CV:飯田里穂
概要
レイフ星人ドクター・サイキに仕えるロボット。
球体状の体に立方体の耳、星形の眼をしている。
開発者であるサイキの性格が反映されているためフレンドリーな口調をしている。
サイキからは思想を理解する唯一の同志として溺愛されており、パーテルの側も彼を「マーイフレンド」と親しげに呼び、献身的に尽くしている。
一方、敵対者であるガイに対しては口調こそいつも通りだが、辛辣な言動を見せた。
サイキのアジトになっている宇宙船を制御したり、量子分解で物理的に干渉できなくするなど、サポートメカとしては見た目以上の高性能さを誇る。
最終決戦ではサイキの身を案じながらも、彼の依頼でクイーンベゼルブの肉体を量子分解し、
サイキと融合させることで宇宙悪魔サイクイーンを誕生させる。
サイクイーンが五大ウルトラマンの合体光線を照射された際には、全力で再度の量子分解を行い、サイキを分離することで彼の命を救った。
直後、サイクイーンの爆発で飛散した瓦礫からリッカとシンラを庇って大ダメージを負い、「バイバイ、マイフレンド」と言い遺して機能を停止した。
パーテルに命を救われたため、そして理解者を喪い慟哭するサイキを見たためか、サイキへの遺恨を抱えているはずの二人は、それ以上彼を責める事はしなかった。
余談
声を担当する飯田里穂は、ウルトラシリーズのアニメ作品である『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』で宮下アキ(怪獣娘アギラ)役を演じており、これが縁となって本作への出演が実現した。なお、飯田女史の特撮作品への出演は今回が初であり、「人間以外のキャラクターを演じるのも今回が初めて」とのこと。
なお、『オーブ』の最終回直前に配信された特番で、パーテル役の声優が誰かを当てるコーナーがあったのだが、その際なぜか石黒氏と青柳氏もパーテルを演じるハメになり、しかも、なぜか平泉成っぽい感じに演じていた。ちなみに、平泉氏は、『ファイヤーマン』にレギュラー出演しており、近年でもオーブと同じ惑星O-50出身のウルトラマンが主役の作品にゲスト出演するなど、円谷作品とは縁が深い。
「パーテルだよぉぉっ! 今日はアニメイトに行ってきたよぉぉぉッ!!」