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ウルトラマンR/B

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うるとらまんるーぶ

2018年7月より放送されたウルトラシリーズの1作。新世代シリーズの6作目に当たり、平成最後のウルトラシリーズとなる。

これは俺たち兄弟の物語。

ウルトラマン、はじめます。

オレ色に染めあげろ!ルーブ!!

概要

2018年7月7日から放送のウルトラシリーズ

これまでの新世代シリーズと同様、放送期間は半年で、全25話。

主人公は、湊カツミ/ウルトラマンロッソ湊イサミ/ウルトラマンブル兄弟。変身者もまた兄弟であり、前作『ウルトラマンジード』とはまた違った観点から「家族」をテーマにした物語が描かれる。

監督は、それまで助監督やサブ監督を務めていた武居正能がメインに昇格。

シリーズ構成は『ウルトラマンオーブ』の中野貴雄と『ウルトラマンコスモス』以来の参加となる武上純希、円谷プロクリエイティブアワード金城哲夫賞の第一回大賞受賞者である伊藤公志が担当する。また、前作『ジード』でメインライターを務めた乙一も、“安達寛高”名義で第5話の脚本を担当している。

劇伴はプリキュアシリーズなどを手掛けた高梨康治が担当。

最初から複数の新ウルトラマンがタイトルを飾るのはTVシリーズでは初の試みである(TVシリーズ以外なら『ウルトラマンUSA』や『ウルトラマンネオス』がある)。

また、実の兄弟という設定が設けられたウルトラ戦士レオ兄弟以来、主役ウルトラマンを題さないTVシリーズは『ザ☆ウルトラマン』以来となり(後にタイトルと同じ読みのウルトラ戦士が登場した点ではあちらと少し事情が異なる)、実写作品では初めてである。ブルは(黒を配している部分や鎧の部類であるが)コスモス以来2人目となる「基本形態が青い主役ウルトラマン」になり、W主役ウルトラマンとしては初めてであるが、後半の描写からそうとは言いきれない部分も増えており、加えてW主人公であるためロッソも主役であるため、「主人公が赤いウルトラマンではない作品」ではない

本作は「それぞれの思惑を秘めた複数の敵が登場し、予想もつかないストーリーが展開される」と説明されており、蓋を開けてみると「主人公をヒーローとは認めず、自分こそがヒーローにふさわしいと主張する敵」との戦いを通じて、「ヒーローはどうあるべきか」が主題になるという、従来のウルトラシリーズとは全く趣が異なる展開がされている。

タイトルロゴは見ようによっては「ウルトラマンORB」とも読めるデザインであり、前例と同様オーブが物語に大きく絡んでくると予想されていた。実際には前例と異なり、直接登場はせず設定に大きく絡むこととなった。

オーブ以外のウルトラマンも、クリスタルにその姿が描かれていたり、変身時や必殺技発動時のイメージとして一時的に出現することはあっても、その詳細について踏み込んだ言及がなされることはなく、要素が技や容姿に大きく反映されることも、本人たちがゲスト出演することも本編では全く無かった(劇場版でジードと共演したのが唯一の例外と言える。また、監督の坂本浩一はレオ兄弟以来の兄弟ウルトラマンである『R/B』に参加していたのなら、レオとアストラを出して活躍させたかったと語っている)。

このため本作は、他の新世代シリーズ以上に他作品との関連が薄く、極めて独自性の強い世界観を持つ作品となっている。

過去作に例えると、マックスに歴代戦士とオーブの要素を加えた程度である。

何気に、新世代シリーズでもこれまで脇役としては登場していた防衛チームが全く登場しない作品である他、「~星人」という名称が付く宇宙人が第18話になるまで登場していなかった(ただし宇宙人の登場に関しては、シリーズで最も遅かったのは第31話に登場したゼラン星人が初の『帰ってきたウルトラマン』である)。

