかけたり、レイカの悩みを聞いてこれを解決するためのヒントを与えるなどしている。

ピグモンからは「エレエレ」と呼ばれている。

シッポを模した鞭は、普段はお尻(背中?)に着けている。

本職は調査部所属の調査員で、調査部を志望した動機は色んな場所に行ける事から。

主な任務は調査や偵察などで、本人曰く「戦闘タイプではない」らしいが、シャドウとの決戦では他の怪獣娘たちが到着するまで1人で持ちこたえていたり、複数の個体をまとめてぶった切ったりと凄まじい戦闘力を見せている。

誕生日は10月15日、血液型はAB型

dアニメストアで実施された人気投票では4位だった。


黒田ミカヅキ / ゴモラ

ゴモラちゃん

声 - 諏訪彩花

「大怪獣ファイト」の期待のホープ。

大阪の出身で、お喋り好きで気さくな性格の関西人。

小説版にも登場しており、怪獣娘として生きていくことに踏ん切りをつけられなかったシーボーズこと滑川シイナの背中をさりげなく後押ししている。また、かなりの食いしん坊であること、ファンから「ゴモたん」と呼ばれていることなど、どこかで聞いたような設定が付け加えられている。

なお、小説版とアニメ版とでキャラクター設定が若干異なっている

誕生日は1月8日、血液型はB型。

dアニメストアで実施された人気投票では5位だった。


道理サチコ / ザンドリアス

センシティブな作品

声 - 湯浅かえで

中学生の怪獣娘。

原典と同様、反抗期の真っ盛りで、しょっちゅう母親と喧嘩してはプチ家出を繰り返していたが、怒りの感情とソウルライザーを介して変身しなかったことによる影響でカイジューソウルを暴走させてしまい、街のいたるところで火事爆発事故などの騒動を引き起こしていた。

街で暴れていたところをレッドキングに取り押さえられ、GIRLSの施設に保護されることになる。

以降はレッドキングの下に弟子入りしてGIRLSの見習いとなり、直々に厳しい特訓を受けることになった。レッドキングのことは「ししょー」と呼んでいる。

背中に翼を持っており、これで飛行することが可能だが、変身できるようになった当初は恐怖心(小説版だと、人間にない部位の機能故に使い方がわからなかった)から空を飛ぶことができなかった。だが、レッドキングの特訓のおかげで恐怖を克服し、何とか空を飛ぶことができるようになった(しかし、この際清水寺の舞台から投げ落とすというかなり荒っぽいやり方をされたため、高所恐怖症になってしまったらしい)。

シャドウとの最終決戦では、戦闘には参加せず、ピグモンと共に戦いを見守っていた。

2期では、レッドキングの厳しい指導の賜物ゆえか、徐々に反抗期は収まりつつあるとのこと。その一方で、トレーニングではこっそり飛行で楽しようとする一面も。

また、芸能化に所属するノイズラーと意気投合し、バンド活動を始めることになる。

誕生日は4月23日、血液型はA型。中学生

dアニメストアで実施された人気投票では8位だった。


印南ミコ / ガッツ星人

センシティブな作品

声 - 松田利冴

2期から登場。

ガッツ星人の魂を受け継いでおり、分身能力を得意とする怪獣娘。怪獣娘としてはシルエットだと特徴的な怪獣の角や部位が反映されないデザイン、衣服も露出が増えないため、怪獣娘たちが変身後の姿で集まると一般人が混ざっているような独自の存在感を持つ。

戦闘から怪獣娘の捜索、ボディガードまで、なんでも器用にこなしてみせるが、ついつい仕事を詰め込みすぎてしまうワーカホリックなところもあり、事実キングジョーの写真集のお渡し会に遅刻している。

自信家でノリが良い発言が特徴。調子に乗ってくると「さて」と何度も繰り返す口癖がある。一方で割とサバサバしたところもあり、アキからは好感を持たれている。

新種のシャドウの活動と前後して体調に変調をきたしてしまい、独自に調査を進めていたが…。

誕生日は6月30日、血液型はO型。


クララ・ソーン / キングジョー

センシティブな作品

声 - 三森すずこ

アニメ版・小説版の両方に登場。

ペダン星人スーパーロボット:キングジョーの魂を受け継いだアメリカ人の怪獣娘。理系女子英語訛りの日本語で話す。

欧米人故か体の発育もよろしいようで、女性も思わず目を見張るほどのグラマラスボディの持ち主(実際、グラビアモデルとしても活動しているらしく、アニメ版では写真集のお渡し会を開いている)。

黙っていれば誰もが振り向く美人だが、底抜けに明るい性格で、細かいことは気にしない大雑把な性格の持ち主らしい。

飛行能力と怪力が持ち味で、戦闘では手加減が効かないパワースタイルらしく、人間に取り憑き被害者を極力傷付けない戦い方は苦手な模様。

小説版では第3話「Flying Higher!」、第6話「還ってきた男」に登場。

3話ではアデリーナからの要請を受けて出動、テロリストによって占拠された旅客機を支えて無事空港まで着陸させた。

6話では、マコトやソラと共にマドカの救出に向かい、その道中、シャドウの襲撃を受けてしまうものの、シンヤたちからの援護も受け、何とか生還を果たす。

アニメ版では2期から登場(ただし、1期でもアニメ版のPVおよび最終話のクライマックスで空を飛んでいるシーンがあった)。アギラ・ガッツ星人と共に中心人物として活躍する。

誕生日は1月7日、血液型はB型。


鳴無ミサオ / ノイズラー

ノイズラー

声 - 清都ありさ

2期から登場。

ノイズラーの魂を受け継いだ怪獣娘で、GIRLS芸能課に所属している。

趣味は音楽鑑賞で、好きなジャンルはロックだが、わりと雑食で他にも色々聴くようだ。

反抗期のザンドリアスと意気投合して、バンドを結成する。

誕生日は5月14日、血液型はAB型。


風巻ヨウ / マガバッサー

マガバッサー

声 - 寺田晴名

2期から登場。番組終了後のミニコーナー:「おしエレ ~教えてエレキング先輩~」でエレキングから様々なことを教わっている。

魔王獣マガバッサーの魂を受け継いだ怪獣娘で、GIRLSに参加したばかりの見習い。

ザンドリアスと同様飛行能力があり、そのポテンシャルの高さを期待されている。

クールそうな外見に反して、本人はまだまだ子供っぽく遊びたい盛りらしい。

カイジューソウルに目覚めたきっかけは、「空を飛びたい」と思ったから

誕生日は7月9日、血液型はB型。


竜波ユカ / マガジャッパ

センシティブな作品

声 - 近藤玲奈

2期から登場。番組終了後のミニコーナー:「おしエレ ~教えてエレキング先輩~」でエレキングから様々なことを教わっている。

魔王獣マガジャッパの魂を受け継いだ怪獣娘で、マガバッサーと同期の見習い。

おっとりした性格で緊張に弱く、すぐにテンパってしまう。

緊張すると大量に汗をかく癖がある。お風呂好き

また、自分の体に宿っている怪獣:マガジャッパが凄まじい悪臭を放つ怪獣であることにショックを受け、清潔感や身だしなみには人一倍気を使っているという…。

誕生日は7月23日、血液型はA型。


無所属・その他編集

女の子

声 - 湯浅かえで

最終話のクライマックスに登場した怪獣娘。

顔ははっきりとは描かれていないが、どことなくアキと似た雰囲気を漂わせた人物。

かつてのアキと同様、GIRLSから送られてきた招待状を手に極東支部を訪れ、そこでかぷせるがーるず3人から歓迎を受けるところで物語は幕を閉じる。

センシティブな作品

どの怪獣の魂を受け継いでいたのかは不明だが、オレンジ色の髪の色や、緑色の髪止めの形状などから、ファンの間ではライブキングの怪獣娘だったのではないかとする説が有力視されている(デザインを手がけた谷裕司氏も、この少女の正体がライブキングであったことを示唆するツイートをしている)。


