プロフィール
概要
原作では図書委員を務めており、1年生の時は遊戯達と同じクラスだった。
友人達からは髪を黄色いリボンで束ねている容姿から「リボンちゃん」の愛称で親しまれている。本田が片思いして、彼女に告白をしたがきっぱり断られた。
清楚な外見で性格は非常に大人しく物静か。台詞も一言二言程度しか発していない。
カラー電子書籍では髪は茶色。
アニメ
原作では一話のみ出演のゲストキャラクターであったが、アニメ版(初代遊戯王)では、設定が変更されほぼアニメオリジナルキャラクターとなっている。杏子の親友で、遊戯・城之内・杏子・本田に加わり5人目のレギュラーキャラポジションとなっている。
原作の穏やかな図書委員という設定から一転、活発でお喋りなクラスメートという正反対なキャラクターに変更。ルーズソックスはハイソックスに変更。
可憐な見た目とは裏腹にお金好きでミーハーで、遊戯ほどではないが子供っぽい。良くも悪くも裏表がなく素直であり、爆弾発言も多く一瞬にしてその場の空気を凍りつかせてしまう事もあるが友情には厚く基本的には良い子である。
原作同様、本田に惚れられているがミホ本人は全くその気はないらしく、本田の片思いにも気づいていない様子。
イケメン好きでもあるので獏良了に一目惚れしている。
その際に言い放った「獏良君はトイレなんか行かないもん!」発言は視聴者の笑いを誘った。同アニメで杏子(と城之内と本田)は腹を下すシーンを描かれてしまい、同時期の原作で、城之内は更に派手な○○○○シーンを描かれてしまい、本田に○○○だと予想された。もはやアイドルにはなれない。
原作のあだ名の「リボンちゃん」で呼ばれるシーンもあり、一話だけ化粧台の前でポニーテールを解く描写があるがかなりのロングヘアである。
薄紫色やぬいぐるみをあしらった少女趣味な部屋に住んでいる。
本田からは下手糞なポエムで容姿を菫の花、蝶、鳥に例えられた(そのポエムはどんどん雑になっていった)。
デジタルペットでは、本人に似たリボンを付けた笑顔があざといキャラを育成していた(名前は不明)。
遊戯たちと共にデュエルモンスターズやデジタルペットといったホビーも嗜むものの、好き好んで熱中するというよりは何かしらの利益を目当てに取り組むパターンが多い(デジタルペットの育成も、コンテストの優勝賞品である「オーストラリア旅行」を手に入れるためだった)。
だが、童部(わらしべ)との一悶着の中でカプセルモンスターによるバトルを体験したことでカプセルモンスターの楽しさを知り、虜になったことも。
曰く「ミホ、すっかりカプモンにハマっちゃった♪」とのことで、バッグの中には大量のカプモンが詰まっていた。
…童部から受けた諸々のアレな行為を考えるとカプモンそのものがトラウマになっていてもおかしくないのだが、なかなかに図太い精神の持ち主である。
また恐ろしいほどの強運の持ち主で、ゲーム中に相手がやったイカサマを暴いたり、でたらめにゲームに挑んでいたら勝利に導いていたりしている。
実は東映の公式サイトによればメインヒロインの杏子に劣等感を抱いている設定らしい。
しっかり者の杏子に何かと面倒を見られていたり、杏子のスタイルの良さが度々言及されている点がそれを匂わせている可能性がある。
また、人気コンテスト回では杏子は女子の支持率が高い(女子の半数に支持された)のに対し、ミホは男子の支持率が高い(1年男子の半数と2年男子の半数に支持された)ことが語られた(杏子は男勝りな性格で男子に恐れられているか、遊戯と仲が良いのを察されている可能性があり、なおかつ男子のモブに応援されている描写がある)。
アニオリキャラの姫小路薫子の親衛隊には薫子よりも下に見られ、貰ったラブレターの枚数は薫子より少なく(杏子がラブレターを貰っているかは不明)、決勝戦手前まで残ったものの杏子と共に薫子から妨害工作を受けた。
獏良に一目惚れした際に、何かと張り合う性格なのが示唆されている。
ブラチラを披露するサービスカットがあり、アニメ放送時に丁度原作でも杏子のブラチラが描かれた。
モンスターワールド編で最初に人形に魂を封印される役は原作では杏子だがアニメでは彼女に変更。一目惚れした獏良(の闇の面)に酷い仕打ちを受ける悲劇のヒロインとなった。
東映版は演出面で優遇されるのはミホ、要所を占めるのは(原作で出番が多い)杏子という構成にされており、本田と城之内の関係もこれに似る。
遊戯王DMでは一切登場していない。また、遊戯王GXでは名前のみ登場。
『遊☆戯☆王ダンジョンダイスモンスターズ』では東映版カラーかつ目を開いた正面顔かつ原作の大人しい性格のリボンちゃんがお目にかかれる。
東映版のゲームで集合カットのミホの部分が獏良に差し変わっていることもあったが。
更に詳しくアニメ
東映版では原作と同じく蝶野が登場するが、蝶野が強いるブラック校則と闇のゲームの内容がまるっと入れ替えられており、原作のミホのエピソードは無し。
何気にミホと川井静香が両方紫髪であり(薄い青紫と薄い赤紫)、病院のベンチにいた静香にいつものメンバーが会うシーンでこの二人が並んだ(静香の役割がミホに統合されたか、原作と同じく2人が本田の好みのタイプと示唆していると考えるのが妥当だろう。なお東映版では、本田が真面目な美化委員、ミホがミーハーで快活、静香が素直な幼女で原作・DMとキャラ付けが異なる)。
原作では杏子が様々な衣装を披露しているが、アニメでは杏子と共にミホも様々なコスプレを披露。
バーガーワールドで杏子と一緒にアルバイトに励んだり、水着回ではレギュラー全員でプールで遊んだり、本田の(ミホと結婚する)妄想とミホ本人の(獏良と結婚する)妄想でドレスアップしていたり、私服で姫系のファッションを披露したり、先述の人気コンテストに参加したり(バトントワラー姿、人魚姫姿、ドレス姿を披露。薫子に破かれた水着は両サイドに編み込みがあり、水着回の杏子のビキニといい勝負であった)、DEATH-T編のガンシューティングゲームで全身タイツ衣装に着替えさせられたり、TRPG編でドラクエの女商人のようなアラビアンスタイルになったりと…。
ついでに男性陣の半ズボン姿も増やされているが、女子たちとのバランスを取ったのだろうか。
関連イラスト
原作一話のみと東映版のみの登場なので、ファンアートでは東映版と同じオレンジの制服姿で描かれることが多い。
実は東映版も初期設定では女子制服が原作・DMと同じピンクであり、ピンクの制服のミホがWJ誌上に載ったこともある。