なお、2019年5月より元号が平成から令和に変わることから、この作品が平成ウルトラシリーズ最後の作品となる。

加えて、2018年は円谷プロ創設55周年を迎えた年でもある

そういった意味でも記念すべき作品だと言えるだろう。

さらには、会社を倒産危機から救い、円谷プロを完全復活まで導いたウルトラマンゼロが劇場版を含めて初めて一切登場しない作品であり、ゼロ要素はクリスタルのみ、しかも変身ではなく必殺技にしか使用されなかったこともありイメージとしての登場すらなかったため、そういう意味ではニュージェネレーションどころかゼロ登場以降では特に異質な作品でもある。過去作に例えるなら、ゼロの父親のセブンが昭和作品で唯一一切登場しなかった(世界観が異なり、マルチバース設定がなかったとはいえ)『ザ☆ウルトラマン』に近い。

評価

これまでの新世代シリーズ以上にコメディタッチなストーリーが特徴となっている(第5話のような少し切ない話も無い訳ではない)。

ウルトラマンが最初から2人登場するという作劇の都合もあり、アクションシーンにおいてはウルトラマンが怪獣を一方的に叩きのめすような展開にならないよう注意が払われており、変身者が戦いを通じてウルトラマンの力を少しずつ理解し使いこなせるような展開がなされたり、戦闘シーンもこれまで以上にギャグ要素が多くなったりと、こちらもこれまでに無い描写が多く見られる。

とはいえ全体的に明るい作風という訳ではなく、途中からあるウルトラマンに酷似した人物の身勝手な振る舞いで周囲から怪獣以上に厄介者扱いされる、さらに怪獣を救う・あるいは倒さずに食い止める話が少ない、邪悪な心を持たないが目的のためなら手段を選ばない敵など、コミカルな作風とはまた別の雰囲気も出ている作品と言える。

但し、放送開始3ヶ月後に同じ円谷プロ作品である『SSSS.GRIDMAN』が放送開始された影響かは不明だが人気はやや落ち、終盤は連続性かつ迷走気味でとあるカップリングにフォーカスが当てられすぎて主人公2人がおざなりになっていたこと、上述の通りに過去作からのウルトラ戦士たちの共演が無かったこと、怪獣、宇宙人との交流が薄かったこと、さらには『ガイア』や『メビウス』でも指摘されていた2人以上は片方が不遇になるというジンクスを覆せなかったことに物足りなさを感じる声も多いが、一応上記の通り独自性の強いストーリー故に、「過去作を予習する必要性が薄く、初心者でも視聴しやすい」という点は、過去作要素の強かった前作『ジード』には無い利点ではある。

さらに主人公2人とヒロインも親しみやすい個性から、その後のイベントに登場する機会が多い。

このため総評するなら「方向性がおかしくなってしまったとはいえ新しいことに挑戦していた作品」であり、兄弟ウルトラマンがこれまでにない個性を持っていることもあって、「作品はともかく兄弟は好き」といった声も少なくなく、客演時にも他に真似できない独自の空間を作り出しており、いい意味でも悪い意味でも唯一無二の作品となっている。

一方で映画版はカツミをメインに描かれた丁寧なストーリーもあって高い評価を受けているが、その反面、本編でただでさえロッソ寄りだった傾向がさらに上がり、「ストーリーや展開はいいけどW主人公モノとしては評価は低め」との声もある。

また、ファミリー層には人気があり、コミカルな描写やお馴染みの怪獣たちが子供たちに刺さった様子。

なお、本作での要素の一つとして、ウルトラマンブルのぐんぐんカットが左手を挙げたぐんぐんカットとなっているが、これはウルトラ戦士としては初の事例であり、以降の作品でもに継承されている。

あらすじ

平和な街、綾香市。そこには湊ウシオが営むセレクトショップ「クワトロM」があった。ウシオの息子兄弟、そしてこの物語の主人公、湊カツミ湊イサミの性格はまるで正反対。兄のカツミは実直ながら胸の内には熱いものを秘めている。弟のイサミは頭がキレるがお調子者。二人はお互いを尊重しながらも、時にぶつかり、時に励ましあう。『ウルトラマンR/B(ルーブ)』は、そんな兄弟、そして家族の物語である。 ある日、綾香市の静寂を破るかのように、怪獣グルジオボーンが現れた!真っ赤なその怪獣は、口から熱線を吐きながら暴れまわる。大ピンチとなって逃げまわるカツミとイサミ。いよいよ追い詰められたその時、兄弟の前に現れたのは 変身アイテム「ルーブジャイロ」と「ルーブクリスタル」。導かれるようにアイテムを使った二人は、銀色の巨人「ウルトラマン」に変身した!オレ色に染めあげろ!ルーブ!!