道理サチコの母親 / マザーザンドリアス

センシティブな作品

声 - 湯浅かえで

2期の第6話に登場。

人妻」と言う言葉を具現化したかのような外見をした、妙齢の美女

娘とは異なりおっとりした性格。娘がGIRLSに所属していることを知っており、家庭訪問に来たレッドキングとウインダムを迎え入れ、手料理を振舞ってもてなした。

なんと彼女もまたマザーザンドリアスの怪獣娘であり、レッドキングもGIRLSも正体を把握できていなかった。そのためGIRLS未所属でソウルライザーも所持していないにもかかわらず暴走せずに普通に過ごすことができていると言う凄い一般人である。

ちなみに、ザンドリアスは母親も自分と同じく怪獣娘であることを知らない様子。


シャドウガッツ

黒ガッツ

声 - 松田颯水

2期の3話から登場したガッツ星人の分身体

本物と瓜二つの容姿をしているが、性格は凶暴で、目つきもやや鋭く、髪の色が黒っぽくなっている点が異なる。

就寝中のガッツ星人の自室に突如現れ、彼女に意味ありげな視線を投げかけた後、忽然と姿を消してしまう。それ以降も、外出した怪獣娘たちの動向を監視したり、夜道を歩いていたミクラスを襲撃して重傷を負わせたりと、不可解な行動をとり続けている。戦闘力はガッツ星人以上で、さらには原典のガッツ星人と同様、十字架で相手を磔にする能力を持つ

新種のシャドウの活動と前後する形で現れるようになったという設定が初期の段階で公表されており、このことからシャドウと何かしらの関わりがあると推測されていたが、9話にてシャドウミストに憑りつかれたガッツ星人が浸食を逃れるために分身能力を使って隔離したことで誕生した存在であることが明かされる。

最早ガッツだけでは手に負えない存在になっていたため、GIRLSは総力を挙げてこのシャドウガッツを倒すための作戦を決行することになる。

ちなみに、演じる松田颯水は、ガッツ星人を演じる松田利冴の実の双子であり、姉妹揃っての出演と相成った。


ブラック指令

センシティブな作品

声 - 新田ひより(劇場版での配役,TVアニメ版本編では台詞なし)

2期の最終話のラストシーンに登場した謎の怪獣娘。果たして彼女の目的とは……?


怪獣娘以外の登場人物編集

誰かの声

声 - 高橋伸也

第1期の3話で、アギラの脳裏に響き渡った謎の声。

アギラが怪獣娘として覚醒するきっかけを作った。

恐らくその正体は…


JJ

祝・怪獣娘2期!

声 - 青柳尊哉

2期の第1話~2話に登場。

キングジョーのファンで、イベントには必ずと言っていいほど足を運んでいるほどの熱心なファン。最近大好きな友人に冷たくされて落ち込み気味。

とあるイベントの最中、突如人が変わったように狂暴になり、暴れだしてしまう…。

外見や声がモロにあの人だが、一応、よく似た別人という扱いのようだ。


スタッフ編集

原作円谷プロダクション

設定・原案:海法紀光

監督:芦名みのる

音響監督:稲葉順一(1期) → 郷文裕貴(2期)

音楽高梨康治(Team-MAX)

アニメーション制作:メディクリエ(スタジオ ぷYUKAI)

製作:怪獣娘(ウルトラ怪獣擬人化計画)製作委員会

キャラクター原案:大熊猫介(ニトロプラス)/谷裕司/CHOCO/富岡二郎/なまにくATK(ニトロプラス)/猫缶まっしぐら(ニトロプラス)/爆天童/minoa(ニトロプラス)/ NINNIN


主題歌編集

カプセル怪獣役の飯田・鈴木・遠藤によるユニット「かぷせるがーるず」が担当する。


ユニット名はウルトラ怪獣擬人化計画公式HP上で募集され、最終的に4つに選ばれたグループ名からファンによる決選投票が行われるという方式が採られた。


CDは10月26日)に発売。

特別盤には、第1話、第2話が収録されたDVDが同梱される

また、特定の店舗での購入者を対象としたお渡し会も開催されている。


2期のEDは「かぷせるがーるず」ではなく、飯田里穂・三森すずこ・松田利冴の3名が担当している(個別ユニット名は特になし)。

また、2期ではOP・EDに加え、新たにキャラクターソングも多く追加していきたいとのことである。


OP編集

上々↑↑GAO !!

作詞・作曲・編曲:ゆうゆ

本編では大幅に短縮されたバージョンが使用されているが、1期と2期とでアレンジが大きく異なる。

1期最終話ではEDとして使用、2期の第1話では使用されなかった。


ED編集

EDのアニメーションはドット絵風になっている。

1期編集

KAIJUハート

怪獣娘EDドット絵

作詞・作曲・編曲:buzzG

演奏:Guitar … buzzG、大和 Bass … Kei Nakamura

アニメーションはドット絵形式で、最初はカプセル怪獣の3人だけだが、第3話からは回ごとに人数が増減するという方式を取っている(レギュラー3人と、大抵その回のゲスト怪獣娘が途中で加わる)。


2期編集

Soul-ride ON!

センシティブな作品

作詞・作曲・編曲:ゆうゆ

音楽ディレクター:内田亮太

アニメーションは1期と同じくドット絵形式。

あぎあぎ

フラッグダンスをするアギラの周りで、小旗を持った怪獣娘たちが踊るという内容になっている(当初、周囲にいたのはミクラス、ウインダム、ピグモン、ガッツ星人、キングジョーの4人のみだったが、1期のEDと同様、回を重ねるごとに人数が増えていっている)。

ちなみに、歌を担当しているキャラクターの面子に因んでか、さりげなく『ウルトラセブンの歌』のパロディが仕込まれているという小ネタがある。


キャラクターソング編集

1期編集

1期放送終了後に以下の1曲が発表された。


P!P!P!PIGUMON!

作詞・作曲・編曲:ゆうゆ

ピグモンのキャラクターソング。

C91ポニーキャニオンのブースで販売され、後日一般販売もされている。

デザインを担当した爆天童氏描き下ろしのピグモンのブロマイドが付属する(ランダムで徳井青空の直筆サインが入っていた)。


2期編集

2期ではキャラクターソングの数が大幅に増え、ゼットン、エレキング以外のメインキャラにはキャラクターソングまたはキャラクターが歌唱するOP・EDが用意された。


リトルハート・リトルブレイヴ

作詞・作曲・編曲:ゆうゆ

シングル「Soul-ride ON!」に収録されているアギラのキャラクターソング。


カイジュウ・プチョヘンザ

作詞・作曲・編曲:buzzG

レッドキング&ゴモラによるキャラクターソング。


Forgive me, kay?

作詞・作曲・編曲:やいり

ノイズラー&ザンドリアスによるキャラクターソング。

2体のクラウドファンディング達成を記念して、ウルトラマンX』や『ウルトラマンオーブ』でメイン監督を務めた田口清隆氏によるミュージックビデオが製作された(『怪獣娘』関連のキャラクターソングでMVが製作されたのはこれが唯一である)。

ちなみに、撮影が行われたのは、特撮作品のロケ地の1つとして有名な栃木県岩船山


ガッツが此処にある限り

作詞:大山恭子

作曲:鳥海剛史

編曲:ラムシー二

ガッツ星人&シャドーガッツによるキャラクターソング。


ふたりのポテンシャル

作詞:大山恭子

作曲:hirao(SpiralS)

編曲:mukai(SpiralS)

マガバッサー&マガジャッパによるキャラクターソング。


放送リスト編集

太字は初登場の怪獣娘

第1期編集

話数サブタイトル登場怪獣娘配信日
1私たち!怪獣娘!?ゼットン2016年9月27日
2変身?怪獣娘!?ミクラスゴモラレッドキング2016年10月4日
3変身!怪獣娘!?アギラウインダム、ミクラス、ゼットン2016年10月11日
4配れ!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、ピグモンエレキング2016年10月18日
5先輩!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、レッドキング2016年10月25日
6悩め!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ピグモン、レッドキング2016年11月1日
7戦え!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、レッドキング、ザンドリアス2016年11月8日
8ボケろ!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、ゴモラ、ベムラー(回想・シルエットのみ)2016年11月15日
9暴走!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、エレキング、ゼットン、ピグモン2016年11月22日
10飛べ!怪獣娘!?ミクラス、レッドキング、ザンドリアス2016年11月29日
11試験!怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ミクラス、レッドキング、ピグモン、ゴモラ、エレキング2016年12月6日
12私たちが!怪獣娘!!アギラ、ウインダム、ミクラス、ゼットン、レッドキング、ピグモン、ゴモラ、エレキング、ザンドリアス、キングジョー2016年12月13日

第2期編集

話数サブタイトル登場怪獣娘配信日
1登場?怪獣娘!?アギラ、キングジョー、ガッツ星人、エレキング2018年1月9日
2衝撃!怪獣娘!?アギラ、キングジョー、ガッツ星人、エレキング2018年1月16日
3カフェ!怪獣娘!?アギラ、ガッツ星人、シャドウガッツ2018年1月23日
4特訓!怪獣娘!?アギラ、ミクラス、ウインダム、キングジョー、ガッツ星人、ゴモラ、レッドキング、ピグモン、エレキング、ゼットン、ザンドリアス2018年1月30日
5街ぶら!怪獣娘!?アギラ、ミクラス、ウインダム、ガッツ星人、ゴモラ、レッドキング、ピグモン、ザンドリアス、シャドウガッツ2018年2月6日
6お母さん?怪獣娘!?レッドキング、ウインダム、マザーザンドリアス2018年2月13日
7成長!怪獣娘!?アギラ、ゼットン、シャドウガッツ2018年2月20日
8衝突!怪獣娘!?ザンドリアス、ノイズラー、ガッツ星人、シャドウガッツ2018年2月27日
9作戦!怪獣娘!?2018年3月6日
10登場☆怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ゴモラ、レッドキング、エレキング、ピグモン、ザンドリアス、ガッツ星人、キングジョー、ノイズラー、マガバッサーマガジャッパ、シャドウガッツ2018年3月13日
11決着☆怪獣娘!?アギラ、ウインダム、ゴモラ、レッドキング、エレキング、ピグモン、ザンドリアス、ガッツ星人、キングジョー、ノイズラー、マガバッサー、マガジャッパ、シャドウガッツ2018年3月20日
12みんなで!怪獣娘!!アギラ、ウインダム、ゴモラ、レッドキング、エレキング、ピグモン、ザンドリアス、ガッツ星人、キングジョー、ノイズラー、マガバッサー、マガジャッパ、シャドウガッツ、ブラック指令2018年3月27日

連動企画編集

アニメ配信に合わせて、連動企画としてインターネットラジオの配信およびニコニコ動画における公式生放送が行われている。

また、配信終了後に大規模なイベントが組まれたり、カラオケ店や飲食店などとコラボした商品が数多く発売されている。配信限定の短編アニメとしては正に破格ともいえる待遇である


インターネット番組編集

『怪獣娘 ウルトラGIRLSトーク』編集

円谷プロ公式チャンネルで配信されたインターネット番組。偶数話の放送後に配信されていた。全6回。


内容は、放送された内容の振り返り、登場した怪獣についての簡単な解説、ミニゲーム、各種お知らせという構成になっている。


第1回

パーソナリティ:飯田里穂(アギラ役)、加藤英美里(ゼットン役)


第2回

パーソナリティ:飯田里穂(アギラ役)、湯浅かえで(ザンドリアス役)


第3回

パーソナリティ:五十嵐裕美(レッドキング役)、諏訪彩花(ゴモラ役)


第4回

パーソナリティ:遠藤ゆりか(ウインダム役)、諏訪彩花(ゴモラ役)


第5回

パーソナリティ:鈴木愛奈(ミクラス役)、徳井青空(ピグモン役)


第6回

パーソナリティ:鈴木愛奈(ミクラス役)、潘めぐみ(エレキング役)


『怪獣娘~ウルトラ怪獣ラジオ化計画~』編集

2期のラジオ番組。

dアニメストアでの限定配信ニコニコ動画の「dアニメストア ニコニコ支店」でも視聴可能)。

パーソナリティは白石稔と各回のゲストが担当する。ゲストはその回のメインとして活躍したキャラクターを演じた声優が務めることが多い(そのため、発表されたゲストから次回は誰が中心となったエピソードになるかをある程度推測することが可能)。


なお、鈴木愛奈と遠藤ゆりかは出演していない(鈴木はAqoursのメンバーとしての活動で多忙を極めておりスケジュールが確保できなかったため、遠藤は芸能界引退の発表が影響していたものとそれぞれ推測される)。


ゲスト

第1回飯田里穂(アギラ役)第2回三森すずこ(キングジョー役)第3回松田利冴(ガッツ星人役)第4回徳井青空(ピグモン役)
第5回諏訪彩花(ゴモラ役)第6回湯浅かえで(ザンドリアス役)第7回加藤英美里(ゼットン役)第8回清都ありさ(ノイズラー役)
第9回潘めぐみ(エレキング役)第10回五十嵐裕美(レッドキング役)第11回松田颯水(シャドウガッツ役)第12回寺田晴名(マガバッサー役)、近藤玲奈(マガジャッパ役)

その他編集

ウルトラマンオーブ 最終回直前ニコ生特番 怪獣娘の力おかりします!