(公式サイトより抜粋)

2人のウルトラマン

湊カツミ湊イサミ兄弟が、ルーブジャイロルーブクリスタルを使って、それぞれウルトラマンロッソウルトラマンブルに変身する。

名前の由来は双方ともイタリア語から来ている。

共通してルーブスラッガーと呼ばれる武器を駆使して戦い、時には能力を交換して戦う場合もある。

変身可能な時間は約3分で、連続での変身は時間をおかなければいけない。

また、戦闘は1対1が基本であるウルトラシリーズにおいて、2人揃って戦うのが基本という珍しいタイプのウルトラマンでもある(1体の怪獣にも2人で挑むのが基本。2対2になることも少なかったので、片方が単独で怪獣を倒す場面は劇場版になるまで無かった)。

そういうこともあってか、後に登場する強化形態も含めボディスペックは初期の平成ウルトラマンよりも控えめとなっており、平成世代では最低クラスとなっている(もっとも、オーブや前作のジード、さらに前だとガイアやコスモスなど、平成シリーズのウルトラマンはスペックがかなり高めな傾向にあるが)。

どの形態にも直接変身できるが、扱いやすいという理由でロッソはフレイム、ブルはアクア基本形態となっている(1300年前でもこの二組の状態であった)。

1300年前に火炎骨獣グルジオボーンを追って地球へとやってくるも、何らかの理由で力尽き(現状確認できる回想シーンを見る限りでは、地球に降り立った時点で既にカラータイマーが点滅する程消耗していた。愛染マコトの説明によれば星がウルトラマンの形をとってその後爆発したという)、その肉体は無数のルーブクリスタルと化して消滅してしまった。

しかし、その後も精神体若しくは残留思念のような形で地球に留まっていたらしく、カツミの恩師である熊城松雄によると、熊城の先祖が飛び散ったルーブクリスタルの一部を回収した晩、夢に2人の光の巨人が現れ、「然るべき時、然るべき者に渡せ」と伝えたという。

その後、現代になってグルジオボーンの猛威の前に絶体絶命のピンチに陥った湊兄弟の思いに応えるかのように再び復活し、平和を脅かす怪獣たちとの戦いが始まることとなる。

とはいえ、湊兄弟は従来までのお約束に反してろくに戦い方を知らない状態であったため、わざわざ変身して朝練を行い自身の能力を手探りで確認していった。

街の住人たちからは、当初怪獣と同等の存在として警戒されていたが、その後ブラックキング出現の際、街を救うために奮闘する姿を多くの市民が目撃したこともあり、怪獣から人々や街を守るヒーローとして認められている。一方、愛染はその人間臭すぎる挙動などから自身が理想としているヒーロー像に反しているとし落第を言い渡している。またホロボロス戦以降、負け続けが目立ったために一部からは「弱い」「いらない」など悪い印象を与えてしまう。

その後は数々の戦いを経て一人前のウルトラマンとして成長していったが、それでも湊兄弟のアットホーム感が抜けていないのは相変わらずで、『ウルトラギャラクシーファイト』では戦闘以外では専らコメディリリーフ的な立ち位置になっており、初対面のウルトラマンビクトリーに「ウルトラマンとしての修業が足りてない」「ゼロ──いや、いっその事レオ兄弟に鍛えてもらった方がいいんじゃないのか」と呆れられてしまった。もっとも、戦闘経験がない市民だったこと、他のウルトラ戦士との交流がほとんどなかったために仕方がない部分もある。だが、そのゼロは戦いぶりを見て「(兄弟の絆は)俺の師匠にも負けてないぜ」と実力を認めている。

余談だが、「喋るウルトラマンにする」というコンセプトもあり(アフレコもトップクラス)、掛け声よりも喋ってる時の方が非常に多く「掛け声が思い出せない」「ウルバトに参戦して初めて掛け声があることに気付いた」などの意見も出ていた。