司会:白石稔

ゲスト:石黒英雄クレナイ・ガイ役)、青柳尊哉ジャグラスジャグラー役)、飯田里穂(宮下アキ / アギラ役)、遠藤ゆりか(白銀レイカ / ウインダム役)


ほぼ同時期にテレビ放送されていた『ウルトラマンオーブ』との公式コラボ番組(一応、メインは『オーブ』の方である)。

ニコニコ動画において2016年12月22日に放送・配信が行われた。

擬人化計画がウルトラシリーズ本編作品と本格的にコラボレーションをした初のイベントでもある。

アギラ役を担当した飯田里穂が『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』にパーテル役で出演するというサプライズ発表もあった。


ガイ役の石黒英雄氏は、出演に際して『怪獣娘』を最終話まで全て視聴しており、特にゼットンのことを非常に気に入った模様(また、『怪獣娘』で楽曲製作を担当した高梨氏とも知り合いであることを明かしている)。司会の白石稔と共演者の青柳尊哉を放ったらかしにして飯田・遠藤の両名と勝手に怪獣娘トークに興じている一幕まであった。


また、これが縁となって、『ウルトラヒーローズEXPO』のバトルステージでも石黒氏と青柳氏がアドリブで『怪獣娘』の宣伝をするという一コマもあり、2期では遂に青柳尊哉氏がゲスト声優として『怪獣娘』本編に出演することとなった


『『ウルトラマンジード』前半一挙配信&キャスト登場特番~融合! アイ、ゴー! 後半シリーズへGO!』

司会栗林さみフリーアナウンサー

ゲスト:濱田龍臣朝倉リク役)、潘めぐみ(ペガッサ星人ペガ役)、三森すずこ(レム役)


2017年9月30日に放送・配信されたニコニコ生放送による特番。

『オーブ』の特番とほぼ同様の形式で進行された。

三森すずこが2期でキングジョー役で出演するというサプライズ発表もあった。


『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ&怪獣娘 コラボ生放送』

2017年10月28日に『電撃25周年記念特番 ~あなたの心にDENGEKIを!』内で行われた生放送番組。

司会は芦名みのる監督と松田利冴。

第3回原画展における総選挙の結果発表などのほか、司会の1人である松田がガッツ星人役を担当することが発表された。


『『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』1期2期一挙放送&イベント中継』

出演:青柳尊哉、飯田里穂、松田利冴、芦名みのる監督、ジャグラスジャグラー(魔人態)

2018年3月25日に怪獣娘2期の最終回直前と劇場版ジード公開を記念してアニメイト新宿でのイベントがニコニコ生放送で中継された。

2作品の紹介のほか、六本木「KAIJUMUSUME6」からの出演もあった。

青柳尊哉とジャグラー魔人態のイベントでの共演は初めて。


SSSS.GRIDMAN×怪獣娘(黒)合同ニコ生!?

出演:広瀬裕也緑川光新田ひより八木侑紀グリッドマン

ニコニコ動画において2018年11月16日に放送・配信が行われた。

擬人化計画とSSSS.GRIDMANとのコラボレーションという異色かつ初のイベントである(厳密には、この2か月前に『ウルトラマンR/B』も交えた3作品合同イベント『秋の新作アニメフェスティバル』を開催しているが、アニメ2作品のみの合同イベントはこれが初となる)。

キャッチコピーは『出会うはずのない、ヒーローと怪獣が対峙する……!』


イベント編集

怪獣娘's FES編集

センシティブな作品

2017年3月17日よみうりランド日テレらんらんホールで開催されたイベント。

1期の振り返りの他、主題歌・キャラソンを披露するミニライブや、声優陣によるアフレコをバックに怪獣たちがバトルを繰り広げる「アフレコバトル」なる企画などが盛りだくさんで、ファンを沸かせた。

午前の部と午後の部の2つの部に分けられ、それぞれで少しずつ出し物の内容が違っていた。


2018年6月17日に、第2弾にあたる「怪獣娘’s FES II」がサイエンスホール(科学技術館)で開催された。


小説版編集

『始まりの物語』編集

小説版の第1作。全7話

連載時はタイトルは企画名からそのまま採られた「ウルトラ怪獣擬人化計画」だったが、単行本化されるにあたり、副題が付けられた。


企画・原案はアニメ版と同様海法紀光氏が担当。

執筆は当初は森瀬繚氏が担当することが発表されたが、森瀬氏は1話目を書き上げた段階で降板してしまい、その後を谷崎央佳氏が引き継いでいる。

挿絵はハル犬氏が担当。


アニメ版と同一の世界を舞台とした物語になっており、一部の登場キャラクターが小説版にも登場したり、逆に小説版での展開がアニメ版で語られたりといったことがある。

時間軸はアニメ本編開始の少し前であり、GIRLSが設立された経緯を中心に話が展開されていく。いわば、アニメ版の前日譚(プロローグ)ともいえるストーリーである。


漫画『ギャラクシー☆デイズ』と比べると原作のネタが多く盛り込まれており、バトルや社会の闇に触れたエピソードも描かれるなど、アニメ版と比べてややシリアスな内容となっているのが特徴。

海法氏によると、単なる日常系の作品では終わらせず、「人類歴史において怪獣娘たちはどのようにして現れたのか? そしてそれによって人類たちの歴史はどう変わっていくのか? そしてその影で暗躍する怪しい影とは何か?」ということも描きたいとのこと。


2018年3月30日に掲載分を纏めた単行本が発売される。


掲載リスト編集

話数タイトル執筆登場怪獣娘(太字はその回のメインキャラクター)掲載誌
1大怪獣ファイト!森瀬繚シーボーズ、ゼットン、レッドキング、ゴモラ、メトロン星人2016年6月号(Volume 10)
2はじまりの日谷崎央佳ベムラー2016年10月号(Volume 14)
3Flying Higher!谷崎央佳ペギラ、ブリッツブロッツ、キングジョー、バードン2016年11月号(Volume 15)
4Out of Control谷崎央佳ガーディー、ブラックキング2016年12月号(Volume 16)
5銀世界より谷崎央佳メフィラス星人、メフィラス星人二代目、ペガッサ星人2017年1月号(Volume 17)
6還ってきた男谷崎央佳スカイドン、キングジョー、モゲドン、マグマ星人、ノーバ、キリエロイド2017年2月号(Volume 18)
7Yesterday, once more谷崎央佳ローラン、シーボーズ、ゴモラ、ガーディー、メフィラス星人、メフィラス星人二代目、ペガッサ星人、アギラ、ミクラス、ウインダム2017年4月号(Volume 19)

第2作編集

センシティブな作品

2018年にアニメの放送と連動する形で公式HPにて連載された新作で、1期と2期の間の出来事を描いたスピンオフ小説となっている。

2018年11月末には本作に加筆・修正を加えたノベル版が出版予定で、完全新作のドラマCDが付属、新キャラであるホーが登場する。


挿絵・執筆は『恋愛感情のまるでない幼馴染漫画』でお馴染みの渡井亘氏が担当する。

渡井氏はこれまでもSNS上で多数の擬人化計画のファンアートを投稿してきたことでも知られているが、この功績が認められ、今回晴れて公式の仕事を担当することとなったようだ。


登場人物編集

(アニメ版にも登場したキャラクターは除く)

怪獣娘編集

滑川シイナ / シーボーズ

センシティブな作品

第1話「大怪獣ファイト!」、第7話「Yesterday, once more」に登場。

女子サッカー部のエースとして活躍していた中学生時代に突然怪獣娘に覚醒、その後自分の身に起きた変化を受け入れることができずに悶々とした日々を過ごしていたが、百地メルに勧められて大怪獣ファイトに参戦することになり、そこで出会ったゴモラ/黒田ミカヅキとの会話を通じて自分の気持ちに整理をつけ、怪獣娘として、そしてファイターとして生きていくことを決意する。