なお、地球へ来る前の経歴などについては謎に包まれていたが、後に超全集の小説で明らかになった。

また、彼らの体から飛散したルーブクリスタルには、歴代のウルトラ戦士たちの力が宿っているが、他のウルトラ戦士たちとどういった関係にある存在なのかも現状では不明である(一応、両者はオーブと同様、惑星O-50で力を授けられたウルトラマンであることが明かされている。光の力を授けられた者は他のウルトラマンに関する知識も身に付けなければならないという設定もあることから、両者の体に他のウルトラマンの要素が含まれているのにはこのあたりに秘密がありそうである)。

第1話から早速登場した「ルーブ」という言葉が何を意味しているのかは不明であったが、「ウルトラマンルーブ」はロッソ、ブルと共に商標登録されており、兼ねてよりいずれは合体するのではないかという考察が存在していたが、その予想は第15話にて的中することとなった

比較

ウルトラマンロッソウルトラマンブル
変身者湊カツミ湊イサミ
基本形態フレイムアクア
球状で攻防一体線状で攻撃的
構え平手
ルーブスラッガー長短二本の剣(ルーブスラッガーロッソ)一本の剣(ルーブスラッガーブル)
ぐんぐんカット右手を上げる左手を上げる

用語

  • 綾香市

本編の舞台となる町。首都近郊にあるベッドタウンで、1300年前に「妖奇星」と呼ばれる巨大隕石が落下した場所ということでかつては「あやか村」と呼ばれていたが、時が流れるにつれて「綾香町」「綾香市」と名前が変わっていった。

自然が多く田舎の雰囲気を残しているが、巨大企業アイゼンテック社が関連研究施設を各地に設置したことで急速に開発が進み、今では企業城下町となっている。

  • 妖奇星(あやかほし)

1300年前にあやか村に落下した巨大隕石。中には「偶龍璽王」と呼ばれる魔物が潜み、現れるたびに人々に恐怖を与えていたと言い伝えられている。

現在は街の伝承として伝わっている。

綾香市に拠点を置く巨大企業。愛染マコトが社長を務め、宇宙開発や新エネルギーの開発で世界中から大きな注目を集めている。

湊ウシオが、宇宙考古学者である妻のミオを支えるために開店したセレクトショップ。

ミオが謎の失踪を遂げた現在でも長男のカツミを従業員として経営が続けられている。

スタッフ

監修:塚越隆行
チーフプロデューサー:北浦嗣巳
音楽:高梨康治(Team-MAX)
シリーズ構成:中野貴雄武上純希伊藤公志
脚本:中野貴雄、武上純希、伊藤公志、柳井祥緒安達寛高根元歳三小林雄次小林弘利勝冶京子足木淳一郎森江美咲皐月彩
監督:武居正能田口清隆市野龍一辻本貴則伊藤良一神谷誠

音楽

ポニーキャニオンが音楽制作を担当しており、ウルトラシリーズ専属ユニットであるボイジャーがTVシリーズの主題歌・エンディング・挿入歌に一切関わっていない作品は新世代ヒーローズシリーズで初めてとなる(主題歌とエンディングに限れば『ウルトラマンギンガ』、主題歌のみに限れば『ギンガS』以来)。

エンディングを担当する三森は前作『ジード』(レム役)、アニメ作品怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』第2期(キングジョー役)に続き、2年連続(3作品連続)でウルトラシリーズに関わることになる。

主題歌

「Hands」

作詞:園田健太郎 / 作曲:園田健太郎・伊藤翼 / 編曲:伊藤翼・園田健太郎 / 歌:オーイシマサヨシ

第16話からは2番の歌詞に変更。第17話ではまさかのハロウィン仕様の特殊OP(歌詞は1番)となった(オーイシ氏曰く、この回のためだけに新規に録り直したとのこと)。

2019年のアニメロサマーライブではこの曲をウルトラマントレギア役の内田雄馬がオーイシ氏と共に歌うという嫌がらせ…もといコラボを披露している

エンディング

「夢飛行」

作詞:しほり / 作曲:光増ハジメ / 編曲:EFFY / 歌:三森すずこ

第16話からは2番の歌詞に変更。

同時期に放送されていた『SSSS.GRIDMAN』でも第4話、第8話のとあるシーンでこの曲が使われている。

各話リスト

太字は新怪獣若しくは派生怪獣。

話数サブタイトル登場怪獣脚本監督放送日
1ウルトラマンはじめましたグルジオボーン中野貴雄武居正能2018年7月7日
2兄弟の絆ブラックキング武上純希武居正能7月14日
3アイゼンテックへようこそガーゴルゴン伊藤公志武居正能7月21日
4光のウイニングボールレッドキング柳井祥緒田口清隆7月28日
5さよならイカロスグエバッサー安達寛高田口清隆8月4日
6宿敵!あねご必殺拳メカゴモラ根元歳三市野龍一8月11日
7ヒーロー失格グルジオボーン小林雄次市野龍一8月18日
8世界中がオレを待っているアリブンタウルトラマンオーブダークチェレーザ中野貴雄辻本貴則8月25日
9ウルトラマンの名のもとにウルトラマンオーブダーク小林弘利辻本貴則9月1日
10湊家の休日ゴメス(S)ホロボロス、ウルトラマンオーブダーク勝冶京子武居正能9月8日
11アイゼン狂騒曲ホロボロス、ウルトラマンオーブダーク、ベゼルブ伊藤公志武居正能9月15日
12俺たちの守るべきものホロボロス、ウルトラマンオーブダーク武上純希武居正能9月22日
13秘密はイヤです!第1話~第12話の登場怪獣(※)グビラ足木淳一郎伊藤良一(グビラパート演出:市野龍一)9月29日
14お前は誰だグビラ、グルジオキング森江美咲市野龍一10月6日
15まとうは極グルジオキング中野貴雄市野龍一10月13日
16この瞬間が絆ネロンガ、チェレーザ柳井祥緒辻本貴則10月20日
17みんなが友だちダダピグモンブースカ皐月彩辻本貴則10月27日
18明日なき世界メフィラス星人ザラブ星人、ダダ、チブル星人ピット星人バド星人ナックル星人勝冶京子神谷誠11月3日
19善人と悪人キングジョー武上純希神谷誠11月10日
20星屑の記憶ゴモラグランドキングメガロス小林雄次伊藤良一11月17日
21あめ玉とおまんじゅうグランドキングメガロス、ホロボロス根元歳三伊藤良一11月24日
22異次元かあさんカミソリデマーガ、ホロボロス、ルーゴサイト森江美咲市野龍一12月1日
23滅びのクリスタルルーゴサイト、グルジオレギーナ伊藤公志市野龍一12月8日
24私はハッピールーゴサイト、グルジオレギーナ武上純希武居正能12月15日
25朝日のあたる家ルーゴサイト中野貴雄武居正能12月22日

※第1話〜12話の登場怪獣の内、予告ではアリブンタは登場していたが、カットされている

ルーブクリスタルナビ

本編終了後のおまけコーナー。カツミとイサミが歴代ウルトラヒーロー・怪獣を紹介する。今までのおまけコーナーと違い、1回につき1キャラクターのみの紹介となっている。ちなみに紹介される時の名前・身長・体重・必殺技の表記は前作『ジード』と同じある。また、前作で紹介されなかったウルトラマンも初めて表記されて紹介されている。背景BGMにはブルのものが使用された。

第13話、第24話、第25話は休止。

話数登場キャラクター
1ウルトラマンタロウ
2ウルトラマンギンガ
3グルジオボーン
4ウルトラマンゼロ
5ウルトラマンティガ
6ウルトラセブン
7ウルトラマンエックス
8ウルトラマンオーブ・オーブオリジン
9ウルトラマンビクトリー
10ホロボロス
11ベゼルブ
12グエバッサー
14グルジオキング
15ウルトラマン
16ウルトラマンベリアル
17ダダ
18レッドキング
19キングジョー
20ゴモラ
21グランドキングメガロス
22カミソリデマーガ
23グルジオレギーナ

劇場版

ウルトラマンフェスティバル2018にて劇場版『ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』の公開が決定したことが発表された。