森瀬繚氏によると、サッカーが得意という設定は、『ウルトラファイト』に登場したシーボーズへのオマージュとのこと。


百地メル / メトロン星人

センシティブな作品

第1話「大怪獣ファイト!」に登場。

GIRLSのメンバーの1人で、メトロン星人の因子を受け継いだ怪獣娘。作中ではシイナの回想シーンにのみ登場する。

2年ほどの間、シイナと同じ寮に住んでいた。シイナにとっては良き相談相手であり、カウンセラーとしてシイナをサポートし続けた。大怪獣ファイトに出場するよう勧めたのも彼女である。

シイナとは干支を半周するほどの年齢差(6歳ほど?)があったという。


天城ミオ / ベムラー

センシティブな作品

第2話「はじまりの日」に登場。

かつて竜ヶ森湖に飛来した宇宙怪獣ベムラーの魂を受け継いだ怪獣娘で、地球上で初めて存在の確認された怪獣娘でもある。

バイクを愛用しており(それ故か、車両の構造などにもある程度精通している)、黒のライダースーツを身に纏っている。

基本的にはクールな性格だが、嗜好に関しては割と子どもっぽいところもあり、駄菓子のすもも漬けが好物で、よく口にしている。

自分が怪獣娘として生を受けたことをどこか恨めしく思っている節があり、自分の過去について詮索されることを嫌う。それには幼い頃に体験したある悲劇的な出来事が何か関係しているようだが…。

アニメ版でも第8話でシルエットのみ登場している。


アデリーナ・海堂 / ペギラ

褐色ロリ怪獣

第3話「Flying Higher!」に登場。

冷凍怪獣ペギラの魂を受け継いだ怪獣娘。

日本人オーストラリア人のを持つハーフ。年齢は14歳。語尾に「~(な)のです」とつけて喋る癖がある。

自分が怪獣娘であることを社会に公表しており、SNS上で多くの人たちと交流している。

アニメが好きで、日本の秋葉原コミマにもよく足を運んでおり、日本に友達も大勢いるようである。

日本へと向かう旅客機の中で環境テロリスト「荒野の狼」によるテロ計画を知り、事態解決のために奔走することになる。

なお、劇場版『怪獣娘(黒)』にもペギラの怪獣娘が登場するが、同一人物かは不明。


國枝アサミ / ブリッツブロッツ

烏天狗

第3話「Flying Higher!」に登場。

根源的破滅招来体の尖兵:破滅魔人ブリッツブロッツの魂を受け継いだ怪獣娘。アデリーナの友人。

時空を歪めて移動する能力を持ち、クララとユリカを連れてアデリーナの援護に駆け付けた。


火野ユリカ / バードン

バードンさん

第3話「Flying Higher!」に登場。

火山怪鳥バードンの魂を受け継いだ怪獣娘。寡黙な性格。

飛行能力を持ち、旅客機に仕掛けられた爆弾をアサミから受け取り、海上で投棄して処理した。


柴崎ラン / ガーディー

センシティブな作品

第4話「Out of Control」、第7話「Yesterday, once more」に登場。

超古代狛犬怪獣ガーディーの魂を受け継いだ怪獣娘。

陸上部のエースであったが、怪獣娘であることが発覚したことで陸上選手としての将来を絶たれてしまう。

その後も陸上競技への夢を捨てきれずに悶々とした日々を過ごしていたが、マコトに怪獣娘を対象とした陸上競技会が開かれること、そのための合宿が開かれることを知らされる。

喜び勇んで合宿に励む彼女であったが、とある出来事がきっかけでとんでもない事態を引き起こしてしまい…。

その後、第7話で再登場。怪獣娘になってしまったことに不安を覚えるカナを慰める。


黒柳ナミ / ブラックキング

第4話「Out of Control」に登場。

用心棒怪獣ブラックキングの魂を受け継いだ怪獣娘。

口下手だが、仲間や友達を思いやる気持ちは強い。

ランを上回る走力の持ち主。


仁科エミリ / メフィラス星人

センシティブな作品

第5話「銀世界より」、第7話「Yesterday, onece more」に登場。

若くしてブランドショップ「NISHINA」のデザイナーオーナー社長)を務めるキャリアウーマン

物腰柔らかな淑女だが、本気で怒ると凄まじい迫力を見せる。また、才能があると判断した人物を目にすると普段の冷静さが噓のように興奮してしまうところがある。

GIRLSの理念には賛同しているものの、諸々の事情から組織には属さない道を選んでいる。

その後、第7話で再登場。カナの美貌を目にしてモデルとしての才能があることを見出し、彼女にモデルにならないかと持ち掛ける。


仁科カレン / メフィラス星人二代目

センシティブな作品

第5話「銀世界より」、第7話「Yesterday, once more」に登場。

エミリの妹の女子大生

街中で機嫌を損ねていたヒロミを見つけ出して声をかけるが、それには何か裏があるようで…。

真面目な姉とは正反対に、頭は良いが、それを自分が楽をすることにのみ使おうとするという少々問題のある人物で、悪戯好きな性格の持ち主。一方で、意外にうっかりしているところもあり、些細なミスで自分の計画を破綻に追い込んでしまうなど、どこか抜けているところもある。