2019年3月8日公開。

ウルトラマンR/B超全集に掲載された書下ろし小説。

原案:中野貴雄・執筆:武上純希で、『R/B』の前日譚となる美剣サキと兄たちのストーリーが描かれている。

オリジナル登場人物

  • 先代ロッソとブル

※本編ではシルエットで登場している

余談

『R/B』の放送開始日である7月7日円谷英二誕生日で、『ウルトラマンコスモス』の放送開始日でもあった(ただし『コスモス』はTBSの夕方なのに対し、『R/B』はテレビ東京の朝)。 放送開始日が同じになるのは『ウルトラマン80』以来でもある。また、仮に放送が一週間遅かったら、『ウルトラマンX』と同じ放送開始日になっていた。ちなみに『X』と『R/B』の最終回放送日は同じ12月22日でもある。

さらに、2018年は『ウルトラマンタロウ』45周年にして『ウルトラマンガイア』20周年という節目の年でもあり、前者とは「兄弟」「家族」という要素、後者とは「赤と青の二大ウルトラマン」「(ある時代における)最後のウルトラマン」という要素に類似点がある。

また、意図したのかは不明だが湊家の子供であるカツミ、イサミ、アサヒの名前の頭文字を並べると(カツミの「カ」を「゛」にすれば)ガイアになる。

また、これも意図があるのかは不明だが親であるウシオとミオの頭文字を並べれば「ウミ→海」となり、アグルとなる。

また第8話ではウルトラマンガイアの主題歌の歌詞をある人物が使用した。

音楽を担当する高梨康治は、『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』にて楽曲を手がけたことはあったが、メインのウルトラシリーズの楽曲を手がけるのはこれが初となる。

今作の第1話を持って新世代ヒーローズは通算100話(『ギンガ』特別篇を含めれば101話)を迎える。

当初は初期案のタイトルは『ウルトラマンZ』というタイトルだったが、このタイトルは次々回作で採用された。A"Z"ジャイロやメダル状のクリスタル等はこのタイトル時の案だった影響も多い様子。ちなみに読み方は「ゼット」ではなく「ゼータ」である。

物語がコメディ寄りなのもあり、ウルトラマンのスーツアクターさん達が沢山アドリブを入れており、台本よりもアドリブが大半を占めており、例年だとアフレコの時間が30分程なのに対し、今作は3、4時間ほどかかったようである。武居監督によると、1話のグルジオボーン戦のロッソが変身後車を持ったのもスーツアクターの岩田氏によるアドリブで、まず岩田氏が武居監督に「面白いことやっていいですか?」と提案をして監督がやってみてと承諾した瞬間、岩田氏は美術部のスタッフに『すいません、車とか軽トラのミニチュアありますか?』と聞いてミニチュアを受け取り、足元に置いて掴むという一連の流れに来ており、

またコメディチックなテイストなのもあり、スーツアクター側がたくさんアドリブを加えるため他のシリーズに加えてキャストのアフレコ時間が長い事も話している。

関連動画

冷やし中華の宣伝文句っぽい本作のキャッチフレーズだが、実際にこのスペシャルムービーにてネタにされている(さらに言うと、放送開始日の7月7日は実際に「冷やし中華の日」に制定されている)。

関連タグ

ウルトラマンロッソ ウルトラマンブル   兄弟

ウルトラマンジード→(ウルトラマンオーブTHE_CHRONICLE)→ 本作 → (ウルトラマン_ニュージェネレーションクロニクル) → ウルトラマンタイガ

SSSS.GRIDMAN - 『R/B』と同時期に放送されている円谷プロのアニメ作品。本作同様音楽はポニーキャニオンが制作しており、オープニングはオーイシマサヨシが参加するユニットOxTが担当する他、ダーリン役の湯浅かえでや本作のEDを担当している三森すずこも出演する(曲自体も劇中でうっすら流れるシーンがある)。

アイカツフレンズ! - 『R/B』と同時期に放送されている同じテレビ東京のアニメ作品。主人公が1人ではなく、2人というところやイメージ的にも共通する。

機動戦士ガンダムZZ - 元号最後のTVシリーズ繋がり。「主人公の妹」や「後半に登場するダークヒロイン」という、本作との類似点があるキーワードが登場する。

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