その後、第7話で再登場。カナのコーディネートを担当した。


沢中イズミ / ペガッサ星人

ペガッサさん

第5話「銀世界より」、第7話「Yesterday, once more」に登場。

GIRLSの研究員で、マコトの部下。ソウルライザーの改良に関する研究を行っていた。

マコトに対して恋心を抱いていると思われる描写があり、ヒロミと一緒に買い物をしているところを目撃して精神が不安定になり、暴走しそうになるシーンがあった。

研究者であるためなのか、怪獣娘でありながら戦闘力は非常に低い。

また、原典のペガッサ星人と同様、飲み物を飲むところを見られるのを恥ずかしがる。

劇場版『怪獣娘(黒)』に登場する、同じくペガッサ星人の力を宿した怪獣娘である平賀サツキとは別人である。


晴海ソラ / スカイドン

センシティブな作品

第6話「還ってきた男」に登場。

GIRLSのメンバーの1人。

山中でマドカが取り残されていることを知り、マコトやクララと共に救出に向かうが、道中でシャドウの襲撃を受けてしまう。

自分の体重を必要に応じて自在に変化させることができる。


下舘マドカ / モゲドン

センシティブな作品

第6話「還ってきた男」に登場。

GIRLS直属のボランティア組織に所属する怪獣娘。

土砂災害で孤立していた山中の集落で救助活動を行っていたが、天候の悪化により自らも集落から出られなくなってしまい、救助を待つことになる。

なお、劇場版『怪獣娘(黒)』にもモゲドンの怪獣娘が登場するが、同一人物かは不明。


アンジェリカ・サーヴェリタス / マグマ星人

センシティブな作品

シンヤの右腕の怪獣娘。

クールストイックな性格の軍人気質の女性。


ノーバ

センシティブな作品

シンヤの部下の1人。人間として暮らしている時の名前は不明。

山中でマコト一行を襲っていたシャドウの集団と交戦し、これを殲滅した。

なお、劇場版『怪獣娘(黒)』に登場するノーバと同一人物かは不明である


キリエロイド

センシティブな作品

シンヤの部下の1人。人間として暮らしている時の名前は不明。

山中でマコト一行を襲っていたシャドウの集団と交戦し、これを殲滅した。

シンヤからは「キリエ」と呼ばれている。


星江カナ / ローラン

センシティブな作品

第7話(最終話)「Yesterday, once more」に登場。

とある私立学校に通う女子中学生。

元は校内でも目立たない存在だったが、宇宙鶴ローランの怪獣魂が発現してしまったことで周囲の環境が一変し、それに戸惑い、不登校になってしまっていた。

しかし、マコトや他の怪獣娘たちとの交流を経て、徐々にその心境に変化が生じていく。


葦原ルイ / ホー

センシティブな作品

声 - 葵ひびき

小説版第2弾に付属するドラマCDに登場予定。

メンヘラ気質の持ち主らしい。


その他編集

多岐沢マコト

小説版における実質的な主人公

城南大学の元准教授。現在はGIRLS研究部門の嘱託顧問および育成部の部長を務めている。ファイターのコーチングも行っているようで、シイナからはコーチと呼ばれていた。最終話の描写を読む限りでは、アキ・ミク・レイカの3名とも面識がある様子。

怪獣の魂について研究していた准教授時代に、地球上で初めて確認された怪獣娘:天城ミオとファーストコンタクトを果たし、その後GIRLSの設立にも深く関わっていくことになる。

普段は穏やかな性格だが、車を運転すると人が変わったように激しい気性になる。また、爆弾の解体の知識も持ち合わせているなど、意外に器用で博識である。一方で女性の扱いは不得手で、第5話ではそれが災いしてヒロミを怒らせてしまい、とんでもない事件に発展してしまったことがある。


淀川ヒロミ

第2話「はじまりの日」、第4話「Out of Control」、第5話「銀世界より」に登場。

マコトの知人の女性ジャーナリスト。マコトとの関係は友達以上恋人未満といったところ。

大学生時代にマコトと共に怪獣娘:ミオに出会い、それを機に怪獣娘と関わりを持つようになっていく。大学卒業後は東都日報に就職し、現在もマコトやミオとは連絡を取り合っている模様。

ちなみに、彼女の祖母も凄腕のカメラマンであり、大怪獣時代にフォトジャーナリストとして活躍していたという


日吉ジュン

第2話「はじまりの日」、第4話「Out of Control」に登場。

第2話の時点では小学生であり、竜ヶ森湖のそばで遊んでいたところ、雨で増水した川に転落して溺れてしまうが、ミオに助け出され、病院に搬送されて一命を取り留める。

第5話では成長して高校生になっており、柴崎ランと同じ私立学校に通い、共に陸上選手として切磋琢磨しあう間柄になっている。過去に怪獣娘(天城ミオ)に救われたことから、ランに対しても恐れを抱くことなくごく普通に接しており、ランにとってはかけがえのない存在である。

ちなみに、怪獣娘ではない一般人のキャラクターの中で、唯一イラストが描かれている。また、アニメ版8話でもベムラー共々シルエットで登場している。


フレッド・グリーンリーヴ

第3話「Flying Higher!」、第4話「Out of Control」に登場。

アメリカの上院議員。

娘が旅客機のテロ騒動に巻き込まれ、その危機を多岐沢と怪獣娘たちに救われたことや、元々多岐沢と同様怪獣娘を集めた機関を作りたいという思いがあったことなどもあり、協力を要請する。

彼の協力を得たことにより、GIRLSの設立は飛躍的に進捗することとなった。

また、怪獣娘の暴走を目論む組織についても何かしらの情報を握っているらしく、マコトと連絡を取り合っている。


金山シンヤ

第6話「還ってきた男」に登場。

GIRLSの戦闘部隊に所属する男性で、マコトの大学時代の友人。

謎の敵:シャドウを追っており、その過程でマコトと再会を果たした。

ラストでシャドウビーストと思われる大物に部下共々立ち向かっていったが、その後の展開は語られておらず、戦いから生還したかどうかも含めて消息は一切不明である


設定・世界観編集

本作ではウルトラマンは登場せず(芦名監督によれば「ウルトラマンは存在しない」とのこと)、そのポジションに怪獣たちの能力を受け継いだ少女:怪獣娘が収まるという形になっている。


ただ、小説版では、かつて怪獣や宇宙人たちが活動していた時代から20年以上の年月が経過しているとされ(時間軸に関しては、第4話で「新国立競技場が完成している」「東京オリンピックがまだ開催されていない」ことが明らかになっており、小説版は少なくとも2020年よりも前を舞台にしている模様)、「地球外から差しのべられた助力」や「竜ヶ森湖に出現した青い彗星と赤い彗星」、そしてティガの存在が語られていることなどから、この世界にもウルトラマンたちが過去に何らかの形で来訪したことがある可能性が示唆されている

そして、劇場版『怪獣娘(黒)』では、胸に発光部を持つ黒塗りの巨人サツキのイメージの中に登場した。明確に言及こそされていないものの、怪獣とともにそれに対峙するウルトラマンのようなヒーローが存在していた可能性がでてきたことになる。


また、劇場版ではサツキのイメージの中で5人組で活動するヒーローが登場したり、本屋に置かれている雑誌の表紙に実写版グリッドマンゴジラ仮面ライダーとよく似たヒーローが描かれており、これらの作品がフィクションとして放送・放映されているらしいことが窺える。


用語編集

第一次大怪獣時代

地球に巨大な怪獣たちが現れ、大暴れしていた時代。

我々が普段テレビで目にしているウルトラシリーズそのもののことである。

人類と"外宇宙から差し伸べられた助力"により怪獣災害は根絶され、物語の舞台は、この第一次大怪獣時代から20年あまりが経過した時代となっている。

なお、芦名監督によれば、GIRLSには怪獣たちの記録映像が保管されており、怪獣魂を発言した少女たちに自分の体に宿っている怪獣がどのような存在だったかを教えるために(怪獣娘同士の軋轢を生まないよう多少曖昧にしている部分もあるようだが)きちんと映像を見せているらしい。実際、小説版においてもシイナがシーボーズの記録に触れたことが語られていたり、アキがインタビューの中で「アギラの記録映像を見た」と証言する等、それを裏付ける描写がある。

また、劇場版『怪獣娘(黒)』では、アーカイブドキュメントと照合することで、対象となる怪獣娘にどの怪獣のカイジュウソウルが宿っているかを解析するシーンがあった。


怪獣娘

本作の主役ともいえる、怪獣たちの魂を宿した少女。詳細はリンク先を参照。


GIRLS

怪獣娘の保護・研究・生活指導などを行っている組織。詳細はリンク先を参照。


ソウルライザー

怪獣娘の変身用のデバイス。詳細はリンク先を参照。


大怪獣ファイト

怪獣娘たちの闘争本能の発散と興業と言う側面から怪獣娘の世間への認知に貢献している、世界的な人気を誇っている格闘技大会。

小説版によると、南太平洋上にあるジョンスン島に設けられたバトルフィールドで開催されており、動画共有サービス「シュワシュワ動画」による生放送が行われているという(人気ゆえに回線がパンクしかけるほどの視聴者が殺到し、運よく視聴することができた者はちょっとしたヒーロー扱いを受けるほど)。アニメ版ではGIRLSの基地からテレビでカプセル怪獣娘たちが視聴していた。

ただし、『怪獣娘(黒)』では普通のプロレスのリングのようなものの上で試合を行っている(地方巡業のようなものであった可能性も考えられるが、詳細は不明である)。

小説版を執筆している森瀬繚氏によると、イメージ・モデルは『ウルトラファイト』らしい(名前から『大怪獣バトル』や『大怪獣ラッシュ』なども意識している可能性はある)。

なお、戦闘中のSEは昭和ウルトラシリーズのものが使用されている。


「お前にピットイン!」

レイカとエレキングが熱中している、週刊少年ツブラヤで連載中のスポーツ漫画。略して「おまピト」。

詳細はリンク先を参照。


荒野の狼

小説版に登場する多国籍NGO。本部はオーストラリアに置かれているという。

表向きは非営利の環境保護団体だが、その実態は環境を損なうリスクを伴う事業を行っている団体や企業に嫌がらせめいた破壊工作を行うというエコテロリスト集団であり、作中ではアデリーナの搭乗している旅客機に爆弾を仕掛け、彼女が世話になっているホストファミリーを人質に取るなどの行動をとった(しかも爆弾は飛行機が高度を下げれば自動的に爆破する仕掛けが施されており、最初から交渉するつもりなどなかったのではないかと指摘されている)。

旅客機爆破が未遂に終わった後、犯行の中心であった日本の御茶ノ水支部に警察のガサ入れが入り、有力幹部が軒並み逮捕されたことで、(少なくとも)日本ではほぼ壊滅状態に陥ったとされる。オーストラリア本部は未だ健在のようだが、今回の一軒を受けて今後は活動が厳しく制限されることになるだろうと推測されている。


シャドウ / シャドウビースト / シャドウミスト / シャドウジェネラル

本作における謎の敵。詳細はリンク先を参照。


ブラックスターズ

劇場版に登場(首領のブラック指令だけならアニメ最終話にも登場している)。

世界征服をたくらむ怪獣娘たちによって結成されている悪の組織で、当初はGIRLSもその存在を認知していなかったようだが、アジトに不法侵入されたことをきっかけに警戒対象とするようになる。


余談編集

作品について編集

芦名監督によれば、ストーリーは最初に15~30分程枠で放送できる分量を書き、そこから取捨選択を重ねて5分間(OPとEDを除けばおよそ3分半)に放送できる分量までそぎ落としていくという手法を取っているとのこと。そのため、本当は描写したかったが尺の都合上断念せざるを得なかった設定・シーンも数多く存在しているようだ。

なお、こうした設定の一部は小説版で補完されているほか、お蔵入りになってしまったシーンや本当は入れたかったシーン等に関しては、後日芦名監督が「裏話」という形で口頭で披露してくれることもある。


原案・設定が海法氏であることから、ファンの中には登場人物たちが学校で日常生活を送っていたあのアニメのようなとんでもないどんでん返しが仕組まれているのではないかと、警戒する声もあった(実際、公式HPのストーリーをよく読むと、「数奇な運命を背負った」だの「強く、儚くも美しい」といった、何やら意味深な文言が書かれていたことも、そうした不安に拍車をかけた)。

しかし、いざ配信されてみるとあまり重苦しい雰囲気の作品にはなっておらず、物語そのものもハッピーエンドで幕を閉じたので、そうした心配は稀有に終わることとなった。


また、製作に当たり、プロデューサーからは「ウルトラマンの存在・設定等にあまり囚われ過ぎないように」「単なるウルトラマンのパロディにはしないように」とのお達しがあったらしい。ウルトラマンの存在感が殆ど感じられない独自の雰囲気の作品になっているのはその影響もあったようだ。


出演声優について編集

3分間のショートアニメでありながら、出演声優が非常に豪華であるのも本作の特徴(ただし、2期からの追加キャラクターの声の担当は、全体的に新人声優の占める割合が多くなっている)。


特に、『ラブライブ!』とは続編である『サンシャイン!!』も含めて共通出演者が多いことがファンの間ではしばしばネタにされる(→「ウルトライブ!」も参照)。

センシティブな作品センシティブな作品センシティブな作品

具体例を挙げると、飯田里穂・徳井青空・三森すずこは『ラブライブ!』でそれぞれ星空凛矢澤にこ園田海未を、鈴木愛奈と松田利冴は『ラブライブ!サンシャイン!!』でそれぞれ小原鞠莉よしみの声をそれぞれ担当している。


まあ、別作品ではガンダム率が異常に高いヒーローチームが出てきたりもするし、アイドル率が高いヒロインのチームが出てきても問題はないだろう…たぶん。


なお、『ラブライブ!』シリーズとのキャスティングの被りは、両方とも電撃G'sマガジンを母体とした企画であることが関係しているのではないかと言われている(もちろん、偶然そうなっただけという可能性もあるが)。


いずれにせよ、こうしたショートアニメにおいても知名度の高い声優を多数揃えられたのは、やはり歴史あるウルトラシリーズの知名度とブランド力の成せる技であったことは間違いないだろう。


本編シリーズへの影響編集

本作で主演を務めた飯田里穂は、これが縁となって、『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』にてパーテル役を担当することになった(奇遇にも、こちらもインターネット配信の番組であった)。エレキング役の潘めぐみも、翌年放送の『ウルトラマンジード』でペガッサ星人ペガ役でレギュラー出演することになる(ただし、潘めぐみはこれ以前にも『ULTRAMAN』のモーションコミック版において北斗星司南夕子、幼少期の早田進次郎を演じており、ウルトラシリーズとは少なからず縁のある声優であった)。

ウルトラマンジード レム 人間態

また、ピグモン役の徳井青空と同じ事務所に所属する三森すずこは、自身のラジオ番組で本作への出演を猛プッシュしており、翌年『ウルトラマンジード』にてレム役でレギュラー出演したのを経て、とうとう2期からキングジョー役で『怪獣娘』本編にも出演することが決定した。これにより、飯田里穂・潘めぐみに続き、『怪獣娘』とウルトラシリーズ本編の両方に出演した3人目の声優となった(なお、潘・飯田の両名は『怪獣娘』→本編の順で出演したが、三森のみ本編→『怪獣娘』と逆の流れで出演している。また、三森は2018年放送の『ウルトラマンR/B』ではエンディングの歌唱を担当している)。

ジード×ザンドリアスちゃんまとめ

2018年放送の『ウルトラマンR/B』では、ザンドリアス役の湯浅かえでが、メインキャラクターの1人である人工知能ダーリン役でレギュラー出演、さらにマガバッサー役の寺田晴名がピット星人役で単発ゲスト出演し、怪獣娘と本編の両方に出演した声優は5人となった。

さらに、ザンドリアスの方も、1期配信終了後に行われた、本作とコラボしたクラウドファンディング企画において着ぐるみが新規造形され、その後こちらも『ウルトラマンジード』本編へ出演することになる(ちなみに、本作でザンドリアス役を務めた湯浅かえでは『ジード』の撮影現場を見学したことをツイートしている)。

翌年には、ほぼ同様の形式で行われたクラウドファンディング企画で、今度はノイズラーの着ぐるみが新造されることが決定し、こちらもザンドリアスの時と同様、ウルトラシリーズ本編への久々の出演が実現するかどうかに大きな注目が集まっている(なお、2期の半年後に放送された『R/B』には結局ノイズラーは登場しなかったため、再登場は令和シリーズへと持ち越されることとなった)。


このように、本作はウルトラシリーズに若手の女性声優が進出する大きなきっかけを作ったり(湯浅かえでや清都ありさのように、本作への出演がきっかけとなってウルトラシリーズに興味を持った者もいた)、半ば固定化されつつあった昭和シリーズからの再登場怪獣枠に新たな起爆剤を投入したりと、以降の本編シリーズにも少なからず影響を与えることとなった。

また、本作の展開後には、『SSSS.GRIDMAN』や『ULTRAMAN』、『かいじゅうステップ』といった同じく円谷プロ原作のアニメ作品が立て続けに放送(or配信)されることとなり、怪獣娘はそうしたアニメ作品群が展開される礎を築いたとも言える(さらに言えば、こうしたアニメ作品の放送・配信がウルトラシリーズのアニメ作品の原点とも言える『ザ☆ウルトラマン』の再評価にも繋がることとなり、その後の作品展開にも大きな影響を与えている)。


こうした点を踏まえると、ショートアニメとはいえ、極めて重要かつ意義深い作品であったと言えるだろう。


その他あれこれ編集

ザンドリアスちゃん逃げて超逃げて!ゴモラ恐怖!レッドマン奇襲!!←

  • 小説版にも言えることであるが、「過去に出現した超常的存在の因子を受け継ぐ人物が主人公」「地球での怪獣災害が根絶されている」「自分の身に宿した力を制御できずに暴走する危険性がある」という設定が、『大怪獣バトル』や漫画『ULTRAMAN』と似ているという声がある。
  • 監督を務める芦名みのる氏は獣医師と兼業しているという世界的に見ても非常に珍しいアニメーターである。また、会社のアニメ関係のスタッフの中にも病院の職員と兼業している者もいるという。
    • 監督曰く、「ウチの病院は『アニメを作れます』、『絵が描けます』、『音楽作れます』、『楽器弾けます』という人は待遇評価します。あ、会社的には獣医師免許持ってるアニメーターは特に好待遇です! 誰かいませんかね?(笑)」とのこと。
  • 配信終了直後に開催された『ウルトラヒーローズEXPO 2017』では、放送50周年を記念して歴代ウルトラシリーズのキャスト陣・製作スタッフが寄せ書きを行ったのだが、その際に飯田、遠藤、鈴木の3名もサインに名を連ねている。また、飯田、遠藤、湯浅、潘の4名は実際に会場を訪れてステージ出演者と交流したことをツイートしている。
  • 本作で楽曲を担当した高梨康治は、2018年放送の『ウルトラマンR/B』でも楽曲担当をすることとなり、スピンオフとメインシリーズの両方でウルトラシリーズに関わることとなった。
  • 道理サチコ/ザンドリアスを演じた湯浅かえでとJJを演じた青柳尊哉は、本作で共演したことがきっかけで親交を深めるようになり、2021年4月1日に入籍した。

関連イラスト編集

怪獣娘・ウルトラセブン冬服

れっどきんぐみくらすこの 寝ぼけまなこぉ!

かぷせるがーるずセンシティブな作品

センシティブな作品怪獣娘壁紙(デスクトップ背景用)


関連項目編集

2016年秋アニメ 2018年冬アニメ

円谷プロダクション ウルトラシリーズ ウルトラ怪獣 平成ウルトラマン アニトラマン

電撃G'sマガジン 電撃ホビー アスキー・メディアワークス ウルトラ怪獣擬人化計画

怪獣娘 太陽の塔

怪獣娘の力おかりします! 闇の仕草 おまピト


新世代ヒーローズ - 本作はこのシリーズと連動するような形で進められている部分も多く、出演者が出張出演したり、コラボが組まれたりと何かと縁が深い。

  • ウルトラマンオーブ - 1期と放送時期がほぼ同じ(2期も『オーブ THE CHRONICLE』とほぼ同時に放送を開始している)、コラボ特番が組まれる、『怪獣娘』で主演を務めた飯田里穂が『オーブ』の外伝作品にも出演する、ジャグラー役の青柳氏が2期にゲスト声優として出演するなど、ある意味では一番縁の深い作品
  • ウルトラマンジード - 2期の放送開始直前まで放送されていた作品。こちらも共通出演者が比較的多く、コラボ特番が組まれたことがある。ちなみに、本作で主演を務めた濱田龍臣も1期を視聴していたらしい
  • ウルトラマンR/B - 湯浅かえでがレギュラー出演し、寺田晴名もゲスト出演した。さらに、三森すずこもED担当として前作に引き続き作品に関わる。

SSSS.GRIDMAN - 本作と同様、円谷プロ原作のアニメ作品(かつポニーキャニオンがスポンサーになっている)で、三森すずこ、飯田里穂、湯浅かえでが出演している。また、宝多六花を演じた宮本侑芽サムライ・キャリバーを演じた高橋良輔が劇場版『怪獣娘(黒)』に端役で出演している。


マウンテンピーナッツ - 『ウルトラマンギンガS』の外伝小説に登場した環境保護団体で、ウルトラシリーズにおけるエコテロリスト繋がり。こちらも環境保護というお題目で破壊活動を行っているが、非道ぶりや被害規模が段違いであり、おまけに明確な報いを受ける描写が無いままフェードアウトする等、『荒野の狼』以上にタチが悪い。


けものフレンズ - 『怪獣娘』配信終了後に放送され、人気を博したアニメ作品。本作と同様「動物を女の子へと擬人化した作品」ということで両方を視聴したファンからは比較されることも多い。ちなみに、共同製作委員会である「けものフレンズプロジェクト」にはアスキー・メディアワークスの親グループである角川も参画している。ちなみに、2期でキングジョーを演じる三森すずこはキタキツネを、マガジャッパを演じる近藤玲奈コツメカワウソ役をそれぞれ同作で演じている。


主なコラボ作品編集

ステーションメモリーズ! - 2018年2月に、アギラ、ガッツ星人、ノイズラー、ザンドリアスが「スペシャルでんこ」(いわゆるコラボ枠)として、変身後の姿で登場。スペシャルでんこ特有のflat属性を強化するスキルを持つ。ただしステータスは極端で、ザンドリアスは高火力紙装甲だったり、アギラに至っては全ディフェンダー中ワーストのHPだったりする。

なお、オリジナルでんこに「レイカ」という名前のでんこがいるが、それについては特に言及されていない。

2018年11月に劇場版『怪獣娘(黒)』の公開に合わせて2度目のコラボが行われ、ブラック指令、シルバーブルーメ、ノーバが参戦。さらに過去に登場したキャラクターも復刻という形で再実装された。


モン娘☆は~れむ - 2017年8月および2018年3月にアニメに合わせてコラボが行われた。ちなみに、怪獣娘たちの習得するスキル(技)の名称の一部は大怪獣バトルのもののオマージュになっている。


アンジュ・ヴィエルジュ - 2018年8月にコラボが行われた。ゼットン、ゴモラ、アギラ、ガッツ星人、ザンドリアスといったお馴染みの面々に加え、劇場版『怪獣娘(黒)』からブラック指令も参戦した(ブラック指令は映画に先駆けてこの作品で初めて登場することとなった)。


外部リンク編集

公式サイト

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